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ミニコンと個人指導

2018年02月25日 11時03分32秒 | オペラに挑戦
    3/31ミニコンサートのチラシができて、テノールソリストが解った。

ネモリーノ役は「藤牧正充」さんという方のようです。僕は知りません。調べてみるとイタリア ボローニャで研鑽、活躍してきた人のよう。ボローニャは毎年観ることにしてる伊生オペラ歌劇団のある街、なんかつながりを感じる。それだけでも楽しみ。また新しいテノーリを聞ける。当然9月本番のアディーナ、ジャンネッタ、ネモリーノ役が揃ったミニコンになる。

昨夜の練習は男女別部屋での練習。男性の練習には古川先生が来た。(内容によっては奥様だ来る場合も)先生には是非やっておきたい練習があったようだ。「バスパート部隊の特訓」がそれ。
まず発声法の講義から。「今更、改めて」の感だけど、よっぽど気になってたんだろう。「胸声、頭声、頭声で顔の前に焦点を定めた発声」なんて難しい話から始まって、先生の考えるバスとテノールの発声の違い、そんな基礎話をしてくれた。解ったような解らんような。要な「意識して発声し続けろ」ってことだった。
その後はバス部隊4人を対象に個人指導。それぞれに歌わせて、欠点を指摘してくれた。それぞれに長所短所があるようで、こんな笑いが。「この4人はそれぞれのいい所をたし合わせたら素晴らしいバスになるね」だって。僕の場合は「上手く歌おうと力を入れる」ことが欠点らしい。
思い当たる節はある。大勢で合唱する場合、少数のバス部隊の一員として「しっかりバスの声を聞かせたい」と思うところが常にあり、ついつい力ある声を出してるんだろう。もうひとては「せこい話」なんだが、「僕ここまで覚えてるよ」を聞かせたがってるふしもある。困ったものだ。「強い大きい声ではなく、響く声を意識しなさいが」僕に言いたかった指導内容だったようだ。
その後でミニコンでの合唱部を歌い、指導された。そこでは間違って歌ってる発音を数か所と全体の物語性、歌へのノリを指導された。「楽に歌う」感じはなんとなく解るのだが、指導された細かい点に注意をすると癖が出ちゃうし、全員で合唱すると「しっかり歌いたい」が出てきちゃう。
ほとんど覚えてるんだが、今一度原点に帰って細かい点から組み立て直しかな。大丈夫、まだまだ時間があるから。「これもまた楽し」だ。
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OPAの求道者さんへ (sky)
2018-02-25 15:00:34
ドミンゴのようなテナーでも、血圧が上がったのか、舞台を急に降りるときがあった。テナーにはありがちなことです。それに備えて、急遽アリアの直前に「誰か、人知れぬ涙を歌える者はいないか?それだけでいいから。」「ハイ、僕が歌います!」と代役を買って出よう。去年7月のランチ会のノリでね。バリトンで歌っても拍手喝采、先生も奥様もびっくり。
先日メトビューの予告編でマシュー・ポレンザーニの「人知れぬ涙」を聞いた。思いがけず得した気分で、3月上旬が待ち遠しい。
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