ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

「ドキュメント 日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される」をアップ

2022-07-28 16:32:08 | 時事
 マイサイトに「ドキュメント 日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される」を掲載しました。事件発生から3週間目までの記録です。
http://khosokawa.sakura.ne.jp/opinion13-08.htm
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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される11

2022-07-27 13:01:14 | 時事
●統一教会の政界での暗躍(続き)

20220722
<報道>
 日刊ゲンダイの記事より。

ーーーーー
 ・・・昨年までの35年間で消費生活センターなどが受けた統一教会に関する相談は3万4537件、被害総額は約1237億円に上る。弁護団によるとそれも「氷山の一角」だという。これほど被害が膨らんでいるのに、なぜ警察は一向に捜査に動かないのか。
 そこで興味深いのが、統一教会問題を30年以上、追い掛け続けている参院議員の有田芳生氏の証言だ。
 安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者(41)の母親が統一教会に入信したのは、1991年ごろ。有田氏は95年、警視庁公安部の幹部から「統一教会の摘発を視野に入れている。相当な情報源ができた。金の関係から入る」と打ち明けられている。しかし、摘発はなかった。
 有田氏がこう続ける。
 「10年後、元幹部に『今だから言えることを教えて欲しい。なんでダメだったのか』と聞いたら、答えは『政治の力だった』の一言でした。警察は個人名を含めた全国の捜査リスト『統一教会重点対象名簿』を作り、実際に動いていたのですが」
 「全国連絡会」の紀藤正樹弁護士も、会見でこう指摘していた。
 「統一教会のような伝道、経済活動、合同結婚式の3点セットがすべて違法となる集団は世界中どこにもありません。我々はすべて民事事件で解決してきました。普通はどこの国でも、これだけ問題を起こせば途中で刑事事件になります。日本だけが放置され、信教の自由の御旗の下に許されてきたから現実に今、統一教会がある」・・・
ーーーーー

 警察が統一教会を捜査し摘発しようとすると、政治的な圧力がかかってストップさせられる。その圧力は、統一教会と関係の深い政党や、警察に影響力のある政治家からかかったものでしょう。
 統一教会系の国際勝共連合の創設にKCIA(韓国情報部)が関わったことはよく知られています。私の推測ですが、その後も統一教会のバックにKCIAがあり続け、日本の政党や政治家のスキャンダル情報をつかんでいて、それを使って統一教会に協力させたり、霊感商法等の問題をもみ消させていたのではないかと思われます。

20220723
<ほそかわ>
 戦後日本の新宗教の歴史を振り返って、政治との関係で大きな問題だと私が思うことに、次の三つがあります。

1.創価学会の最高指導者・池田大作氏は、婦女暴行・多額献金等の多くの疑いを受けながら、国会に証人喚問されなかったこと。(長期重病説、既に死亡説、ミイラ化して保存説等あり)
2.オウム真理教に対し、公安審査委員会は破壊活動防止法による解散請求を棄却し、また一連の裁判ではロシア・北朝鮮との関係がまったく取り上げられなかったこと。
3.霊感商法・合同結婚式等が大きな社会問題になった統一教会が、宗教法人法に基づいく解散命令を受けず、家庭連合への名称変更を認証されたこと。

 これらのうち3の問題が、安倍元首相殺害事件によって、期せずして浮かび上がりました。
 日刊ゲンダイに前川喜平・元文科事務次官が、この問題について語っています。名称変更問題の時に、文化庁文化部宗務課長、のち文科審議官だったとのこと。嘘の多い人物ゆえ、どこまで事実を語るつもりか、何か政治的な目的があるのかどうか分かりませんが、当時の省庁の担当者の話として興味深い内容です。

ーーーーー
前川喜平・元文科次官が明かす「統一教会」名称変更の裏側【前編】「文化庁では教団の解散が議論されていた」

 (註 リード)・・・霊感商法や合同結婚式などによる被害が明るみとなり、1980~90年代に大きな社会問題となった旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、名称変更で実態をゴマカし、組織維持を画策。所轄庁の文化庁は突っぱね続けていたが、第2次安倍政権下の 2015年8月に認証した。一連の動きの背景で何が起きていたのか。・・・
(註 前川氏)僕が文部省の外局である文化庁の宗務課長に異動した1997年、旧統一教会が「世界基督教統一神霊協会」から「世界平和統一家庭連合」に名称を変更したいと認証を求めてきた。「事前相談」があったのです。・・・
 宗務課がどう対応したか・・・組織の実態が変わっていなければ、規則変更は認証できない。そう判断し、申請を受理しなかったのです。申請を受けて却下したわけではありません。水際で対処したのです。・・・
 霊感商法で多くの被害者を出し、損害賠償請求を認める判決も出ていた。青春を返せ裁判などもあった。「世界基督教統一神霊協会」として係争中の裁判もあり、社会的にもその名前で認知され、その名前で活動してきた実態があるのに、手前勝手に名称を変えるわけにはいかない。問題のある宗教法人の名称変更を認めれば、社会的な批判を浴びかねないという意識はありました。
 オウム事件後の宗教法人法改正で慎重対処に転換した矢先だった(註 小見出し)・・・(註 前川氏)宗教法人をより注意深くチェックして慎重に対処し、怪しい教団を認証しない考え方へ大きく変化しました。そうした中、名称変更の認証を求めてきたのが統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だったのです。・・・
 オウム真理教による一連の事件を受け、1996年9月に改正宗教法人法が施行されました。僕が98年7月まで在任していた文化庁文化部宗務課でも、所轄する統一教会について議論になりました。公序良俗に反する宗教法人を解散させることはできないものかと。・・・
 宗教法人法は第81条で解散の事由をこう規定している。

▼法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をしたこと。
▼第二条に規定する宗教団体の目的を著しく逸脱した行為をしたこと又は一年以上にわたつてその目的のための行為をしないこと。

 ・・・(註 オウム真理教に対してと同様に)統一教会にも公共の福祉の侵害や宗教法人の目的逸脱などの規定を適用できないものか。信者が引き起こした刑事事件はいくつもあり、教団側が敗訴した民事裁判もたくさんある。内部で検討はしたものの、当時は厳しいとの結論に至りました。
 こうした経緯からも、統一教会が求める名称変更を文化庁が認証したのは、方針の大転換だったのです。20年近く押し返してきたわけですから。第2次安倍政権下の2015年8月のことで、僕は事務次官に次ぐ文科審議官のポストに就いていました。(後編につづく)
ーーーーー
 
 後編で政治家個人の名前を挙げて批判するかな。当時の総理大臣が安倍氏、文科相が下村氏。

20220726
 東京新聞の記事より。日刊ゲンダイに前川氏の記事の後編が掲載される前に、東京新聞が独自取材を加えた記事を掲載。

―――――
旧統一教会、19年越しで名称変更のなぞ 下村文科相在任中に突如実現

 安倍晋三元首相銃撃事件にからみ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治の関連が問題化する中、そもそもなぜ「旧」統一教会となったのか、をめぐる疑問が浮上した。旧統一教会側は1997年に名称変更を当時の文部省(現文部科学省)文化庁に相談したものの、同庁は水際で拒否。以降、名称変更は認められてこなかったが、2015年の下村博文文科相時代に突如、変更が認められた。いったい何があったのか。(特別報道部・宮畑譲、中山岳)

◆1997年の申請拒否が前例だったが…
 97年、旧統一教会が求めた名称の変更を断ったのが、当時、文化庁で宗務課長を務めていた元文科次官の前川喜平氏だ。その前川氏が25日、「こちら特報部」の取材に応じた。
 「いくつも訴訟を起こされ、社会的に問題がある宗教法人。そして、その実態は変わっていなかった。『申請されても認められない。申請しないでください』と伝えて断った」。前川氏が振り返る。名称を変更するには、社団法人などの定款に当たる規則を変えなければならない。申請があり、問題がなければ、文化庁が認める形を取る。
 この申請拒否が前例になり、そのまま18年が過ぎた2015年に突如、旧統一教会の名称変更が持ち上がった。文科審議官に就いていた前川氏は、文化庁の宗務課長が報告に来たことを覚えている。規則の変更は文化部長が決裁する。しかし、これまでの判断を覆して名称変更を認めるとは尋常ではない。
 前川氏によれば、日本の官僚は「官僚は間違ったことをしない」との前提に立つ。従って前例踏襲となる。それを覆すには強い動機が必要となる。

