私は近年、選挙のたびに週刊文春の予測記事に注目して、SNSで紹介しています。ほかの週刊誌、新聞社、通信社の予測に比べ、なかなかよい予測をしてきた実績があるからです。週刊文春は、本年10月21日号に「10・31総選挙 自民、想定外! 289全選挙区完全予測」と題した記事を掲載しました。
この予測記事は、政治広報システム研究所代表の久保田正志氏と同誌編集部が情報分析を行ったもの。
記事は、内閣支持率の低さを指摘し、甘利氏の幹事長起用等の影響に言及。
議席数の予想は、自民党は現有の276議席から32議席減の244議席。単独過半数(465議席中の233議席)は辛うじて上回るというもの。内訳は、選挙区で210⇒171、比例区で66⇒73。
ただし、久保田氏は「4年前の選挙では激戦区が70程度でしたが、今回は120と一気に増えました。復党問題への対応や閣僚の失言など一歩間違えば、激戦区はひっくり返る。そうなると単独過半数割れも現実味を帯びてきます」とも予想。
岸田首相が目指す任期中の憲法改正については、「改正発議に必要な3分の2、310議席には全く届かない」との見立て。
公明党は、現有29議席から4議席増やして33議席。自公の与党で、合計277議席と予想。仮に自民が単独過半数割れになっても、自公では過半数を維持できるという予想と読めます。
立憲民主党については、現有の110議席から5議席増やして115議席と予想。選挙区では48⇒81と増加だが、比例区では62⇒34と激減。差し引きではわずか5議席の増。
自民が減らす分、共産が12⇒17、維新が10⇒26、国民が8⇒12などと野党が増加と予想。立民は伸びず、共産、国民に成果を取られ、維新が躍進するという感じです。
今後、投開票日までの18日間に、何が起こり、世論はどう動くか。注目していきたいと思います。
この予測記事は、政治広報システム研究所代表の久保田正志氏と同誌編集部が情報分析を行ったもの。
記事は、内閣支持率の低さを指摘し、甘利氏の幹事長起用等の影響に言及。
議席数の予想は、自民党は現有の276議席から32議席減の244議席。単独過半数(465議席中の233議席)は辛うじて上回るというもの。内訳は、選挙区で210⇒171、比例区で66⇒73。
ただし、久保田氏は「4年前の選挙では激戦区が70程度でしたが、今回は120と一気に増えました。復党問題への対応や閣僚の失言など一歩間違えば、激戦区はひっくり返る。そうなると単独過半数割れも現実味を帯びてきます」とも予想。
岸田首相が目指す任期中の憲法改正については、「改正発議に必要な3分の2、310議席には全く届かない」との見立て。
公明党は、現有29議席から4議席増やして33議席。自公の与党で、合計277議席と予想。仮に自民が単独過半数割れになっても、自公では過半数を維持できるという予想と読めます。
立憲民主党については、現有の110議席から5議席増やして115議席と予想。選挙区では48⇒81と増加だが、比例区では62⇒34と激減。差し引きではわずか5議席の増。
自民が減らす分、共産が12⇒17、維新が10⇒26、国民が8⇒12などと野党が増加と予想。立民は伸びず、共産、国民に成果を取られ、維新が躍進するという感じです。
今後、投開票日までの18日間に、何が起こり、世論はどう動くか。注目していきたいと思います。