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もう一つの人生と母の病気

2005年06月27日 18時12分59秒 | 母の介護
退職に至った経緯は「退職と求職」を読んでいただきたい。
ともかく、昨年(2004年)6月会社に辞める意志を伝え、10ヶ月後の今年4月末で辞めたのだが、この間に当初の計画を変更しなければならない事態となった。
昨年10月母が突然悪性リウマチを発症し、介護の必要な体になってしまったのだ。リウマチにも2種類あって、どんと悪くなって、ある状態で進行が止まるタイプと、進行が止まらないタイプとだ。母は後者、いまだに関節の変形が止まってない。3,4ヶ月で体の自由がなくなり、半年で自分の足で立てなくなった。今は寝てるか、車椅子に座っているかだ。
父90歳と母80歳は私のマンションの前の一軒家(僕の実家)で2人暮らしをしてました。近くに僕の家族がいたので、それなりに安心感は持っていたと思う。また姉が、未婚の一人暮らしですが、電車で30分位のところで暮らしてます。
母が倒れてから、姉が面倒を看ることになり、実家に移り住んで、介護にあたってる。
さて、こんな家族環境になってしまったわけですが、「僕は夢があって、会社辞めたんだから」と一人かってが出来るだろうか。僕は特に悩むことなく、「よし、しばらくは母の面倒をみよう。自分の夢はそれからでもいいだろう」と決めました。退職時をみはからったかのように、母が重病で倒れる。これは何かの縁です。僕に介護の時間を用意してくれたとも考えられるでしょう。それを振り切るのはきっと後悔に繋がると考えたのです。
リウマチは命を縮める病気ではないようで、今後いつ頃、どんな家族環境になるか予測がつきません。なった状態に対応しながら、自分の次の一歩を決めたいと今は考えてるのです。
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