カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

無意味でもやる異常な国

2009-08-26 | culture
 昨日は職場の不在者投票を実施した。
 ところで、今回は国民審査も同時に行われた。事前にある程度説明するが、誰もそれで理解できるわけがない。この状態で判断できる方がどうかしているというべきだろう。意味のないことを強要するのは、無駄という以前に罪なことだと思う。
国民審査
 しかしながら、これだけ馬鹿げたことを過去20回も繰り返しているという事実は、日本という歪んだ国の実態そのものだろう。誰も納得できないし、誰しも疑問を抱かずにいられなくても、粛々とやっているわけだ。結局それはやらされている方だって無責任ということであって、間違ったことであろうと、ルールなら守ってしまうような無自覚な羊たちが多いということなんだろうと思う。いいかげんそのような過去とは断絶する勇気が必要だろう。王様は裸なんだから。
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どっちが異常なんだか…

2009-08-25 | HORROR
人間ドック受診者「異常なし」10%割れ
 なんというか、ごくろうさん。
 まあ、体に異常を感じる人が人間ドックを受けている可能性もないではないが、90%以上が異常(洒落ではない)という結果を出す施設の方を信用する方が異常だろう。ある程度の異常値のある人こそ正常な人と考える方が自然で、異常なしの10%の人は、却ってどこかおかしいと自分のことを疑った方が良い。健康すぎるのは、もはや正常値ではないのだ。
 そういえば、あんまり精密な検査をすると、かえって当たり前にポリープなどが発見されたりしてストレスになり病気になる、なんてことも言われている。知らなければ長生きしたかもしれない、なんていうジョークもあるくらいだ。こんな検査をしているようでは、医療の信用はかえって落ちていくことだろう。
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空腹を遅らせるヌードルを開発

2009-08-25 | 時事
空腹を遅らせるヌードルを開発

 思わずダイエットネタだと思ってしまったのだが、北朝鮮が開発したということでは180°意味が違うらしい。高カロリーでもあるようで、そのままダイエットに転用できるのかは未知数だ。しかし、これ一食で済むとしたら、あんがい使えるのかも、という興味はないではない。
 元ネタ記事の写真を見る限り、あんまりうまそうでないのはちょっと残念。
 本当においしく飢えをしのげることをお祈りいたします。
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戦艦ポチョムキン

2009-08-24 | 映画
戦艦ポチョムキン/セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督

 映画の中の映画だとか、世界的大名作だということはさんざん聞かされていて、そういうことではあるけれど何故だか見逃していて、そのまま無視して観なくてもいいような気にはなっていたわけではあるけれど、やっぱりあれ見てないの?というようなことをいう若者とは今は付き合いが無くなったにせよ、今更だとは思っても何となく英会話を勉強したくなるようなことはある訳で、つまりは思わず目にとまった折になんともなしにレジまでもっていくような行動を敢行できたおかげもあって、やっと名作を堪能する機会にあいなったということである。
 いや、妙に長いセンテンスで言い訳をいう必要もないわけであるが、名作と言われる古典作品を観る場合は多少の根気も必要かと覚悟くらいはしていたものの、実に単純に楽しんで観賞することはできた。いや、面白い映画ですね、流石に。
 この映画では当然「オデッサの階段」の名シーンだけでも観るべきだということがいわれており、もちろん僕はその場面に出くわして直ぐに、ああ、そういえばこれは観たことがあるような気がするなあ(いかに多くの映画がこの場面をパクって〈オマージュともいうらしい〉いることか)という感慨とともに、なるほどなるほどと二回ほど膝を打つように見入ってしまったのも確かで、古いといえば古いけれど、大仰といえばその通りだけど、流石に迫力があって凄いものだなあとは思った。もちろん、映画を観終わった後に再度そのシーンはピックアップして再見した。
Battleship Potempkin - Odessa Steps scene (Einsenstein 1925)


 しかしながら、もともとは食事用の肉にウジがわいていることに怒った船員たちの暴乱が引き金になるわけで、そういう意味では食い物の恨みは恐ろしいということが改めて言えることで、もともとの抑圧のはけ口となるきっかけがそうであるとはいえるにせよ、ひょっとするとそういう具合に革命というものは起こってしまうのかもしれないとも思ったのだった。
 いづれにしろ、日本人なら我慢強く辛抱して終わるのかもしれないとも思う訳で、ある程度の血の気の多さが無いと、世の中というのものは変わらないのかもしれない。
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チャリティ番組の問題と寄付を断られること