◆覆った前例踏襲「政治の強い意図が分かった」前川氏 
 「それまで何年も続いてきたことが変わる。これは役所にとっては大変に大きな出来事。それに教団は多くの問題があった。名称変更は官僚の『慣性の法則』から言えば、官僚の側から出てくる理由はない。政治の強い意図が働いているのがわかったが、駄目だと言っても無理だろうと、抵抗できなかった」
 この文化庁の対応に疑問を突きつけたのが当時、民主党の参院議員だった有田芳生氏だ。有田氏の質問に対し、文化庁は「本件(名称変更)については大臣に事前に説明いたしました」と回答。教団の過去や現状についても「周辺情報」として伝えていたという。
 前川氏は「これは役人としては大臣に判断を仰いでいることと同義だ。どうでもよいことなら報告しないし、前例を覆すこともしない。少なくとも大臣は名称変更にストップをかけられたはずだ」と考える。

◆事務方から説明あったが「関わっていない」下村氏側
 名称変更があった当時、大臣だったのが下村氏。どんな経緯があったのか。
 既に取材のあった週刊誌への回答として、下村氏は13日、ツイッターに「文化庁によれば『通常、名称変更については、書類が揃い、内容の確認が出来れば、事務的に承認を出す仕組みであり、大臣に伺いを立てることはしていない』」とする文書を載せた。
 しかし、あらためて「こちら特報部」が事務所に問い合わせると、「事務方から事前に説明があったことは21日に会見して説明した。名称変更について指示をした事実はなく、したがって本件に『全く関わっていない』のは事実です」との回答があった。
 前川氏は「まさに『通常、大臣に伺いを立てることはしない』が、官僚は報告した。それは政治的な圧力があった証拠。語るに落ちる。それに、報告を受けた上司が『全く関わっていない』と言える組織はどこにもない」と批判する。
 こうなると、なぜ事前に下村氏に説明したのか、当時の下村氏の反応はどうだったかが問題となる。「こちら特報部」は文化庁宗務課に尋ねたが、「当時の担当者がいないため分からない」と述べるに留まった。
 下村氏は13~14年、旧統一教会系の日刊紙「世界日報」や、同紙の月刊誌「ビューポイント」にインタビュー記事などが複数、掲載された。また、発行元の世界日報社は16年3月、下村氏が代表を務める「自民党東京都第11選挙区支部」に6万円を寄付していた。こうした関係性も、名称変更の不可解さを増幅させている。

◆悪名捨て勧誘、被害拡大か
 それにしても、なぜ旧統一教会は19年越しでも名称変更にこだわったのか。
 旧統一教会の動きに詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏は「霊感商法で悪名高くなった統一教会の名称を変えることで、勧誘や伝道活動をしやすくなるからだ」とみる。
 鈴木氏によれば、旧統一教会は前川氏の「拒否」以降も、たびたび名称変更を文化庁に打診していたという。「当時は霊感商法などの問題から、文化庁は申請自体をさせないようにしていた。必要書類をそろえた申請書を受け取ると、認証せざるをえないからだ。そのため統一教会は13年ごろから自民党の文教族ら政治家へ接近するようになった」と話す。
 政治家との結び付きの強さをうかがわせたのは、名称変更が認められた約2カ月後の15年10月。旧統一教会が幕張メッセ(千葉市)で開いた「世界平和統一家庭連合出帆記念大会」だった。鈴木氏によると、国会議員たちから60通以上の祝電が届き、与野党の衆院議員らも祝辞を述べた。
 文化庁は名称変更後1年間、世界平和統一家庭連合に「統一教会」の旧名も併記することを課したとされる。ただ、鈴木氏は被害拡大を抑えたとは言い難いとし「つぼや印鑑などを高額で売り付ける手法は10年以降はほぼなくなったものの、家系図作成の受講料として数十万円を要求することや、多額の献金集めは継続していた。名称変更の1年後には、街頭で勧誘活動をする信者たちが『もう統一教会と言わなくていい』と喜んでいた」と語る。
 全国霊感商法対策弁護士連絡会は文化庁に名称変更を認めないよう再三、求めていた。山口広代表世話人は、名称変更後、文化庁宗務課の担当者が「書類がそろっていたら受理せざるを得ない。それ以上の説明はできない」などと言っていたのを覚えている。「名称変更後に、統一教会とは知らずに深みにはまった被害者もいる」と問題視する。

◆旧統一教会側は「働きかけたことはない」
 旧統一教会は、どう考えているのか。
 ユーチューブ上の公式チャンネルによれば、97年4月8日に団体としては名称変更をしていたという。世界平和統一家庭連合日本本部(東京)広報部は、韓国の教団本部が個人の救済を目指す宗教活動から理想家庭の実現へと活動の軸足を移すため、世界各地の団体を名称変更すると発表したと説明。広報担当者は「信者に丁寧に説明して違和感なく理解してもらい、(法人名の変更で)国の許可を得たのが2015年になった。下村氏に働きかけたことはない」と述べる。
 ただ、前出の有田氏は、名称変更の影響について「旧統一教会が霊感商法で巨額の資金集めをしていたのは日本だけだった。平和、家庭といった文言を使った名称に変わり、こうした問題点も消えてしまいがちになった」と指摘。山口氏も「名称変更によって被害の拡大につながったと言える。政治力が影響したのなら問題だ。今からでも経緯を検証すべきだ」と求める。

◆デスクメモ
 18年もの拒否の理由について、通常はないはずの部下からの事前の説明は、下村氏にとっても重みを持ったはずだ。それを聞いてもなお、ストップをかけなかったので名称変更は実現した。少なくとも、説明を聞いてどう思ったか、どんなやりとりがあったか、詳しい説明が必要だ。(歩)
―――――

20220723
<報道>
 日刊ゲンダイの記事より。

ーーーーー
旧統一教会と関係ある「安倍派議員35人」のリストがコレだ! 自民党内でも圧倒的な人数

 安倍元首相銃撃事件で再燃した「政治と宗教」への関心は高まる一方だ。〈#自民党って統一教会だったんだな〉がツイッターでトレンド入り。まさにその通りで、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の政界への浸透はすさまじい。とりわけ群を抜いているのが安倍派(清和会)だ。
 日刊ゲンダイがジャーナリスト・鈴木エイト氏から入手した旧統一教会と関係のある国会議員100人超のリストを基に、安倍派所属の議員をピックアップ。その数は35人に上った。もっとも、あくまで判明分のみだ。
 党内最大派閥の安倍派は21日に総会を開催。総力支援を受けて参院選で初当選した生稲晃子議員ら新人・元職らの加入などで4人増え、21日時点の会員数を「97人」と発表した。となると、旧統一教会と関係のある議員はおよそ4割。ア然とするほかない人数だ。・・・
ーーーーー

20220728
<報道>
 共同通信社の記事より。

ーーーーー
旧統一教会が岸防衛相の選挙支援 安倍元首相の実弟

 岸信夫防衛相は26日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に所属する人物から過去の選挙の際に手伝いを受けたことがあると明らかにした。「何人かと付き合いがあり、ボランティアとしてお力を頂いた」と述べた。電話での投票呼びかけに当たったという。
 岸氏は銃撃されて死去した安倍晋三元首相の実弟。「選挙なので、支援者の数が多く集まることは必要なことだと思っている」と語った。
 一方、自民党の茂木敏充幹事長は会見で、旧統一教会との関係について「党として組織的関係がないことを既にしっかり確認している」と強調した。
ーーーーー

20220728
<報道>
 テレ朝newsより。

ーーーー
二之湯大臣 旧統一教会との関わりに「事実」

 安倍元総理の銃撃事件をきっかけに、現職の大臣や議員とのつながりが明らかになるなか、警察庁を所管する二之湯国家公安委員長も過去に旧統一教会の関連団体イベントで実行委員長を務めていたと会見で明らかにしました。
 旧統一教会の関連団体のイベント「ピースロード」は、2018年に京都で行われました。
 二之湯国家公安委員長は26日の会見で、このイベントで記者からの質問を受けて京都府実行委員会委員長を務めていたのは、「事実」と答えました。
 二之湯国家公安委員長は「会員でもなく、教義も良く知らなかった」としたうえで、当時の事務所に出入りしていた教団関係者から「名前を貸してほしいと言われ、名前を貸した」と説明しました。
 また、イベントでは集まった人たちの前でスピーチしたということです。
ーーーーー

