カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

義堅い人間じゃないけど

2009-03-26 | 

 いつの間にか休止状態の続くダイエットを緩やかに再開することにした。目標は6キロから7キロ減だが、6月いっぱいまでを一区切りにすることにする。スタート時はモチベーションが高いのでいい結果を期待し過ぎるわけだが、基本的に着実に刻むことが何より大切だ。減りすぎは失敗のきっかけになりかねない。
 さてしかし、ダイエットの基本である少量を食うというのがやはり簡単ではない。ダイエットと思うだけで腹が減るような状態になるので、かえっていつも食べ物を探している自分を発見する。昨夜も宴会で、刺身の盛り合わせに中華風野菜炒め、天ぷら、から揚げ、白身魚のあんかけ風、寿司各種ネタ、個別に牛焼き肉があり、〆はわんこ蕎麦。食ったのはいわしの刺身と白身魚、串の焼き鳥と牛肉。山のように余っている天ぷらは完全に無視し、寿司は席から遠かったので簡単にスルーできた。ある程度の勝利感は味わえる空腹感が残った。
 実はダイエットにはこのような宴会は割合都合がいい。積極的に残すという行為がモチベーションの維持には効果があるのだ。もったいないという道徳観が邪魔をするというは分かるが、金を払って何もないということの方が困るわけで、つまりそんな感傷は偽善にすぎない。その上に自分が胡坐をかいて甘えるので、もったいない論は偽善よりタチが悪い。特にダイエット中は、ゴミ箱に捨てるのも胃袋に捨てるのも同じ行為だと悟るべきだろう。胃袋に捨てることが、さらに罪深いのだ。
また、目に見えて残っている食材を眺めることで、達成感を得ることもできる。かぶりにして持ち帰ると二次会のつまみや家族のためにもなる。残すということができるかできないかというが、ダイエットを実行しているのかどうかという証明でもあるのだと思う。
 その上酒が入るので、いろんな人についで回ることで食べ物から離れることができる。他人のテーブルで食べ物をつまむというのはほとんどできない。だいたい話が長い方だから、一度席を立つとなかなか戻らないので結果的に食事の機会を逃す。食わずに飲むので早く酔って、そういう意味でも経済的である。翌日は胃がつらいが、体を壊すとさらに食えなくなるのでまたまた好都合だ。
 しかし二次会に強引にさそわれて、ポテトチップスなんかをつまんでしまう。普段ほとんど口にしないが、ポッキーも食べたと告白します。でもチーズは意地で無視したので、それは評価してほしいところである。
 実は今日も宴会で、会場は座敷らしいと聞いているので、おんなじ戦法が取りやすいとは思っている。不味ければさらにいいだろう。しかし二次会がやはりカギになるようで、つかまらないで帰ることができるかどうか。それなりに義理があるのが夜の最大の悩みである。
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