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「珈琲屋の人々」を観て

2020年06月29日 20時07分51秒 | つれづれなるままに
「珈琲屋の人々」  NHKが昨日まで日曜の夜10時に5回シリーズやってたドラマ

夜10時では見てられないので録画しておくのがうちの流儀。さっき(月曜日午後に)最終回を観ました。濃かった、良かった。素敵なドラマでした。
こういうしっかりした作り、味わい、役者の技量 はさすが日本放送局だなと改めて感心し、楽しみました。
この原作を読んで、「TVドラマにしたい」と思った演出家は民放にもいたろうな。でも民放ではいろいろ制約が出てきて実現できなかった という話もあるんだろう。そこがまずNHKの大きさなのか。そういえば、最近の民放は中身が薄くなってるように見てるけど。 僕はほとんど見なくなってる。番組表すら見ないな。NHKがいいもの作れるのは当然で、そうじゃないと困るし、これからますます「質の差」が大きくなるんだろうな。
さて、作品そのものだけど。 原作者(名前忘れた)のフィクション力にまず驚き。とある商店街で生活する十数人の私生活と、人間付き合いに表れるいろんな関係、想いをきちんとまとめてる。濃いんだな。しっかり捉え、分解し、エキスだけで再構成してる。見事。瞬間、瞬間 「そうそう こう思うよな、こう考えるよな、こういいたいよな」が凝縮されてる。ここはもう演出家の力かもな。
「だから人間って面白いよな。だから生きなくっちゃな。だから楽しまなくっちゃな。」
最後に語らせてた。「幸せって、見つけるものでも、探すものでもないのよ。 そこにあるものなのね。」 うん、真理だろうな。   いいドラマでした。 さすがNHKでした。
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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ドラマは見てないし (kanou37)
2020-06-30 02:39:03
やはり作られているのではないかと、思ってしまう。but but but、作られているものでいいのだ。それは、俺は見てはいないが、録画までしてみた岳さんがそのドラマにより、生きる張り合いを持ち、がくさんのげんじつ世界で生きる力を得るなら、与えてもらえるなら、プラスだ。やったあっ、てなものだ。今、自分にはそういう生きる張り合いが、まるでない。マイナス思考の連続だ。肉親の死、年齢からくる不安、この世全体の不安材料。一日ひとつ、励みになる材料が欲しい。きっかけが欲しい。浮上できないことはよくない。浮上しようとしない自分もよくない。
 がんばろう!
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いくつか決めて視聴する のも手 ()
2020-06-30 08:51:44
kanou37君 おはよう。 今が特別辛い時期だろうし、重いのはよく分かります。 でもそんな時だから逆に「奮い立たせる」までは無理としても、「なごむ」「笑う」「感心する」 そんな小さな感動が必要なんと違いますかね。それは待っててもダメだよ。強引にやってみる、それを続けるのがいいと思います。
ドラマみたいな連続ものはだめだ。好き嫌いもあるし、かえって重くなることもあるしな。
おすすめ番組は以下。 録画しておくとよろしいかと。
 ・ プロフェッショナル 地上波 火曜日 22時過ぎ
 ・ 逆転人生      地上波 土曜日 22時過ぎ(と思ったが)
 ・ 美の壺       BS3 金曜日 19時半
 ・ イッピン      BS3 火曜日 19時半
 ・ 駅・空港・、街角ピアノ BS1 不定期
こんなところにしておきましょう。 お試しあれ。
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見てましたよ、珈琲屋の人々 (ある高齢者)
2020-06-30 09:58:42
日曜の夕方4時半からBS3を楽しみに見てました。メーテルリンクの青い鳥ではないけれど、幸せはすぐ隣にいた、それに気づくことが幸福。
逆転人生、美の壺も見てます。
さらに、高橋君の抑えた演技、草刈君のひょうひょうとした演技もいい。
みんな高齢者を元気づける番組です。
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さしあたって小林稔侍だな ()
2020-06-30 11:06:50
ある高齢者さん この興味の持ち方、文章だと女性だな。 まっそんなことはどうでもいいんだけど、「君」づけは失礼と思い、「さん」で呼ばせていただきます。「さん」なら男性でも失礼ないでしょう。
「高橋克典で行こう」と思ってもそんなに若くないし、あんなに強くない。 今更望んでもせんないのだけど、憧れは高橋さん。でも小林稔侍にはならんといかん。あれが高齢者の理想像。街にああいう呑み屋なくなったな。ああいう集会場があって、芯のある人間が集う、それだけで幸せってものでしょう。
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Unknown (鎌倉霊園正門前太刀洗)
2020-07-23 12:56:43
珈琲屋の人々は、次からはTBSで「火曜ドラマ珈琲屋の人々」として放送するそうですが、TBSの火曜ドラマでの珈琲屋の人々はリメイク版のため、納得がいかない点があります。吉行和子さんがかとうかず子さんに、小林稔侍さんが國村隼さんに、東根作寿英さんが松嶋亮太さんになっていることと、さらに舞台が東京の南千住・三ノ輪橋から横浜に変更されるため、登場する電車とロケ地が洪福寺松原商店街の場合は相鉄線・横須賀線・東海道線に、イセザキモールの場合は京急線と根岸線に、横浜橋商店街か弘明寺商店街の場合は京急線に変更されるためです(高橋克典さん、木村多江さん、倉科カナさん、八嶋智人さん、壇蜜さん、美山加恋さん、山谷花純さんはTBSリメイク版もそのまま続投する)。もう吉行和子さんも小林稔侍さんも高齢化のせいで演じる意味もなくなってしまったことと、東根作寿英さんも未満警察で立て続けに暴力をふるってしまったとかでそぐわない・ふさわしくないことと、作中にたびたび登場した都電の7000形電車も廃車もしくは引退してしまったとかで都電の表情も雰囲気も大きく変わってしまったからです。
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そのやる気は認めるけど ()
2020-07-23 15:51:15
鎌倉霊園正門前太刀洗さん (さん)でお呼びしますね。それにしても「重い」名前ですね。鎌倉在住ですか、それとも縁者のお墓がそこにあるのかな。 地図で所在地を確認し、「太刀洗」という地区があることを知り、全部で40000を超える墓数に驚き。「戸建ての大団地」ですね。にぎやかそう。
詳しいですね。そうですか民放で続きを映像化するんですか。勇気あるな と思います。NHKだからしっかり作った。それを前に前にして、それ以上を作るぞ と考えるんだから。 僕は見ないでしょう。あの話はNHKのドラマで「解った」からね。イメージを落とすことはない。
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遅ればせながら! (でん)
2020-08-06 15:59:50
テレビを見逃したので、文庫本3巻で読みました。中々面白い内容です。各短編とも落ちの付け方が強烈で、ショックを受けました。映像とは違った、いくらでも元に戻りながら楽しめる点もよかった!人生は色々あって楽しめる!そんな読後感に浸っています。有難う!
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本買って読んだ! ()
2020-08-06 17:12:32
でんさん 驚きです。 そうですか、刺激受けて、本買って読んじゃいましたか。 そう言われてみると、ここんとこ小説をゆっくり読むなんてことやってないな。新聞とNETでニュース追っかけてるだけです。
想像を膨らませながら読む うーん、忘れてる感覚。専門家がTVドラマ化してくれたのを見るのがてっとり早くていいです。そう思うと、今のドラマの作りてさんって格段と上達してますよね。さらにNHKは金かけてしっかり作ってくれる、うれしいかぎりです。いい小説、TVドラマでした。こんなのを期待。
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