20220727
<FBから取り込み>
 東京都荒川区議 小坂英二

ーーーーー
 間違えてはならないこと。統一教会問題は「政治と宗教の関係」ではなく「政治と反社会的存在の関係」の問題です。
 「政治家のよくある付き合いの一つ」と矮小化するのは致命的な間違いです。
 反社会的詐欺団体が政治家に対して「秘書の長期派遣」「練度の高い選挙スタッフ提供」「金銭支援」「集票」をして、見返りに組織拡大・防衛の便宜を得るという反社会的存在との癒着は許してはなりません。
 統一教会は「日本原罪論」を信者に植え付け、朝鮮半島にお詫び・献身を尽くさねばならないとマインドコントロールします。
 韓国の諜報機関KCIAの指揮下で日本を貶め、先祖や子孫の不幸など恐怖をあおり巨額の集金を徹底している組織です。
 正に反社会的、反日勢力です。この日本人を貶め不幸を量産する組織は存在を許してはなりません!
 統一教会の関連団体等が「日本の誇りを取り戻す教育を」「大東亜戦争での日本人が貶められている不当な状況の是正を」などと言っているのは、日本の保守派、愛国派を取り込む方便・撒餌です。
 騙されてはなりません。彼らの本心は「日本は朝鮮を侵略をした罪深い存在で、償い続けねばならない」という日本悪玉史観そのものです。
ーーーーー

●まとめ

20220722
<ほそかわ>
 安倍晋三氏には、統一教会の実態を知ってもらい、自民党の統一教会への依存を断ち切り、自民党の脱統一教会化を成し遂げてほしかった。逆に、統一教会との関係は、あなたに非業の死をもたらしたことによって、最大の汚点になりました。私の働きかけが力及ばず、誠に残念です。私ごときがであり、おこがましいことではありますけれども。
 あなたを失ったことは、日本にとっても、世界にとっても誠に大きいです。
 あなたの長年にわたる多大な貢献に感謝するとともに、ご冥福を心からお祈り申し上げます。

註 宗教と政治の関係については、拙著『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)の第6章(2)「宗教の政治への関わり」をご参照下さい。

 以降、随時掲載。

************* 著書のご案内 ****************

 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1
 『人類を導く日本精神~新しい文明への飛躍』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/cc682724c63c58d608c99ea4ddca44e0
 『細川一彦著作集(CD)』(細川一彦事務所)

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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される10

2022-07-27 12:55:12 | 時事
●国葬が閣議決定、各国に伝達

20220722
<報道>
 読売新聞の記事より。

―――――
安倍元首相の国葬、各国に日程伝達…参列者数「小渕氏の葬儀を超えるだろう」

 安倍晋三・元首相の「国葬(国葬儀)」が閣議決定されたことを受け、政府は22日、関係府省庁に担当部局を設置し、準備を本格化させた。式典当日に向け、費用の検討や参列する海外要人の調整、警備態勢の構築などに政府を挙げて取り組む方針だ。
 松野官房長官は22日の記者会見で、「無宗教形式で簡素、厳粛に行う。心のこもった国葬となるよう、関係方面と密接な連携を取りつつ執行に万全を期していく」と述べた。
 国葬は、岸田首相が葬儀委員長、松野氏が葬儀副委員長を務め、全閣僚や3人の官房副長官らが葬儀委員に名を連ねた。
 内閣府には22日、実務の総合調整を担う事務局が設置された。葬儀委員でもある森昌文首相補佐官が指揮し、内閣府や内閣官房、財務省、外務省、警察庁などの職員約20人で構成。具体的な式典進行や費用などについて検討する。
 海外要人の受け入れ調整のため、外務省は約30人の準備事務局を発足させ、石月英雄アジア大洋州局参事官が事務局長に就いた。同日のうちに、日本と外交関係のある195か国のほか、台湾や香港などの4地域、80の国際機関に国葬の日程を伝えた。(略)
 一方、閣議決定を受け、与野党からは様々な反応が上がった。自民党の高市政調会長は「国葬の形で多くの海外要人が弔問する場を作る意義は大きい」と評価。公明党の石井幹事長は「国民に弔意を強制するものではない」と強調した。
 日本維新の会の松井代表は「反対ではないが、政府には説明責任がある」と指摘。国民民主党の玉木代表も、国葬に理解を示しつつ国会での説明を求めた。
 これまで賛否を明らかにしていなかった立憲民主党の泉代表は、「時の政権が元首相の業績を主観的に判断するのはおかしい」と主張し、反対を明言した。共産党の田村智子政策委員長も「弔意の押しつけにつながる」と批判した。
―――――

●高まる国際的評価

20220721
<報道>
 共同通信の記事より。

―――――
安倍氏たたえる決議採択 米上院で全会一致

 米上院は20日、銃撃されて死去した安倍晋三元首相をたたえる決議案を全会一致で採択した。安倍氏を「一流の政治家で民主主義の価値の擁護者」と評価し、「日本の政治、経済、社会、そして世界の繁栄と安全保障に消し去ることのできない足跡を残した」とした。
 決議は前駐日大使のハガティ上院議員ら70人近い議員が13日に共同提出。安倍氏が「自由で開かれたインド太平洋」の考え方を広めたことに触れた上で、現在の日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の基礎となる構想を推進したと強調した。米大統領とともに日米同盟を強化し、北朝鮮の非核化や日本人拉致問題の解決にも精力的に取り組んだと指摘した。
 「米国は偉大な友人を失った」としながらも「そのリーダーシップにより、日米が世界中で自由、繁栄、安全を促進し、専制主義や独裁政治に対抗するため今後数十年にわたって協力する基盤が築かれた」と締めくくった。(共同)
―――――

●根拠なき陰謀論と科学的な策謀論の区別を

20220720
<報道>
 日刊SPA! の記事より。黒猫ドラネコなるペンネームの作者による。

ーーーーー
安倍氏銃撃事件はヤラセ」…拡散される陰謀論とそれを支持する人たちの不気味さ

 陰謀論インフルエンサーたちが案の定、嬉々として自説を展開

 誰もが衝撃を受けた、安倍晋三元首相の銃殺事件。

 大きなニュースがあると、必ず「陰謀論」も湧き上がる。筆者はツイッター上で、これまで様々な医療デマや反ワクチン思想などを垂れ流してきたアカウントを事件直後から観察した。
 予想通り、数千~数万フォロワーを抱えて“陰謀論インフルエンサー”となっている者達が、稚拙な投稿を繰り返している。
 そこには、混乱のなか懸命に救命にあたった方々や、悲しむ多くの人々、そして故人の功績までも踏みにじるような戯れ言の数々が渦巻いていた。
 まず信じられないことに、それら有象無象は、今回の事件を「ヤラセだ」と本気で思っている。単なる検索サイトのバグをスクリーンショットし、「2日前に記事が用意されていた」との画像まで拡散する始末だった。「報道が早すぎる」「メディアのヘリの方が先に病院に到着した」などの疑念が募ってそうさせたようだ。

◆しょせん陰謀論者は素人、プロの仕事を理解できない
 記者が多数いる状況下で起きたことだから、情報が早いのは当然だ。
 大手メディアの記者は、たとえ若手で未熟でも、何か事件があった時はすぐデスクや本社の指揮系統に連絡することを叩きこまれている。その伝達によって社内で記事が作られ、素早くネットに流せるシステムも確立されている。
 全国紙で警視庁担当も務めた元記者によれば、「今回の一報(速報)は遅かったぐらい。『何か音がして安倍さんが倒れている』との事実だけで記事を流すのは当たり前」。ヘリ手配についても、「大事件であり、ヘリを使える社なら数分程度で飛ばすかどうか判断したはず」と話す。
 これに関連して「犯人の名前や家が分かるのが早すぎでは」「なぜ容態や運ばれる病院が分かるのか」などの疑問も全て一蹴できる。
 「警察や官邸筋から記者に情報が渡ることは珍しくない。現場でレク(発表)がなくても、県警からの警察庁への報告をいかに早く手に入れるかが勝負。東京で事件担当を任される力量でそれができない記者はまずいない」(同・元記者)
 一般からすれば情報漏えいとも思われそうだが、事件のニュースは通常このようなルートを持つ記者たちの迅速な働きで読者や視聴者に届けられる。「早すぎる」のはプロの仕事をこなした証だ。

