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宇宙人的棋士

2017年06月27日 17時38分22秒 | つれづれなるままに
将棋はやらない僕だが「これはとんでもない快挙」と思うから、BLOGの中に「年表的」に残したく想いを書いておこう。

「14歳がプロデビューから無傷の29連勝」 
「これはもう絶対破られない」と200%断定したいことなんだが、これも人間が作った「記録」でしかないので「絶対」はないのだろう。今だったら「100mで9秒台」の方が圧倒的に可能性大。

間違いなく言えることは「将棋は異次元に入った」ってことでしょう。藤井君は他のプロと完全に違うんたと思うんです。「技術習得の方法」が全く今までのプロとは違う。今までの人は「人」から教わった。彼は人間より強くなったという「コンピュータ」から教わった。
今「コンピュータ先生」は対局中に一手打つ毎に「どっちが優勢か」を評価するらしいじゃないですか。そんな相手に「常に自分が優勢と判断させる手を続けるには」を考えて訓練してるんですよ。「人だから考えられる一手」から「人でも思い着く一手」に進化した「宇宙人」なんですよ。

まっ凄いですわ。よく言われることですが、社会生活のいろんな場所にそんな「AI技術」が入り込んでくる時代なんでしょうね。そんな大胆な変化でなくても、スマホ見ても思いますよ。その技術はどんな論理構成で成り立ってるかを考えられれば、理解も早く応用もできるが、ただ「こうすればこうなる」的に覚える人には「高いおもちゃ」になっちゃう。「脳みそ」の訓練方法を変えていかないと「昔の人」とレッテル貼られて「別扱い」される世界になるかも。
間違いなく「昔の人」だ。レッテル貼られるのはたまらん。その前に「お先に」と行きたい。
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凄い少年が現れたものです (sky)
2017-06-29 10:11:44
テレビでヒフミンおじいさんが「将棋特需」だと言っていた。
実際、解説など彼のテレ時出演が増えたし、将棋会館への出前の飲食店も商売繁盛でしょう。ゴルフも野球投手の青いハンカチも、王子様の出現で一躍脚光を浴びた業界はしばらく時の話題として新たなファンを獲得します。今では駒の動かし方を思い出すくらいですかね。
いっとき、あこがれのチェスを教わって、「チェックメイト!」なんてかっこよく言いたかったけれど、その機会もなく、もう忘れしまい、こちらはどの駒があったか動かし方もすっかり頭の外に。やはり幼児教育の遠淵存す。
「チェックメイト」で思い出しましたが、昔「コンバット」という輸入のTVドラマがありまして、その戦闘部隊間の無線のコールサインが「チェックメイトキング2」、向い懐かしい世の中がゆっくり動いていた時代です。
私も「昔の人」になるんでしょうね。何しろ昭和生ませですから。
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ORとAI ()
2017-06-29 14:30:06
skyさん 蒸し暑いな。雨が降らんのはありがたいが。
そうです、どうあがいても「昔の人」のレッテルは貼られます。貼られるのはしゃくで、意味のない抵抗をするのももっと淋しい。ここは「行く準備、心持ち」ですよ。

昨日先輩とひさしぶりに長い時間はなした。世の中を常に斜めの方向から見るようになったのはこの先輩と会社で小さな抵抗運動をやってからなんです。
先輩との話の中で当然「藤井君と現代」というテーマもでますわな。まっ大まかなところはこの記事の本文で一致してるんですが、コンピュータ利用技術のORとAIの違いはなんだとなって答えがなく、勉強材料になりました。僕なんかが現役のころはOR(オペレーションズ リサーチ)全盛だったんです。今はAI(人工知能 アーティフィカル インテリジェンス)といわれてますね。なにがどう違うんだとなったわけ。2人とも理系ですからね。
表面的でもいい、ちょっとは付いて行く素振りくらいしてないとな。
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