2009-08-24 | culture
「24時間テレビの過ち」「ヌードで寄付を拒否される」

 根本的にチャリティ番組じゃなかったという事実はかなり痛い。しかし、これはテレビ局の構造的な問題だということも分かる。災害地の義捐金のことを思うと、たとえ日本の文化であっても寄付というものが根付いていない訳では無いことは分かることだ。それを利用した商売をやろうとすることと、それを見て見ぬふりで盛り上げることはある意味で同罪なのではないかという疑問もわく。
 しかしながら僕は、どの局がチャリティで、どの局がお祭りなのかさえ理解していなかった。そういえばこの間一日中やっていて子供が見ていた番組は、チャリティですらなかったのか、と今初めて気づいた。ああいう長時間特別番組は、テレビ局の社会貢献のためのものだと思っていたようだ。僕が勝手に勘違いしていたにしろ、そういう意味でも文化的に罪深い番組であるような気がしてならない。いいことをしたいという欲求の受け皿として、偽善が混ざっているという受け皿の怪しさは、裏切り行為もいいところではなかろうか。方針を転換して改める気が無いのであれば、もう止めるべきなのではないか。

 もう一つの話題である若槻千夏は、行為としてはそれなりに偉いように見えて、しかし理解されないのなら意味が無いところが痛い。
 しかし教会などの寄付問題では、このようなことはしばしば歴史的に問題になっていたことではあると聞いたことはある。例えば極悪人が寄付する金と善良な人が寄付する金は、そもそも価値が違うのではないか。使われることがいくら善であっても、元になっている金が悪行によってもたらされているのであれば、意味が変わるのではないかということのようだ。これは僕にはよく分からない。そうであっても必要なところに金がいかない問題はどうなるのだろう。どうしても、そこのところが気になる。しかしやはり悩ましい問題であることは確かにそうだ。
 若槻問題に戻ると、そもそもモトの企画に問題がありすぎるようであるので、個人がかわいそうな気がするのかもしれない。単なる脱ぎ損というか。そういう男気(心意気)が報われないというのは、やはりお金には色があるということの証明ではあるようだ。あしながおじさんの寄付のような匿名性が必要なのは、寄付としての王道なのかもしれない。しかしやはり寄付という善行を動機として脱いだということを考えると、上手くいかないことがあるということを含めたギャブルであるということも同時に理解して行う必要があるということだろう。いまさらその金を引っ込めるわけにもいかないだろうし、出来るだけ自分の納得のいくところを探し求めるより他にないのではなかろうか。
 しかしこのような善行のためということで、いわゆる苦行を強要するようなことを、もっと厳しく糾弾する必要もあるような気がする。若槻は単なる詐欺にあった可能性があるのではないか。
 いいことのためにという前提の他に、どれだけ信用のあることなのかという疑問は、寄付という行為の中に必ず持っておくべき心構えなのかもしれない。
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そういえば選挙期間中という感じの日曜日

2009-08-23 | 時事
【自民党ネットCM】ラーメン篇


【自民党ネットCM】プロポーズ篇


【自民党ネットCM】ブレる男たち


 ネガティブキャンペーンってやつですね。いや、面白いですよ。そのまんまだけど…。

 しかし、なんだか共産党の演説みたいな感じもするんですよね。すでに野党としての風格が出てきたような、そんな感じです。
 そういう印象って、今という時代を本当に感じさせるものなんだろうか。僕には少し分からなくなってきましたね。ちょっとリアルな感じがしないんですよ。
 面白がってもいる反面、ものすごくいろんなことがこれから揉める事になるんでしょう。ある意味で忙しくなりそうです。




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嫌われたい

2009-08-23 | 雑記
効果四倍新虫除け剤
 通勤中に車の中に蚊がいて、運転に集中できなくて、危うく死にそう(対向車と衝突しそうになった)になったことがある。蚊は命を奪うこともあるということだ(大げさ)。
 さされること自体はたいした痛みじゃないけれど、だからといってさされてもいいという寛大な気持ちにはどうしてもなれない。僕は蚊に嫌われる存在でありたいと切に思う。
コメント (2)
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小説家

