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えっ オリンパスが

2011年11月09日 08時32分32秒 | つれづれなるままに
オリンパスがたいへんなことになりました。僕には「カメラはオリンパス」みたいなところがあるんです。
初めて使ったカメラが小学校5,6年生の頃母が買ったオリンパスペンでした。普通1枚の大きさのフィルムに2枚撮れるハーフサイズというやつでした。高校大学時代は何を使ってたか忘れましたが、会社に入り、結婚のお祝いで貰ったのが「オリンパスOM-1」。今は使ってませんが、まだ持ってます。
この頃「カメラはオリンパス」になったようで、十数年前に手にしたデジカメ1号機もオリンパス、次の2号機もオリンパス。今使ってる3号機は還暦祝いで貰った物でオリンパスじゃないですが。
「ニコンの1眼レフ」なんてのは雑音で「カメラはオリンパス」で60年やってきた僕なんです。
そのオリンパスが今回の不祥事。悲しいです。

それをあばくきっかけになったのが外国人の前社長。経営者の公人としての哲学の差を感じてこれも寂しいかぎり。

8日朝日新聞の朝刊に元阪大経済学部長猪木武徳氏のインタビュー記事が載ってます。
 「世界経済の迷走は政治の自由民主主義と経済の市場資本主義の弱点が生み出した結果だ。」
   政治は利益誘導競争になり、財政膨張を生む。
   市場主義はどう規制をかけても、隙を見つけて大もうけを考える人間は消えない。
 「自由民主主義と市場資本主義に変われるシステムは考えられない。」
 「システムを修繕し、精巧にしていかなければならない。でも完成することはない。」
 「人には『ほどほど』『中庸』思想が重要なのでは」

さすが識者ですね。納得させられた見識です。
コメント
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