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未完成の魅力

2024年04月03日 10時07分33秒 | つれづれなるままに
4/1の天声人語だったのですが、「未完成であることの魅力とは何だろう」の書き出しでした。どうも気になって、何となく考え続けてるんです。
筆者はなぜ今これを書いたのか、何を言いたいのか? 天声人語ってもうちょっとわかりやすいコラムだと思ってるんだが、スッキリしてない。 で、なんだろうと考えちゃう。
あのサグラダ・ファミリア教会から書き出して、ガウディは「いつ完成するのか?」の質問に、「神はお急ぎでない」と答え、「完成が自分の死後になったとしても、後の者達が建設を続けてくれれば、さらに壮麗なものとなろう」と言ったらしい。
そして「芸術では」と前置きして、未完の名作は多々あると書き、シューベルトの「未完成交響曲」、カフカの「城」「審判」をあげている。
最後に宮沢賢治のことば「永久の未完成これ完成である」を載せ、「穏やかに成長を続ける生き物のように、未完の作品はどこか柔らかく、私たちを魅了する」と括っている。

日頃から社会の有り様に「そんなに急いで何処へ行く?」と否定的に見てて、もっとゆっくりでいいし、人間の生き物としてのスピードで変化できればいいじゃないか と考えてる僕です。
でも社会は芸術じゃないんだから、「未完でいい」とはならない。逆に「いつ完成で、何日から実用可」かを明確にさせられるのが今でしょう。
そうか筆者は僕と同じで「でも、もっとゆっくり行こうよ」と言いたいのかな。
ここに至ってだが、「でも、社会だって結局は常に「未完」じゃないのか?」 なら魅力は?
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