2009-08-22 | 読書
小説家/勝目梓著(講談社)
 小谷野敦が随分褒めていて、買っておいたもの。やっと手にとってみると、彼の言うとおり面白くて、ついぐいぐい引き込まれて読んでしまった。バイオレンスとエロの作家としか認識していなかった(高校の頃、この作家ばかり読んでいるバカっぽいエロ先輩がいたので、なんだかそのまま馬鹿にして読む機会が無かった)ので、かえって新鮮というか、意外な感じもして楽しめた。
 自伝というか、私小説なのだが、時代の中で行き当たりばったりのようで、妙に自分に正直な人生を赤裸々に描いていて、非常に力強いものを感じた。子供の頃から苦労しているという感じで、その頃の日本人は多かれ少なかれそうなのかもしれないが、戦争というのは、その後の彼にとっても、やはり大きな影響があったのではないかと思われた。
 女性遍歴も素直に語られ、現在は老人となっている視点も交えて、客観的に当時の自分を振り返ることもなされており、なるほどと思わせられることは多かった。結婚してからはまるで檀一雄の「火宅の人」の世界になっていき、作家になろうとする創作の葛藤を交えて、愛人と上京し、その上で別の女と所帯を持つというような状態になって、純文学から娯楽小説へ転身する心情を語りあかしている。
 仕事を転々としながらも、朝早起きしてコツコツというかぐいぐい書きまくる姿には、感動的な躍動感さえ感じさせられる。いろいろあっただろうことはそうなのだが、やはり作品を書くという実行の一点だけでも、ただの文学青年とは決定的に違うものを感じさせられた。そうして作家としては成功していくのだが、同時に書くということへののめり込み方もまた異常になっていき、どんどん破綻していくような、妙に無軌道な道筋は変わらなくて、この危うい作家の人生が、人間という不思議さを見事に表しているように思われ、感動してしまうのであった。少なくとも凄い作品を読んでいる、という読書の充実感が味わえ、この本を手に取ることができたことが幸運に思えた。
 自分のことでありながら、何かに憑かれたように女を変えてあえてまずい状態に身を置いていき、その罪に苦しみながらその贖罪のために作家として身を立てようとしているようにも見える。結果的に開き直り、延べ三人の娘がいながら、エロとバイオレンスに染まった作風をあえて本名のまま量産するという姿も、かえって彼らしい姿であることは読み進むうちに納得がいく。彼は誰も欺きたくはないのである。いや、その時々においては自分の都合のいいように解釈して行動していたのかもしれない。だからこそ取り返しのつかない重大な罪(女の人たちは、それぞれ悪い人たちなのではない)を重ねていっているのだけれど、強引な自分の欲求を正直に貫き通すような信念も、同時に持ち合わせているということは間違いが無い。
 太宰治のような人には、甘えと同時に自分に酔うナルシスト的なものがあって(そこがいいのでもあるけれど)、破滅することが喜びのようなところがあるが、勝目梓の場合だって、マゾ的な生き方であることは感じられるにせよ、決してそのことを本当には喜んでいないというか、逆に戒律的なもののように自分の運命に課しているように感じられて、理解できない行動も多いにせよ、一種の潔さというか、かえって純粋なものが感じられるのである。そうして結果的にこのような文学作品を残すことになったのだから、勝目梓は偉大な作家なのではないか、という感想をもった。
 結局今に至ってもあまり評判にあがらない結果になっているにせよ、これはやはり隠れた名作というべき作品であろう。
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お好み焼きロボットの恐怖

2009-08-22 | culture
お好み焼きを作るロボット
 
 僕より上手いことは確かだ。しかし、少し焦げているような気もしないではない。率直な印象としてはユーモラスで微笑ましい。

 しかしコメントの反応はかえって不思議な思いもする。もちろん冗談も交じっているとは思うが、海外の人は頭が固いなあという感じ。映画の影響を簡単に受けるような単純さを感じさせられる。まあ、それは日本人も同じだけど。
 お好み焼きロボットが反乱をおこして人間を襲うようになる未来がそこまでやってくるというのは、僕には楽しみではありますね。人間よりましかもしれないですよ、実のところは。
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うっぷん晴らし