◆また出てきた、「亡くなったのは影武者」説
 そして当たり前だが、警察もまたプロであることを忘れてはならない。「銃創が不自然」「他の銃弾が見つかっていない」など、ネット上で勝手な検証を始める者は後を絶たなかったが、少なくとも素人が思い付くような懸案を調べない訳がない。要人警護の不備を指摘される中にあって、捜査上の見逃しは許されない。既に銃創も解説され、銃弾の跡も見つかったと報じられている。
 「ヤラセ」の根拠として、噴飯ものの“都市伝説”も拡がっていた。「クライシス・アクター」と呼ばれるものだ。異なる事故や事件現場の画像から似た人を見つけ「また同じ人が出演している=茶番である」と騒ぐ程度の低いネット民がいる。
 特に有名なのは「M・H(実名イニシャル)」という女性で、実在の人物だ。テレビ局員として現場レポートやいくつかの番組に出演した画像が出回ったことから誤解され、陰謀論者の誹謗中傷の的にされている。
 今回は救命措置をする輪の中にいた女性がM・Hさんとされ、「やっぱりね」などと揶揄を受けていた。
 荒唐無稽が過ぎる「安倍元首相生存説」も流れた。「本物は逃げている」「亡くなったのは影武者」などの妄言が確認できる。これらはQアノン信奉界隈などではおなじみ「ゴム人間」という用語が源流。著名人はゴム製マスクをかぶった偽者が多い、とのことだ。介抱される安倍氏の「ズボンが後ろ前」との指摘もあった。これは「状況が裏返ることのメッセージ」らしい。

◆現実と虚構の区別がつかなくなると、別の形で再び悲劇が起こる
 いずれも何を言っているかよく分からないが、「耳の形が」「首の皺が」「服装が」と、画像の映り具合で騒ぎ立てる者は一定数いる。政治家や芸能人は特に標的にされやすい。
 こうした幼稚な話で通じ合うコミュニティーと化したものが、ネット上にはある。画像や映像などの断片的な情報から、今回も例えば「(小道具の)血糊に違いない」などの不謹慎な発信をし、それを称え合う者がおそらく万単位でいた。実に不気味だ。
 JFK暗殺、911テロなどでも分かるように、「陰謀論」はどんなに論破されても後世まで根強く残る。根拠の薄い話がいつの間にか「隠された真実」とされて拡がり、故人や傷付いた人達を冒涜する。
 今回の事件でも、それでなくても表現の自由の範疇を超えた投稿が散見された。事実と反する話を嘲笑とともに多く流すアカウントには、プラットフォーム側の厳しい対処をお願いしたい。
 このコロナ禍では、流言を鵜吞みにする人達と、社会との分断が確実に生まれている。現実との境界が失われてネットの闇に溺れる人が増えれば、また違った形の悲劇も起こりかねないだろう。<文/黒猫ドラネコ>
ーーーーー

 黒猫ドラネコ氏は、「JFK暗殺、911テロなどでも分かるように、『陰謀論』はどんなに論破されても後世まで根強く残る」と書いている。JFK暗殺、911テロには、様々な疑惑が出ており、米国政府が事実を公表していないので疑惑に留まり、「論破」はされていない。だが、黒猫ドラネコ氏は、「論破」されているかのように書き、今回の安倍氏殺害事件で現れた様々な書き込みを同じレベルのものと決めつけている。

20220720
<ほそかわ>
 私は、根拠なき空想文学的な陰謀論と、社会科学的かつ自然科学的な策謀論を区別しています。
 根拠なき空想文学的な陰謀論は、事実の裏付けを欠き、また検証を求められることなく流行します。マスメディアや権威主義的な知識人は、様々な角度から物事を検討する議論に対しても十把一絡げに陰謀論というレッテルを貼り、取るに足らない妄説として、言論の場から排除します。また同時に、荒唐無稽な空想に走り、無責任に極端な主張をする陰謀論は、事実・実態に迫ろうとする真摯な取り組みをも、それらと同じような類いのものと人々に思わせるものとなっています。その結果、かえって真相がカムフラージュされてしまいます。
 私は、今回の安倍元首相の殺害事件について、過去の様々な事件から考えて、背後に組織的、国際的な策謀がある可能性を排除せずに、事実を注意深く分析、検討する必要があると思います。しかし、根拠なき陰謀論が流布拡散されることによって、重要な問題点を指摘する策謀論も、陰謀論として同様の扱いを受けることになっていると思います。最初から、何の根拠もなく、アメリカの陰謀だ、CIAの仕業だ、いや中国だ、北朝鮮だ、ロシアだと決めつけるのは、先入観と思い込みによる臆断でしょう。

20220725
 ZAKZAKの記事より。

―――――
安倍元首相銃撃、消えた弾丸 致命傷を与えた銃弾がいまだ見つからないとの情報 自民・青山議員が告発「貫通なし、司法解剖でも未確認」

 安倍晋三元首相が、参院選の街頭演説中に銃撃を受けて死亡した事件をめぐり、安倍氏に致命傷を与えた銃弾がいまだに見つかっていないとの情報が浮上した。救命措置を担当した医師も事件当日に語っていたが、自民党の治安・テロ対策調査会で20日、警察庁の担当者が「銃弾はなかった」と語ったというのだ。この証言を伝えた同党の青山繁晴参院議員(69)のユーチューブ動画「消えた銃弾」は、25日朝時点で36万回の再生回数となっている。
 20日に非公開で開かれた自民党治安・テロ対策調査会には、警察庁の警備局長や捜査1課長、経産省の職員らが出席し、事件について説明があったという。青山氏は、銃弾の弾道などについて質問した。
 動画によると、警察庁側は、安倍氏について銃弾が身体を貫かず、体内にとどまっている傷「盲管銃創」が確認されたと説明した。
 このため、青山氏が「それでは安倍氏の体内に銃弾は残っていたのか」と聞いたところ、警察庁側は「残っていなかった」と答えたという。青山氏が「(銃弾を)捨てたのか」と確認すると、警察庁側は「貫通していないが、銃弾はなかった」と返答したという。
 確かに、事件当日の8日、安倍氏が搬送された奈良県立医科大学付属病院で、救命措置を担当した教授は同日夕の記者会見で、「手術しているときに弾丸は確認できなかった」「銃創が2つあった」と語っている。
 奈良県警はその後、徹底的に捜査しているはずだが、まだ銃弾は見つかっていないということなのか。
 安倍氏を襲撃した山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=は、警察の取り調べに対し、「一度に6発の弾丸が発射される仕組みだった」と説明しているという。発見されたカプセル状の物体に弾丸6発を入れて発射する構造だった可能性が高い。
 青山氏は注目の動画で、「(警察側に銃弾については)丸薬のような小さな丸いもの(と確認した)」「警察が噓を言っているとは思わない」「警察側も(銃弾が見つからずに)頭を抱えているのではないか」「(死亡後の)司法解剖で見落とされることはあり得ないので、それ以前の段階で紛失したのではないか」「陰謀論とは別にしても事件には未解明な部分がある」などと見解を示している。
―――――

●統一教会の政界での暗躍

20220721
<報道>
 日刊SPA! の記事より。作家・評論家の古谷経衡氏の発言。

ーーーーー
「安倍元総理と旧統一教会のつながり」は常識。犯行の正当化ではない/古谷経衡

 (略)旧統一教会は岸信介と、戦後右翼の二大フィクサーと言われた児玉誉士夫(鳩山自由党設立を支援)、笹川良一のラインで繋がっており、同時に反社会的勢力(戦後右翼)などと関係があり、かれらやその界隈が反共のスローガンのもと、1968年に国際勝共連合を設立したことは事実です。
 反共産主義(反共)を鮮明にして中国との国交回復(台湾断交)に反対したのが福田赳夫の清和会が誕生した要因のひとつでありましたが、前述したようにこの界隈は鳩山自由党の時代、さかのぼれば児玉誉士夫が統率した「児玉機関」(戦中の軍による戦略物資買い付け機関)と繋がっています。
 また岸、児玉、笹川の三名はいわゆる「巣鴨プリズン」出所組であり、釈放後はアメリカの極東戦略(反共主義)が背後に見え隠れします。このような歴史から、自民党清和会は伝統的に反共で、旧統一教会や国際勝共連合との関係が最も強い派閥となりました。清和会のプリンスと言われ、岸の孫である安倍元総理が縁故関係により旧統一教会とつながりがあるという事実は、戦後政治史・戦後保守史を少しでもかじっていれば常識的で、皆知っています。
 ただし、ソビエトが崩壊し反共の主敵を失った以降の旧統一教会とその関係団体は、バブル期のいわゆる「霊感商法」「合同結婚式」など世論から批判を受けたこともあって、右派界隈の中では存在感が弱まっており、代わって1990年代後半からは宗教右派の集合体である「日本会議」の方が権勢が強まることになりました。安倍元総理が旧統一教会と関係があったことは事実ですが、かつてほどの濃密な関係かどうかまでは断定することはできかねます。(略)
 旧統一教会、国際勝共連合の影響力はとりわけ21世紀に入って減退傾向であり、旧統一教会の信徒数も数万~多くて10万人程度とされています。自民党清和会を支援する宗教団体としては「中堅規模」であることは認識するべきです。(略)
 旧統一教会と自民党清和会の関係性はすでに述べた通り既知のことで、「関係がない」というのは無理な話です。一方で「政権の隅々にまで入り込んでいたズブズブの関係」というほど濃い関係だったのかどうかまでは留保が必要です。
 言わずもがな、政権に最も影響を与えている宗教団体は旧統一教会ではなく信徒数200万~300万人ともいわれる創価学会です。
 旧統一教会と自民党清和会、安倍元総理との関係性は「あった」訳ですが、その濃淡については広く議論することが求められます。それとは別に、宗教二世の問題や、旧統一教会による金銭等の被害者の救済は、これもまた別問題として追及していかなければなりません。
ーーーーー
 
