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会社辞めて早1年

2006年05月01日 05時58分29秒 | つれづれなるままに
4月末で辞めたから早いものでもう1年がたった。いろいろあって、中身濃くやってきた。
GWにからむ時期なので、会社最終日が何日だったかは忘れた。主だったところへの挨拶も終わり、後はほんとにまわりの人達への挨拶だけを残して自席にいた僕に4時頃上司が「竹ちゃん、帰ってもいいよ」と言った。キチンと5時半まで会社にいようと決めてたところにこの一言。うろたえ、挨拶もそこそこに部屋を出たっけ。「もうここに来ることはないんだ」と考えながら、新宿の街を歩いたっけ。未練とか過去を振りかえる気持ちはなかった。明日からあれして、これしてと前を見てたな。
失業保険、年金、健康保険など社会的手続きに始まり、身の回りのいろんなお荷物を整理し、身軽になるのに半年かかったな。どうにか生活規模も失業者に似合った大きさに縮小できたころ、母が倒れ、また荷物をしょった。これからの介護体制を作るのにまた半年ほどかかった。
神奈川をはなれて、山梨で1人暮らしをはじめられる状況にできたのが、やっと年末だった。問題はまだあった。林業関係の職がみつからない。森林組合にも行った。県庁にもいった。林業の衰退を実感し、国土の将来の不安を大きくしただけだった。
ぶらぶらしててもしょうがないので、昨年末今の職場に直接「使ってください」と頼みに行った。造園業だ。森には入れないけど、木と土には触れてられる。運もよかったようだ。昨年働いていた男性が現場での怪我から辞めたいとの申し入れがきてたようだ。
1月10日から働き始め、4ヶ月信頼もされてきたようだ。仕事をまかせてもらえるところまできた。社長もいろいろ教えてくれる。ロープの結び方の本を「勉強して」と貸してくれた。きつい駄目だしもあるけど、期待されてるからだと考えるようにしてる。
一方林業の方はますます暗くなってきてる。森林組合に勤務する友人が「辛い。会社辞めてなんでこんな辛い仕事しなきゃならんの。辞めるよ。」ともらしてる。今の造園業でも手がいたくてたまらんのに、体力派の僕でも大いに不安がある。
今の会社 おもしろいし、居心地も悪くない。期待もされてるようだし、商売の面でのお手伝いもできそうだ。しばらくはここでがんばろうかと考えてる。「森の再生」は違った形での参画を探そう。なにかあるだろう。

この1年 ほんとに中身濃くおもしろかった。こう振り返れる自分は幸せもんだと思う。団塊世代 いろいろ言われてるけど、生きるのは自分。こんなことしたいとの希望(夢なんて大きくなくていい)をもって、早く世に出てください。動けば必ず道があります。動かないと道はできず、そこに留まって、しぼんで行くのを待ってるだけです。何も怖いものはないです。30数年やってきた自分の能力を信じて、動きましょう。
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