6/19のBLOGで作家「朝比奈秋」さんのことを書いた。 教えてくれたのが高橋源一郎さんで、またその解説が上手くて、強い興味を持ってた。 図書館で蔵書を検索したが、作家になって間がないせいだろう、文庫等の本が無かった。その代わり「小説新潮」という雑誌が検索に引っ掛かった。 それが写真。

昨年の9月に発行された雑誌で、たまたま「現役の医者が書いた小説」の特集号だったんです。その中の1人にお目当ての「朝比奈秋」さんも入ってた。読めればいいわけだし、どんなものか実感するのが目的で借り出しました。
まず、新鮮な、今まで感じなかったドキドキ感をもって読めました。なぜそんな感じになるんだろうを考えたんですが、源ちゃんも放送の中で触れてたようだが、生身の人間の命を預かって、瞬時に決断して、切った貼ったをやる。そこだけでも我々医者じゃない人間には全く経験できない人間味の世界。さらに、強い階層社会故にうごめく己の欲得の心理。 想像するのと、日々実践してる本人からのレポートではそのドキドキ、ゾクゾク、ハラハラ感が違う、生々しい と思いながら読みました。
他の医者作家のも読みました。「救いたくない命」というのがあって、「こんな人間関係、医者としての感情」そういうのもあるんだろうな でしたね。
やはり、人間自分が経験したこと以外は全く解ってないもので、解かってる部分は世の中のほんの、ほんとにほんの片隅の事実だけってことでしょうね。 源ちゃんが話してた通りです。勉強になりました。 こういう言い方がいいかな。「ノンフィクションなフィクション」。

昨年の9月に発行された雑誌で、たまたま「現役の医者が書いた小説」の特集号だったんです。その中の1人にお目当ての「朝比奈秋」さんも入ってた。読めればいいわけだし、どんなものか実感するのが目的で借り出しました。
まず、新鮮な、今まで感じなかったドキドキ感をもって読めました。なぜそんな感じになるんだろうを考えたんですが、源ちゃんも放送の中で触れてたようだが、生身の人間の命を預かって、瞬時に決断して、切った貼ったをやる。そこだけでも我々医者じゃない人間には全く経験できない人間味の世界。さらに、強い階層社会故にうごめく己の欲得の心理。 想像するのと、日々実践してる本人からのレポートではそのドキドキ、ゾクゾク、ハラハラ感が違う、生々しい と思いながら読みました。
他の医者作家のも読みました。「救いたくない命」というのがあって、「こんな人間関係、医者としての感情」そういうのもあるんだろうな でしたね。
やはり、人間自分が経験したこと以外は全く解ってないもので、解かってる部分は世の中のほんの、ほんとにほんの片隅の事実だけってことでしょうね。 源ちゃんが話してた通りです。勉強になりました。 こういう言い方がいいかな。「ノンフィクションなフィクション」。
朝比奈秋 「植物少女」 貸出予約
48人待ち
かく言う僕も大和の図書館で沢木耕太郎の著書を80人待ちでエントリーしてますがね。
「植物少女」は源ちゃんが番組でとりあげた本ですね。
一気に読みました。2年前の家内の七時間におよぶ手術を思い浮かべながら、患者、家族の知らない世界があるのだと強く知らされた。なんと恐ろしい小説だ。いや、事実はもっと生々しいのだ!
「救いたくない命」は読みました?
近親者、友人に医者はいないですね。だからこんな話は聞く機会が無かったです。読んではみても、やはり「推測の域」はまだ多いんだろう。
看護師は3,4人いますが、世界が違います。