20220720
<ほそかわ>
 岸信介元首相のほか、統一教会の日本での活動を支援した政治家の代表格が、福田赳夫元首相。
 1974年(昭和49年)に文鮮明氏が日本で行った「希望の日フェスティバル」は、大きな資金力と動員力を感じさせました。この年は、私が大学に入学した年。一方で過激化した極左の残党が反日爆弾闘争へ、他方で韓国の反共かつ反日の宗教団体が大々的に日本で活動。既存の政治社会思想ではとらえきれない状況となりました。
 「希望の日フェスティバル」の運動の頂点は、帝国ホテルでの晩餐会。岸氏が名誉実行委員長、来賓代表が次期総理候補の福田赳夫大蔵大臣。福田氏は、次のように挨拶。
 「アジアに偉大なる指導者現る。その名は文鮮明である。
 私はこのことを伺いまして久しいのでありますが、今日は待ちに待った文鮮明先生と席を同じくし、かつただいまは、文先生のご高邁なご教示にあずかりまして、本当に今日はいい晩だなと気が晴れ晴れしたような感じがいたすのであります。
 今日は文先生から『お前らは神の子である』という激励を受けまして、少し何かえらくなったような感じもいたします。私は『この神の子である』というのは、世の中のために大いに奉仕していく。またそういう気持ちになった日本人個々を育て上げなさいと、こういうことであろうと受け取りました。
 今日は文先生本当に立派なお話を承りましてありがとうございました。心から御礼を申し上げます」
 絶賛ですね。浅はかで卑屈。反日韓国人宗教家に騙されているのに、自分ではうまく利用している気になっている。情けない。
 総理大臣にまでなった保守の大物政治家が、共産主義から日本を守るために、日本精神の復興促進に協力するのではなく、韓国の反日的な宗教団体の力を利用したことによって、どれだけ自民党がゆがめられ、日本が侵されてきたことか。とりわけ選挙で権力を握り、拡大するためには、なんでも利用しようとする政治家のあさましい権力欲が、日本のあり方をどれほどおかしくしてきたことか。
 福田赳夫氏は、息子の康夫氏も総理大臣。孫の達夫氏は現在の自民党総務会長。

 次回に続く。

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 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
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 『細川一彦著作集(CD)』(細川一彦事務所)

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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される9

2022-07-20 17:31:22 | 時事
■山上容疑者の人物像に迫る(続き)

●思想と犯行

20220717
<報道>
 毎日新聞の記事より。

――――
安倍氏殺害示唆する手紙 容疑者、事件前送付か「本来の敵ではない」

 安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が事件の前に、安倍氏殺害を示唆する手紙を送っていたとみられることが17日、明らかになった。手紙には「安倍(元首相)の死がもたらす政治的意味、結果、最早(もはや)それを考える余裕は私にはありません」と記されていた。また、3年ほど前からSNS(ネット交流サービス)で母親が信仰する宗教団体を恨む投稿を続けていたとみられることも判明。奈良県警は同日、この手紙を押収しており、SNSの投稿内容と合わせて事件に至った動機の解明を進める模様だ。
 手紙を受け取った松江市の男性(71)が17日、取材に明らかにした。男性は母親が信仰する宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を批判する内容のブログを運営している。
 封筒の消印から7月に岡山市内から出された手紙とみられる。同市では事件前日の7日夜、安倍氏が参加した個人演説会が開かれて、山上容疑者も会場周辺を訪れていたことが判明している。会場の状況から襲撃を断念したとされるが、この前後に手紙を出した可能性がある。男性は13日に手紙に気付いたという。
 手紙には、旧統一教会との因縁は「約30年前」として「母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊、破産…。この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」と記されていた。自分の一生を「歪(ゆが)ませ続けた」と教会を強く批判する内容で印字されていた。
 安倍氏については「苦々しくは思っていましたが、本来の敵ではない」とし、「最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」と位置付けていた。
 そして「安倍(元首相)の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません」と結ばれていた。
 一方、SNSのアカウントは2019年秋に作られ「憎むのは統一教会だけだ。結果として安倍政権に何があってもオレの知った事ではない」(19年10月)、「オレが14歳の時、家族は破綻を迎えた。統一教会の本分は、家族から巻き上げさせたアガリを全て上納させることだ」(20年1月)などと投稿されていた。
 捜査関係者によると、山上容疑者は宗教団体を恨み団体トップを襲撃しようとしていたが、これが難しかったため、団体と関わりのあった安倍氏を銃撃したと説明している。【松原隼斗、安元久美子】
―――――

20220717
<ほそかわ>
 山上容疑者が犯行前に安倍氏殺害を示唆する手紙。相手は、旧統一教会を批判する内容のブログを運営している男性。SNSでのつながりで、面識はないとのこと。手紙は、消印から7月に岡山市内から出されたもの。事件前日の7日夜、山上容疑者は、岡山市で安倍氏が小野田紀美候補の応援演説をした会場周辺を訪れたが、ここでは無理と襲撃を断念。その前後に手紙を出したと考えられます。
 手紙には、旧統一教会との因縁は「約30年前」として「母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊、破産…。この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」と記され、自分の一生を「歪(ゆが)ませ続けた」と教会を強く批判する内容で印字されているとのこと。
 安倍氏については「苦々しくは思っていましたが、本来の敵ではない」とし、「最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません」と位置付け、「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません」と結ばれているとのこと。
 この手紙から、山上容疑者は、必ず数日のうちに安倍氏を殺害しようと強い決意を持って行動していたことが分かります。7日の岡山の後は、8日の奈良、埼玉と安倍氏を追い、どこかで仕留めようと考えていたのでしょう。手紙が男性のもとに着いて、警察に通報されることを考えると、8~9日のうちに実行しようとしていたのではないか。
 「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません」という言葉の意味は何でしょうか。生活に困窮しており、経済的に行動できるうちに、銃撃しようということか。殺害した後に自殺するつもりだったのか(犯行後、そうした動きはまったくないが)。成功しても失敗しても警察官に撃たれて死ぬかもしれないと考え、犯行の意思を誰かに伝えておかねばならないと考えたのか。殺害すれば、何者かから報酬が支払われ、海外に逃亡できるという話でもあったのか(これも、第三者のそういう動きまったくないが)。それとも精神的に自分を自分で追い込んでおり、とにかく数日中に襲撃しなければならないという強迫観念に取りつかれていたのか・・・

