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終った。

2009年08月17日 22時17分04秒 | 父の介護
13日の朝父が逝った。大正4年生まれの、享年94歳だった。
癌の苦痛が出る前に体力が尽きた老衰だった。
父の死に対して望んだこと
 ・過度な治療はしない。
 ・家族で介護する。
 ・最後は自分の家で迎えさせる。
 ・苦しむことのないように。
 ・葬儀は家でやり、家から出棺する。
これらを全てクリアできた。大往生だったと思う。

2年半前に逝った母が盆の入りに家を訪ねてきた。
親父に「貴方、もう十分子供に心配させてあげたわよ。これ以上いるといやがられるから、そろそろいらっしゃい」と話かけたのではとの話がでた。ほんとにその通りではないかと思えた。
「自然の死」を父に迎えさせてあげられたこと、よかったと思ってる。

10月上旬に福井、京都へ納骨に行く予定だ。
今年は納骨と遺産処理で終わりそうだ。住人のいなくなった実家の後始末もしなくてはならない。
でも白州でゆっくりする時間はとれるだろう。僕にはあそこの空気、空間が良薬だから。
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11 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ご冥福を祈ります (甲斐駒の隠居)
2009-08-18 06:17:28
94歳の見事な幕引きとそれを支えた家族の皆さんに敬意を表します
お父さんのご冥福を祈るとともにご家族の皆さんお疲れさまでした

自分の幕引きにどうするかを真剣に考えなければならない自分にとって、理想的でも実現がなかなか難しい今の世の中でこれだけ幸せな大往生、うらやましい限りです
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御愁傷様でした。 (道の駅)
2009-08-18 08:42:58
 色々とお疲れ様でした。
 私も父を送ってからもう直ぐ5年になります。その前後の関係者の疲労状態も思い出されます。
 94歳とのこと、世の中一般からみても、大往生だと思います。ご家族皆様が具合を悪くなさることがないようゆっくりと疲れをおとり下さい。
 また、お互いに次は自分達の番です。色々と考えなくてはいけませんね。
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満足感があります。 ()
2009-08-18 12:36:53
隠居さん 道の駅君 早速ありがとうございます。
2,3日経ちましたが、満足感があります。
今日から諸々事務手続きを始めました。戸主ゆえに母の時より細かいものが多く、まいってます。
20,21日に一度白州をのぞいてこようと思ってます。
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合掌 (コギトくん)
2009-08-18 18:16:13
お父様亡くなられたのですね。
でも94歳大往生ですね。

私の父は88歳で亡くなり3年たちました。
父は自宅に帰りたくていつも「いつ家に帰れる」と言っていましたが、その願いをかなえることもできずに病院で亡くなりました。

岳さん家族の看取りを羨ましく思いつつ反省してしまいます。

合掌
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妻に感謝 ()
2009-08-19 06:56:20
コギトくん ありがとうございます。
近所の方からも「よくめんどうみたね。理想的なのでは」と言っていただきます。みなさん「死に方」を考えてらっしゃる。でもそんな死に方ができないことにも悩んでらっしゃるのですね。
私の場合は妻がやってくれたからとつくづく思います。感謝感謝です。
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ご愁傷様でした (やぶこぎ)
2009-08-19 15:24:28
色々と大変でしたね、お疲れ様です。
49日、一周忌としばらくは気忙しいことでしょうが如何かご自愛ください。

私も去年の2月に義母と父を送りました。
86歳と96歳でした。

落ち着かれましたら一度
ゆっくりとお話でもしたいですね。
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お会いしましょう ()
2009-08-19 16:59:39
やぶこぎさん ありがとうございます。
そうですね。今度ゆっくり飲みましょうよ。今の予定では10月中旬には落ち着くと思います。
似た者どうしじゃないかなと気になってるんです。その時はよろしく。
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ご愁傷様でした。 (しげこ)
2009-08-20 14:33:22
ご家族の皆様が心一つになって送られたのですね。

家族を思い、思ってはいてもなかなかできない事も多い私ですが、岳さんにならってこれから一つ一つ考えていかなくては…と思います。

どうぞ皆様お疲れが出ませんようにご自愛くださいませ。
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元気です。 ()
2009-08-20 21:11:48
しげこさん こんばんは。
だいじょうぶ 家族皆元気ですよ。むしろ満足感を話してます。
生ききることの難しさ、生ききらせてあげることの難しさ 運がよかったのかなと思います。僕も父のようにがんばりたいし、父のように死にたいし、死なせていただきたいと願うのです。
そのための精進 必要なのでしょうか。歳とったのかもな。
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ご愁傷様です (コータロー)
2009-08-21 20:56:27
お疲れ様でした。
特に奥様には、ほんとにお疲れさまでした。(まだお会いしてないけど)
わがオヤジは、認知症がとめどなく進み、
入退院を繰り返すという状況ですが、
オヤジには最後まで教えられてるという感じですね。
死に際で、その人の今までの生き方が顕わになるんだなあということも、つくづくと。
また白州で会いましょう。
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