goo blog サービス終了のお知らせ 

練習4日目、あと2日

2023年03月01日 08時12分50秒 | オペラに挑戦
昨日4回目の練習に参加。 1時-5時の練習でしたが、寂しいかな音大の女性3人と大学院生のテノール君と私の5人。そういえば、この会の練習(今までは夕方までだった)は人が集まらない。見方を変えれば、都会の文化事業ってこういうものなのかもしれない。参加者が社会人だから日中は参加できない。なかなか全員集まっては難しいですね。毎回参加してますが、参加予定合唱団員の半分もまだお会いしてないはずです。要は 都会でにわか作りの合唱団構成して、コンサートやる ということが難しいんですよ。 そんな現実を今見てるんでしょう。
1年もかけ、ガッツリ基礎から教えられて、いい舞台に立てる「座間団員」ってとっても幸せなんだな を思わざるを得ません。まだ終わってないし、公演そのものがどういうものになるのかを見てないから早計にいうのは失礼だけど、座間団員の僕は「これってちょっと変」の想いです。でも乗りかかった船、責任もあるから楽しみながら自分なりにいい公演になるよう協力するつもり。

さて今の僕の真の問題は歌力。今日不思議な感じだったんで、そこをお話します。
カヴァレリアは4つの合唱曲があって、後ろの2つが難しい これは僕の見解ですがね。
前半2つはどうにか形になってきてた。問題は昨日クリア予定だった3番目の曲。 これは解りやすく言えば「フーガ風」ってとこかな、各パートが違ったメロディー、詞を歌い、全体で荘厳な雰囲気を作り出す曲。言いたいのは「テノールとバリトンでは全く別物です」ということ。半年前にテノール歌ったからやれる で参加したのに、突然のバリトン担当。となるとこの曲が歌えるかな、覚えてるかなが大きな不安。だから初日からこの曲はバリトン復習を始めてました。
いや~、ほんとに別曲です。頭はバリトンのメロディー、しかし口から飛び出すのはテノールの音程になっちゃう。出だしの「ド」は一緒でも次に行くのがテナは「ソ」、バリは「ミ」、これが合唱の基本。「ミ」で止まりたいのに、脳は勝手に「ソ」に行こうとするんです。
一昨日までで最初の4フレーズを苦労しながら、どうにか「そうだ、こういう曲だった」をつかむところまでたどり着いてはいたんです。昨日朝の散歩時にこの曲メインで練習しました。
何回も何回も間違いながらでも繰り返し歌って行くと、どうしたものか、次のフレーズが何となく出てくるんですよ。脳みその無自覚領域に落ち込んでた「知」がある「きっかけ」でズルズルと引きずられて出てきたような感じなんです。気が付いてみると、中間のとっても複雑なフレーズは「詞」も「メロディー」も無意識のうちに口から出てきて、歌になってるんです。
いや~ これは今考えても不思議な感覚でしたよ。 苦労して苦労してしっかり覚えた「知」は無自覚領域に移行したとしても、きっかけさえあればちゃんと蘇るってことでしょう。7年前だったかな、カヴァレリアのバリトンを必死に覚えた事(泣きながら)を今思い出します。
昨日の練習で3番曲も一通り知が戻ってるのを確認できた。後は細かい所の調整は必要。今日は4番曲の復習日。今朝の散歩時に歌ってみました。同じ現象があったような。「おっ歌えるぞ」です。ちょっと気楽になってきました。
1番2番曲はほぼ暗譜で行ける。3番を今日、4番を明日仕上げればどうにか間に合う。光が見えてきたかな。

今団員の中でLINEが飛び交ってます。主催者もアセリがあるようで、今日明日の練習をどの時間でやるかを決めにかかってます。どうも今日は19時-22時のようです。スカイツリーの下まで行ってきます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 余裕が全く無くなった | トップ | 春が来た »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

オペラに挑戦」カテゴリの最新記事