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奥様は「前進」と評価してるが

2021年04月22日 08時55分08秒 | つれづれなるままに
「婚姻の方式は挙行地の法による」として海外での婚姻に対して「婚姻自体」の有効性は認めたが、日本国内で「婚姻の効力」が発生するのは「婚姻届」が受理された時点からとし、現行の「夫婦はどちらかの氏を選択すべし」とする民法750条を合憲とした判決だった。
これによって訴えた想田・柏木夫妻は「暫定的な婚姻関係」と定義されることになり、すみやかに「夫婦としての氏」を決め、婚姻届けを提出するようにと指摘された。

奥様の柏木さんは「婚姻自体は認めてくれたから一歩前進です」と感想を述べてる。この感想を聞いて、こういう苦労を全くしてこなかった僕には「この程度で喜べるほど現実は厳しいんだ」です。 実際お互いが法的な配偶者と認められないことになるから「日本太郎・花子」的夫婦が得ている権利、特典等々が得られないハンデが残るはず。ほんとにそこの不便はなってみないとわからんだろうな。
「たかが個人の呼び名=呼称」だけの問題、しかもこれからは「デジタル社会だ」といってる(=夫婦関係なんてデジタル戸籍データで管理できるでしょう)のに、「夫婦だから同じ氏にせい」はあまりにも時代遅れではないのか。
この見方で「そんなもんやない」と反論する男性がいらっしゃるなら、「そういう貴方は奥様の氏にせい、すべき」と言われて「いいよ」と認められますか? 
日本の悪習の引きづり過ぎだと思うがな。 ここでも「世界のガラパゴス」になりますよ。
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