20220719
<FBでのやりとり>
 高乗正臣氏: 報道を見る限り、容疑者の行動は百歩譲っても政治的目的によるテロ行為とはいえないと思います。安倍さんを一定の範囲で評価しているようですね。理解に苦しみます。
 安倍氏に関しては元年10月、《統一教会のおぞましさに比べれば多少の政治的逸脱など可愛いものだ》《結果として安倍政権に何があってもオレの知った事ではない》と記載。一方で、《統一教会と同視するのはさすがに非礼である》とも書き込んでいた。2年8月には《安倍晋三という人間の政治手法を否定する為に結果まで否定する必要はない》とつづっていた。
安倍さんに対しては、統一教会と同視するのはさすがに非礼である、、、と述べています。この言葉と実際の殺害行為との関係をどう理解したらよいのか・・・・・・・。
 ほそかわ: 高乗正臣 先生、難問ですが、山上容疑者は統一教会を崩壊させるために、教祖の文一族を全員殺害しようとしたが実行できず、文鮮明の妻・韓鶴子家庭連合会長の来日時に殺害しようとしたが、これも実行できませんでした。そこで、統一教会に最も影響力のある政治家として安倍氏に対象を変更し、彼を殺害することによって、統一教会を社会的に問題化させ、崩壊させるという方法を考えたようです。安倍氏自身への評価や感情の問題ではなく、彼を殺害した場合の効果という点で考えている。その点で、なかなか戦略的です。
実際、彼を殺害したことによって、社会的・国際的に大きな衝撃が起こり、マスメディアが連日盛んに統一教会を批判する報道をしています。政府による統一教会への活動の規制や禁止にまで行くかどうかは、今後の展開によりますが、ここまでのところは、山上容疑者が考えたような効果を生んでいます。
 私は、当初、安倍氏への襲撃対象変更は飛躍が大きく、病的な思い込みによるものと思っていましたが、ここ数日のマスメディアの統一教会に関する報道を見つつ、山上容疑者の考えの詳細を知るにつれ、それなりの筋立てに基づいて犯行に及んでいると考えるようになりました。
 それと同時に、山上容疑者は、心の世界に自分と家族と統一教会以外のことがほとんどなく、実際の社会のことをほとんど知らないことがはっきりしてきたと思います。頭脳はかなり優秀だが、自分は社会的に評価されるようなことを何も出来ていないのに、安倍氏のような内外で尊敬されている政治家を、上段から批評しているのは、青臭く高慢で独善的です。あまりに心の世界が狭く、ゆがんでしまっており、物事を広く大きくとらえて、精神的に成長することができなくなったのでしょう。

●背後関係の有無

20220716
<ほそかわ>
 報道によると、山上容疑者は昨年安倍氏がUPFの集会にビデオ・メッセージを寄せたことで、殺意を宗教団体の指導者から安倍氏に向けたとのことですから、安倍氏がそのメッセージを出さないように何らかの制止力が働けば、惨劇は起こらなかったのかもしれません。本人が統一教会の問題点をしっかり理解していれば、自制したでしょうが、甘さがあったものと思います。
 次に、山上容疑者の凶行の背景に何かの組織があるかどうかについては、まだよく分かっていません。特段の背後関係はなく、個人的な怨恨を宗教団体の指導者から安倍氏に向けたローンウルフの犯行であるのかも知れません。

20220720
<ほそかわ>
 背後に米国があるという人へ。

―――――ー
 あなたは「統一教会に話を持って行きたい輩」が居る様だと書いていますが、統一教会について語ったり書いたりしているのは、ほかならぬ山上容疑者です。捜査関係者が彼の供述内容を伝え、それを聞いたメディアが取材して報道し、そこから統一教会への批判が起こっています。山上容疑者が効果を狙っていたような展開になっていると思います。
 私は背後に「もっと深い裏」がある可能性を排除していませんが、あなたが「米国が関係している可能性が高い」と言われる根拠は何ですか。今のところ、山上容疑者が米国と関係するような人物と接触したりやりとりしていた記録(メール、ノート、写真等)も、米国と関係するような人物や団体から資金援助を受けていた痕跡も、捜査筋からは伝えられていません。
 オウム真理教事件の時には、ロシアや北朝鮮とのつながりがありましたが、今回の事件では、米国の関与を示す物証やデータは、今のところ出ていないのではありませんか。
―――――

 以降、随時掲載。

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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される8

2022-07-20 17:28:53 | 時事
■山上容疑者の人物像に迫る

●計画と行動

20220715
<報道>
 産経新聞の記事より。

―――――
家庭連合総裁を襲撃計画 山上容疑者、3年前来日に「火炎瓶持って行った」

 (略)山上徹也容疑者(41)が、母親が入信している世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁が令和元年に来日した際に「襲おうと思って火炎瓶を持って会場に行った」と供述していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。会場に入れずに襲撃を断念したと説明しており、奈良県警は狙いを安倍氏に変えた経緯を詳しく調べる。
 家庭連合によると、韓総裁は元年10月に来日し、愛知県でのイベントに参加。会場は大型展示場で約4万人が集まったという。捜査関係者によると、山上容疑者は会場に入れず、その後、新型コロナウイルスの影響で海外との往来が難しくなったことから韓総裁の襲撃を断念したと説明。昨年秋ごろに狙いを安倍氏に変えたとみられている。 安倍氏の銃撃について「今年7月に入ってから最終的に決断した」という趣旨の供述をしていることも判明。派遣社員として勤務していた工場を5月に退職してからは無職だったとみられ、生活困窮への不安も最終的に犯行を決意した一因になった可能性がある。(略)
―――――

20220719
<報道>
 読売新聞の記事より。

―――――
山上容疑者、借金100万円以上・口座残金20万円…武器製造で生活費尽きる前に銃撃か

 (略)山上徹也容疑者(41)が事件時、100万円以上の借金を抱えていたことが捜査関係者への取材でわかった。同容疑者は昨秋以降、武器の材料費などへの支出を重ねており、奈良県警は容疑者の事件前の経済状況を詳しく調べている。
 山上容疑者は2005年に海上自衛隊を退職して以降、アルバイトや派遣の仕事を転々としていた。20年10月からは派遣社員として京都府内の工場でフォークリフトを運転していたが、体調不良を理由に今年5月に退職。その後は無職で、無収入だったとみられる。
 捜査関係者によると、県警が金融機関や消費者金融に照会した結果、事件時、山上容疑者の銀行口座の残金は20万円ほどで、借入金が100万円以上あった。調べに対し山上容疑者は「昨年秋以降に武器を作り始めた」と供述。自宅から手製銃数丁のほか、電子秤(はかり)やミキサーなど多数の工具が見つかり、「銃や実包を作るのに使った」とも話している。
 一方で、山上容疑者の派遣社員時代の給与は月20万円ほどで、自宅のワンルームマンションの家賃は月額3万円台。県警は、借金の大半は武器の製造費用に充て、生活費などがなくなる前に安倍氏を襲撃しようとしていた可能性があるとみている。
―――――

20220719
<報道>
 共同通信の記事より。

――――
容疑者困窮「今月死ぬ」と決意か PCに手紙データ、元首相銃撃

 (略)山上徹也容疑者(41)が「金がなくなり、7月中には死ぬことになると思った。その前に殺そうと思った」という趣旨の供述をしていることが19日、捜査関係者の取材で分かった。容疑者は少なくとも約60万円の負債を抱えていたといい、奈良県警は経済的困窮から絶望し、襲撃を決意した可能性もあるとみている。(略)
―――――

●心理と病理

20220716
<報道>
JCASTニュースの記事より。

―――――
安倍元首相銃撃犯の正体を分析 「無敵の人」「ローンウルフ」「自爆テロ」

 安倍晋三元首相が2022年7月8日、遊説先の奈良市内で銃撃されて殺された。殺人容疑で奈良地検に送検されたのは41歳の男。捜査当局が犯行動機などを調べている。メディアでは「無敵の人」「ローンウルフ」「自爆テロ」などという容疑者像が報じられている。

失うものがない
 「無敵の人」とは、社会的に失うものが何も無く、犯罪を起こすことに躊躇がない人を意味する。犯行後の刑罰が怖くない人たちだ。2008年ごろに実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が使い始めた用語だという。
 スポニチアネックスによると、ひろゆき氏は8日夜放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」にリモート生出演。「今回の犯人がどういう人物像かわからないんですけど。この10年の間、氷河期世代の男性で、安定した職に就いてない人のテロリスト的な事件が多いんですね」と語った。
 そして、「結局そういう人たちがなぜ出てくるのか、なぜそういう人たちを防げないのかということについて、対処した方がいいと思うんですよ。社会から疎外されているとか、敵視している人をできるだけ減らしていく方向がいい」と、持論を展開した。

事前察知が難しい
 「ローンウルフ」は、日本語では一匹狼と訳される。刑事事件関連では、単独で犯行に及ぶ犯人像を意味する。産経新聞は7月11日、「『ローンウルフ型』犯行、兆候つかめず 安倍氏銃撃」という見出しで報じている。
 記事によると、「ローンウルフ」は、テロ組織などと関わりのない個人が、インターネットなどを通じて得たテロ組織の主張などに感化され、過激化。社会に潜在化しているため、予兆がみられないことが特徴だ。
 近年、海外で多発しているが、組織との関連性がないため、警察当局が事前に行動を察知するのが難しく、犯行抑止の難しさが指摘されている。
 同紙の取材に対し、公共政策調査会の板橋功研究センター長は今回の銃撃事件について、「単独で背後関係もなく、手製の銃を使っている点などから、ローンウルフ型の犯行とみられる」と語っている。
 時事通信も9日に配信した記事で、今回の事件について、「ローンウルフ」型だと報じた。「襲撃の兆候を事前に察知する情報がなく、警備は難しかったのではないか」(民間警護会社の関係者)との見方を伝えている。

