未体験音感世界

2023年12月04日 08時54分27秒 | オペラに挑戦
今日は音楽話。 要するに「難しい、歌えない」に始まって、こんな音感 初体験という話です。
今来年7月に向けて ドニゼッティ作「ドン・パスクワーレ」を練習してる。この中で「こんな音の展開させるか」「ありかい」と悩まされる音(メロディ)があって、どうしても音が取れずに悩んでる。これまでも色々悩まされてきたが、これが最悪。歌えるようになる自信無し。

歌えないのを分かって欲しく、先生にこんな泣き言を送った。     
 「162頁の上段三小節目 2つ目の音がとれない。
  ハ長調で読みますが、ミから上のレに飛びます。
  これがやってもやっても捕まらない。 変調したように感じる。
  こういう音の飛び方を経験してない。 だから能力の中に無い。
  アマチュアにはそんな世界があるんですよ という話 わかりますか?」
先生からの返事はこうです。
 「たぶんそこは、前のメロディと切り離して新しく音を取る感じで音をとった方が
  いいと思います! レの音はピアノ(伴奏)の下の音で弾いてくれてるのでそこの
  和音を覚えておく…といった感じで。みんなで歌った時に和音を感じてください♪ 」

先生達は絶対音感を持ってて、譜面の音符見て、即その音が出せる。ぼくにはそんな能力無い。メロディを覚えて、そのまま歌うか、せいぜいそのあたりの和音を感じて音を見つけて歌う(ハモれるってそういう能力)。だから突然別世界の和音でと言われたらお手上げなんです。
さらにこの部分 下のミから上のレに飛べという音形。こんな飛び方、歌人生70年の中で歌ったことがない。脳みその中にそんな「音感世界」がないんですよ。
僕はこういう分析をして、「しょうがないよな」と自分を慰めてます。
みなさんも周りにピアノのような楽器があったらやってみてください。「ミミミミ」と4つ聞いてから、上のレの音が想像できますか? 上のドとかミなら想像できるし、歌えるんですがね。
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