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半円満退社

2009年06月15日 08時17分56秒 | つれづれなるままに
昨日14日日曜日で造園屋さんを退社した。
丸3年足掛け4年勤めた。最初の頃は「う~ん オレはこっち派だな。綺麗なオフィスで机に向かって30数年違ってたな」と思いながら、やらされることの全てがおもしろかった。
そこに埋没してられればよかったのに、長年教え込まれた「経営とはまず計画ありき、次に留まることのない改善」哲学がよみがえってきて、会社のやりかたに不満がでてきた。「無駄ばかりじゃないか。利益が消えていってるよな。何か手をうてんもんか。」と考えるようになり、現状にあった改善策を提案するようになっていった。
そこからいろいろあったけど、今は「価値観が十人十色のように、経営にもいろいろあるんだ。なにもしない経営もあるんだろうな。それでやっていけて、オーナーに不満がなければいいし、従業員もたいして不満を持たなければそれで成立するんだ。」ということを学んだように思う。
「郷に行っては郷に従え」そのものずばりだったんですね。
僕の持ってる哲学も間違ってはいないと自負はしてる。でもそうじゃない世界もあって、それも認めないといけないんですよね。
一昨日友人の画家さんが「岳ちゃん今晩飲もう」と誘ってくれた。送別の意もあったのでしょう、夜11時頃までおしゃべりしてきた。
僕は組織で仕事をした経験がない、ただひたすら絵を描き、世に出して買ってもらってやってきた。全てが自己責任だった。泣きたくなるほどコケにされたこともあった。いろんな価値観があっていいことを自然に認められるようになった。その分合わない世界、人とはあえて交わろうとも思わなくなった。
これなんですよね。まだまだケツが青いなと思わされました。還暦が近いけど長々とやってきたこと、それも1つの世界でしかなかったのですよ。確かにそれは今の主流かもしれないけど。
コメント (8)
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