ターゲットが「特定」の人物に
 日本版ニューズウィークでは7月12日、小宮信夫・立正大学教授(犯罪学)が「自爆テロ」という視点で論じている。
 同氏によれは、捕まってもいいと思って振るう暴力が「自爆テロ型犯罪」だ。私立カリタス小学校の児童が刺殺された事件(2019年)、京都アニメーション(京アニ)が放火され社員36人が死亡した事件(同)、ハロウィーンの夜に悪のカリスマ「ジョーカー」に似せた服装をした男が京王線の乗客を襲った事件(2021年)、東京大学のキャンパス前で受験生が刃物で切りつけられた事件(2022年)などだ。
 今回の事件では、ターゲットが「特定」の人物になった。「自爆テロ型犯罪が次の段階に進んだことになる」と分析。「安倍元首相銃撃事件で指摘されている、警備態勢の不備と宗教団体への恨みは、事件のトリガーにすぎない。問題の本質は、不満の底流にある格差や貧困である」と指摘している。
―――――

20220718
<報道>
 産経新聞の記事より。

―――――
《オレは事件を起こすべきだった》元首相銃撃の容疑者、ツイッターに恨みや苦悩

 (略)山上徹也容疑者(41)のものとみられるツイッターには、令和元年の開設当初から、母親が約1億円を献金したとされる世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への憎しみがつづられている。《オレは事件を起こすべきだった》などの過激なフレーズとともに、当時の安倍政権を突き放すような文言も散見された。
 ツイッターの利用が始まるのは、家庭連合トップの韓鶴子総裁が来日した令和元年10月。《統一教会は全世界の敵だ》《オレが憎むのは統一教会だけだ》と、家庭連合を非難する言葉が並ぶ。捜査関係者によると、山上容疑者は韓総裁を襲撃しようと火炎瓶を手にイベント会場を訪れたが、断念したとされる。
 同12月7日には《オレは母を信じたかった》《何故に母は兄のため、オレを生贄(いけにえ)にしようとするか》など母親に関する憎しみのような言葉を何度も投稿。神戸連続児童殺傷事件の加害少年を持ち出し、《オレは事件を起こすべきだった》《それしか救われる道はなかったのだとずっと思っている》とつぶやいた。
 同12月28日にも《オレが母の噓(およそ5000万か)に気付くのはそれから10年後、登記簿を眺めた時だ》と投稿。母親が献金に資産をつぎ込み、家庭が崩れていった状況を詳しく書き込んだ。
 山上容疑者が武器の製作を始めたとされる3年4月には《全ての原因は25年前だと言わせてもらう。なぁ、統一教会よ》と投稿。だが新型コロナウイルス感染拡大の影響で韓総裁は来日せず、韓国への渡航も難しくなっていた。
 安倍氏に関しては元年10月、《統一教会のおぞましさに比べれば多少の政治的逸脱など可愛いものだ》《結果として安倍政権に何があってもオレの知った事ではない》と記載。一方で、《統一教会と同視するのはさすがに非礼である》とも書き込んでいた。2年8月には《安倍晋三という人間の政治手法を否定する為に結果まで否定する必要はない》とつづっていた。
 今年6月末を最後に更新は止まった。山上容疑者はその直後、安倍氏の襲撃を最終的に決断したとみられ、7月8日に犯行に及んだ。
―――――

20220718
<ネットからの取り込み>
 【Twitter】山上徹也容疑者がツイッターで語っていた自身の過去 ★2

https://twitter.com/333_hill/status/1203277046060765184
 そうだな。オレも母子家庭だった。但し貧困ではない。むしろ裕福だった。婿養子ではないが後継ぎとして母と結婚した父を自殺まで追い込んだ母方の祖父のおかげで。

https://twitter.com/333_hill/status/1203277823227510785
 三人兄妹の内、兄は生後間もなく頭を開く手術を受けた。10歳ごろには手術で片目を失明した。障碍者かと言えば違うが、常に母の心は兄にあった。妹は父親を知らない。オレは努力した。母の為に。

https://twitter.com/333_hill/status/1203278638788923393
 死んだ父は京大出だった。父の兄は弁護士、母は大阪市大卒の栄養士、母方の叔母は医者だった。そんな環境でオレは優等生として育った。オレの努力もあったが、そういう環境でもあったのだろう。

https://twitter.com/333_hill/status/1203279294002167808
 祖父にとってオレは何だったのか。出来損ないの父の息子か。オレは祖父に見捨てられない為に演じた。いや、母を殴る父の機嫌を損ねない事が始まりだったのか。

https://twitter.com/333_hill/status/1203281359889813506
 オレは作り物だった。父に愛されるため、母に愛されるため、祖父に愛されるため。病院のベッドでオレに助けを求める父を母の期待に応えて拒んだのはオレが4歳の時だったか。それから間もなく父は病院の屋上からから飛び降りた。オレは父を殺したのだ。

https://twitter.com/333_hill/status/1203282314874122245
 幼稚園の頃から人との付き合い方は分からなかった。何故お前らはそんなに無邪気に、無垢に、あるがままでいられるのか。

https://twitter.com/333_hill/status/1203283554613858304
 オレは道化ではないが、偽り続けたという意味で人間失格に他ならない。そんな偽りの上に立つオレが、祖父が母を殺そうとするのを目の当たりにして壊れても誰がオレを責められるのか。

https://twitter.com/333_hill/status/1203284265158336512
 オレは事件を起こすべきだった。当時話題だったサカキバラのように。
それしか救われる道はなかったのだとずっと思っている。

https://twitter.com/333_hill/status/1203285857165164546
 最も救いがないのは、母を殺そうとした祖父が正しい事だ。オレは母を信じたかった。それ故に兄と妹とオレ自身を地獄に落としたと言われても仕方がない。

https://twitter.com/333_hill/status/1203297953953144832
 何故に母は兄のため、オレを生贄にしようとするか

https://twitter.com/333_hill/status/1203308240236232704
 お前らはオレは一つも理解しない所か誤解に基づく偏見で徹底的にオレを貶めたが、それについてお前らが責められる筋合いにはない。オレは何が誤解か決して言わないし、お前らは理解できるものしか理解しない行動の結果を許される権利がある。お前らにはお前らが生を謳歌する権利がある

https://twitter.com/333_hill/status/1203310539432030208
 母を唆した韓国人によってかけられたオレのこの呪いは、善悪の彼岸によってしか贖われない。理屈ではないのだ。そう、韓国人が日本人を憎むのと同じように。それがオレにかけられた呪いだ。

https://twitter.com/333_hill/status/1203311101598846977
 従兄弟は在日韓国人と結婚するという。何故オレをこれ以上苦しめようとするのか?

https://twitter.com/333_hill/status/1203315537771499520
 オレが集団としての韓国人を許すことはないし、それに味方する日本人を許すこともない。父と母と兄と妹と祖父にかけて。

https://twitter.com/333_hill/status/1203316726307278855
 ネトウヨとお前らが嘲る中にオレがいる事を後悔するといい。

https://twitter.com/333_hill/status/1203323396735418371
 だから言っただろう、最後はいつも一人だと。頼りになるのは自分しかいないと。プライドしかないのだと。人間など屁の役にも立たんと。

https://twitter.com/333_hill/status/1210621440971571201
 我が家から全財産を奪い、母に家族を騙してそれを秘匿するよう諭した韓国人は「韓国語が英語に取って代わり世界の共通語になる」と豪語した。愛と平和と「家族の大切さ(笑うしかない)」を訴えるという奴がだ。そんなものだ。

https://twitter.com/333_hill/status/1210622061460066304
 オレが母の嘘(およそ5000万か)に気付くのはそれから10年後、登記簿を眺めた時だ。

https://twitter.com/333_hill/status/1221251021780865024
 オレが14歳の時、家族は破綻を迎えた。統一教会の本分は、家族に家族から窃盗・横領・特殊詐欺で巻き上げさせたアガリを全て上納させることだ。70を超えてバブル崩壊に苦しむ祖父は母に怒り狂った、いや絶望したと言う方が正しい。包丁を持ち出したのその時だ。