2009-08-22 | 時事
選挙ポスター宮司剥がす

男がマイク奪い「うるさい」

 なんとなく気持ちが分かる。けど、やっぱり可笑しいというか、選挙ってどこか滑稽なところがあるような気がする。不謹慎ながらもっとやってほしい。
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世界を驚かせた大ジャンプ

2009-08-21 | 時事
 まずは映像から見てください。

MEGAWOOSH - Bruno Kammerl jumps


 思わず「凄い」と感激してしまいました。下手すれば死ぬんじゃなかろうか。







 でも実は、この映像はCGなんだそうです。最近でもNHKで取り上げられて話題になったそうですが、種明かしはマイクロソフトの宣伝のための巧みなマーケティング戦略により仕組まれたフェイク動画なのだとか。
 それにしても、これは人に紹介せずにいられない衝動に駆られますよね(僕のように)。そうして既に250万に届きそうな勢いの視聴者を世界中から集めているわけです。人をだましているということではあるにせよ、ジャンプのみならず、実に見事と脱帽したのでした。
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こんなに肝のすわった人だとは…

2009-08-21 | 時事
酒井法子覚せい剤容疑で逮捕!問題のシーン


 こういうの見てると、つくづくテレビってずるいメディアですね。たとえ映像に映っているものであっても、簡単に嘘はつけるという見本みたいなものです。
 でもまあ、僕は「ぽぽぽぽ」は流石にどうかとは思うものの、なんだか一連の流れで、かえってのりぴーのファンになっちゃったことも確かである。以前の大根の痛々しいノリより、こっちのほうが完全に魅力的で面白いんじゃなかろうか。逃げ方も性根の座った極道っぽいし、旦那より数段大したタマという人なのかもしれない。何より本当に悪いという貫録が違います。プロですね、これは。日本にもやっとスターという感じの人が出てきたなあと、素直に感じます。
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雑誌に動画

2009-08-21 | 雑記
雑誌に動画広告
 いつかは出るとは思っていたけど、実際にはなんだかうるさそう。
 まあ、すでに携帯で動画を見ている人は増えているようだし、すごいことなのに案外インパクトがない感じがするのも確かだ。
 子供のころにウォークマンのような新製品が出るとわくわくするような気分になったものだけど、今はすごいことが起こっているにもかかわらず、簡単にスルーされているような感じもする。何が凄いのかすらなんだかよくわからなくなっているのかもしれない。
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妖怪電車(境港では無い)

2009-08-20 | 時事
妖怪電車
 個人的には興味あるけど、もう息子たちは喜ばないだろうことを考えると微妙に残念だ。
 しかしながら電車という閉塞空間にあっていつまでも驚かされる怖がりな子供の立場からすると、こんな電車に乗せられたことをどのような思い出として生きていくことになるのかとも思った。
 たまたまこんな電車に乗ってしまったというようなことがあるともっと面白い気もするが、同意なしにこんなことはやはりできない相談であろう。やっぱりなんとなく残念である。
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水ものだというけど、もう決まったような…

2009-08-20 | 時事
ブログ書き込み竹原市長
 確信犯でぐいぐい攻めていく感じがいいですねえ。こんなに正直ものが日本の政治家にいるなんてことが、ほとんど奇跡のようです。ま、役人は馬鹿な判断しそうではあるけど、この人だってある意味でイノシシなんですから止めようがないのでしょう。

 しかしかなり前から制度のほうがおかしいといわれながら手がつけられず、おかしいものでも決まりだから守るというような国民性だから結局何にも出来ないのだというような思いがあったわけで、実際にブログ更新を停止してしまう人たちがほとんどだろうと思われる中にあって、一番当局からマークされてる人だけが堂々とやっちゃってる現実をみると、結局何が正しいのかさえ分からない人ばっかりの傍観者ばっかりの無責任な実態がにじんでいるように見えて、改めて情けないなあと思う選挙期間であります。
 良く知らないけど、おそらくこれが米国なんかだと、ごくふつうに「私は誰を応援するし、みんなもそうして!」なんて書き込みが増える時期こそ選挙なんだろうと思う。国民性があるとしても、それなくして民主主義もへったくれも無いというのは考えたほうがいいのではないだろうか。と書いて、僕はもう興味無いんだけどね(理由書くのめんどくさいので、放棄)。

追記:ここが変だよ公選法
 現時点ではどうにもならないにせよ、いい加減にネタ以外でも何とかしないといけないんじゃないでしょうか。
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