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女性の地位 アイスランドとメキシコ

2024年10月25日 10時17分35秒 | つれづれなるままに
なんとなく興味ありそうなタイトルのドキュメント番組をよく録画している。昨日今日と2本続けて見たら、それが社会における女性の立場の関するももだった。
一方はアイスランドでの歴史と現状だった。 今全世界で最も女性の地位が高い、男女間の格差が少ない国と評価されてるらしい。 ここに至った原点は1975年のある日なのだそうです。簡単に言えば「国内のありとあらゆる場所で女性が仕事を放棄し、自分達無しでは社会は回らないでしょうを男社会に気づかせた、認めさせた」のだそうです。当初は「スト」と呼んでたそうなんですが、内部から「その言い方はきついわ」となって、「休日」と受け良く呼んだようです。自宅で子育てしてる母親は子供を夫の職場に置いてきて、集会に参加したようです。主婦がこうなんだから、組織で仕事してる女性は職場放棄をあたりまえにやったようです。その日以降アイスランドの社会は変革を始めたのだそうです。国が、社会が小さく、団結しやすかったというのが大きな利点だったとも評してました。
もう一方は今のメキシコです。 こんなにひどいのかよ? 21世紀の今でも? と考えさせられる現状でした。 女性が殺される、レイプされるのは日常茶飯事で、その実行犯も2年ほど服役すると釈放されて、また事件を起こしてる そんな世相だそうです。そんな中でイラストを描くことで、被害者に立ち直る勇気を与えようと,女性全体が団結しよう、尊厳を守ろうとする運動を支えようとしてる若いイラストレーターを追っかけたドキュメントでした。
人間の男と女じゃなく、動物のオスとメスの地位関係に思考が行っちゃうほどのひどさですね。いまだにこんな世界があるんですね。
そしてわが日本を見直してみるわけだ。メキシコのような「暴力的蔑み」はないものの、社会的地位としてはまだまだ格差が大きい。これは国際的調査機関が毎年報告してるから事実でしょう。今だに「結婚したら氏をどちらかにしろ」という、その目的、効果が全く理解できない制度がまかり通ってますからね。
全国一斉に「休日」とまでの団結は難しいだろう。でも満足しないこと、諦めないこと、声を発し続けること これは大事だよね。一つ一つ改善して行くことの先にあるもの そこを信じて。
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