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どん底からの復帰力士

2021年11月29日 18時00分06秒 | スポーツ観戦
冬場所は照ノ富士の初の全勝優勝で終わった。強かった。今は誰と対戦しても負けそうな感じがしないし、負ける要素が見当たらない。体力、相撲技術が秀でてるだけじゃない。インタビューの答えも「こいつはほんとに強いぞ」を思わせる内容だ。勝ってることを鼻にかけるところ、自慢げに語るところは微塵も無い。「1日1番」「責任」を淡々と語る。僕は大成した(する)横綱だと見てるし、白鵬を凌ぐ相撲人魅力を感じてる。
今場所はもう一人、阿炎が活躍した。2,3年前に比べて体も大きくなって、お相撲さんの体になったなと見てる。あの一途な押し相撲は魅力だ。まっ元々力持ってたお相撲さんだから幕内の下位でだったらこれくらい勝っても当然。舞の海さんが初日の優勝力士予想でチラッと「阿炎もありそう」と語ってたのを思い出す。
さて、よく言われることだが、この2人、1人は怪我、1人は謹慎処分でとんでもなく下位に落ち、そこから戻って来た力士ですよね。そのまま腐って、相撲界を去っていく者もいるだろうと思うところだが、この2人は気合を入れ直し、別人になって戻って来た力士。普通には身に付けられない「精神力」を自分のものにして戻って来た力士です。
こういう試練を通った力士がこんなに強くなるんだとしたら、今中入りに名を連ねてる力士さん達はもっと強くなれるじゃないか、精神力がまだまだ弱いんじゃないか、精進が足りないんじゃないか と思ってしまう。「普通には気づけない部分」があるのかもな。
御嶽海はここ何年も期待を裏切り続けてると言われてる。実力は十分ありながら毎場所終盤戦になって取りこぼす。今場所もそうだった。まさに「精神力」なんだろうな。大関になりたかったら謹慎処分受けて幕下まで落ちて、1年かけて戻ってきたらなれるよ。
朝の海 只今謹慎処分中。どんどん番付を落としてる最中。いい前例があるじゃないか。腐るな。「オレも横綱になってやる」の「強い意志」で心を固めてよ。
竜電も立ち直ってきて欲しい。そうそう宇良という復活力士もいるな。
腐るな、ハンデじゃない、より強く変身するための勉強時間だと思いましょうよ。
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