https://twitter.com/333_hill/status/1221251109320151040
 祖父はオレ達兄妹を集め、涙ながらに土下座した。自分の育て方が悪かった、父と結婚させた事が誤りだった、本当に済まないと。

https://twitter.com/333_hill/status/1221251190354145282
 オレはあの時何を思えばよかったのか、何を言うべきだったのか、そしてそれからどうするべきだったのか、未だに分からない。

https://twitter.com/333_hill/status/1221255039253016577
 根本的に家族として崩壊したまま、現実は上滑りしていった。あの破綻以来、徐々に勉強は分からなくなって行ったが、それでも祖父が周囲に自慢できるほどの進学校には進んだ。入試後の気の抜けた雰囲気の校内で、沈み込むオレを見てクラスメイト達は入試に落ちたのだと噂した。

https://twitter.com/333_hill/status/1221258051719548928
 祖父はオレ達に土下座した後、懇願した。これ以上どうする事もできない、田舎に帰るから出て行ってくれと。この言葉はオレを縛り続けた。祖父を信じることができなかった。事実祖父は年に一度か二度、荷物をまとめるようオレに迫った。それからオレを守るのは、皮肉な事に張本人の母だった。

https://twitter.com/333_hill/status/1221262382854393858
 混乱し誤魔化し続けた現実のまま、ある日祖父は心臓発作で亡くなった。これまで祖父の目を盗んで金を統一教会に流していた母を咎める者はもういない。全てを手にした母は、韓国人が選民と信じる者にしか存在しない対価と引き換えに全てを引き渡し、そして言った。「祖父の会社に負債があった」と。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

20220718
<ほそかわ>
 山上容疑者のツイートについて。
 「オレは事件を起こすべきだった。当時話題だったサカキバラのように。それしか救われる道はなかったのだとずっと思っている。」
 「事件」が何を意味するか分かりませんが、「事件を起こす」ことが「救われる道」だという思考には、倒錯した心理がうかがわれます。「事件を起こす」ことは、現状を変えることになっても、救済や解放にはなりません。事件を起こした人間に、新たな現実が立ち現れるだけです。
 サカキバラとは、神戸連続児童殺傷事件(1997年2月 - 5月)の犯人の少年のこと。酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)と名乗っていました。当時14歳。山上容疑者とは2歳違い。
 酒鬼薔薇事件は、猟奇的な児童殺人事件でした。オウム真理教による無差別テロ、地下鉄サリン事件の2年後に起こりました。ともに現代日本人の心の闇の深さを垣間見せる事件でした。
 私は、これらの事件と、今回の安倍元首相銃撃事件は、深いところで、つながっているという気がします。そのつながりは何なのか。
 これらの事件の要因には、個人的要因、家庭的要因、社会的要因に、民族的要因があります。最も共通性が高いのは、民族的要因です。日韓日朝関係の歴史的なゆがみです。キーワードは在日、反日、民族間の怨恨です。それらが最終的に、犯罪者の病的な思い込み、異常な感情、違法な行動に結果したと考えられます。

 次回に続く。

************* 著書のご案内 ****************

 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
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 『細川一彦著作集(CD)』(細川一彦事務所)

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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される7

2022-07-20 17:26:55 | 時事
■統一教会の問題が噴出(続き)

●反日的な教義

20220715
<報道>
 日刊ゲンダイ・デジタル版より。

ーーーーー
 ・・・安倍氏が教祖に「賛意」まで表明していた統一教会の教義とは一体、どういうものなのか。
 1978年6月1日の衆院地方行政委員会で、共産党議員が教義である「原理講論」や関連書籍など読み上げている。内容はこうだ。
 「韓国語の原本によりますと(略)こういうことが書いてあるのです。有史以来、全世界にわたって発達してきた宗教と科学、即ち、精神文明と物質文明とは韓国を中心として、みな一つの真理のもとに吸収融合され、神が望まれる理想世界のものとして結実しなければならないのである(略)人類の父母となられたイエスが韓国に再臨されることが事実であるならば、その方は間違いなく韓国語を使われるであろうから、韓国語はまさに祖国語となるであろう。したがってすべての民族はこの祖国語を使用せざるをえなくなるであろう。こう言っているのです」
 「男性韓国が、真理の国ということができるとすれば、女性日本は産業の国といえるのではなかろうか。深遠な真理をもって語りかけてくる男性に、女性は何をもって返答をするであろうか。婚姻の約束が成った後は、仲人を立て、調度品を将来の夫のもとに納める習いがあるではないか。日本は、二十年間の驚異的な産業の発展を有している。この産業・経済を男性韓国へ結納として収める歴史的必然性がある」
 いやはや、どう見ても「曲解」としか思えない教えだが、これでは霊感商法被害者などが続出するのも無理はない。
 改めて日本の現職の総理大臣が「賛意」を表明していたことに驚くが、不思議なのは、ふだんは「嫌韓」「反韓」を訴えている保守系から批判の声がほとんど出ていないことだ。仮に、野党議員が今回の安倍氏のように「韓国が世界の中心」みたいな団体に「賛意」を示していたら、たちまち「売国奴」「恥を知れ」などと大騒ぎになっているだろう。
 ネット上でも、〈京浜急行線の駅名案内がハングル文字というだけで怒り狂っていた右派の人はなぜ静かなの?〉、〈世界の中心が韓国で、属国扱いの日本は女性もカネも差し出せという宗教法人に賛意を送った安倍さん。韓国嫌いの支持者はどう思っているのだろうか〉といった声が出ており、自民党などの保守系支持者らが声高に叫ぶ「愛国心」の“正体”が問われる事態となっている。・・・
 「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)日本教会会長の田中富広氏は前日11日の会見で、「山上さんが破綻された立場で、さらに献金を要求することはありません」と発言。これに対し、渡辺博弁護士はこう指摘した。
 「統一教会にとって資産がある信者が一番ありがたい。<資産は全て捧げなさい>という教えです。資産がなくなれば『借りられるだけ借りてこい』と言われ、借金で献金をさせられます。弁済できないと、自己破産するしかありません。教会長は破産申立書、破産に至った理由書の書き方を信者に教えます。『弟が病気でお金を使いました』と書くよう指示し、まるで自己破産を奨励しているかのようです」
 田中会長は旧統一教会の献金について、「献金は本人任せで、ノルマはありません」と断言したが、郷路征記弁護士はこう反論した。
 「札幌の裁判で分かったことは、必ず支払わなければならない義務献金が650万円あり、それが終わると愛国献金が300万円、聖本献金が3000万円と続きます」・・・
―――――

●統一教会の内紛と分裂

20220719
<ほそかわ>
 元統一教会の元ナンバー2、文鮮明氏の右腕だった郭錠煥氏(カク・ジョンファン)が会見。「世界平和統一家庭連合」世界会長、「世界平和教授アカデミー」設立会長、『世界日報』発行人、米紙『ワシントン・タイムズ』会長等を歴任した元最高幹部。
 文鮮明氏は1970年代に、日本から多額の献金を集めろと指示。日本の統一教会の組織は、集金のための「経済部隊」と位置付けられる。その方針のもとに、1980年代から霊感商法が行われるようになった。日本以外の国では、多額の献金集めや霊感商法は行われていない。
 文鮮明氏の死後、跡目争いがあった。妻か三男か七男かの権力争いで、三つに分裂。文氏を継いだのは、妻の韓鶴子氏。韓氏の家庭連合では、日本からの多額献金が続いている。郭氏は、団体から追放された。
 郭氏によれば、三男の文顕進氏が継いでいれば、日本の組織は「経済部隊」ではなくなって、多額の献金集めはなくなっていたとのこと。三男は南米を中心に活動。郭氏の娘は、文鮮明の三男に嫁いでいる。三男のグループを正統と主張する意図ありか。
 七男の文亨進氏は、米国でサンクチュアリ教会を設立。

20220719
<報道>
 聯合ニュースの記事より。

―――――
旧統一教会元幹部 安倍氏銃撃は「教団が道を外れたために起きた」

 【ソウル聯合ニュース】宗教団体、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓国にある本部で総裁に次ぐ幹部だった郭錠煥(クァク・ジョンファン)元世界会長が19日、ソウルで記者会見を開き、安倍晋三元首相の殺害事件について謝罪し、事件は教団が正道から外れたために起きたと批判した。
 郭氏は「統一教会で最も長く最高位の指導者に就いていたため、安倍元首相の死に責任がないとは思っていない。心からおわび申し上げる」と謝罪。事件について、「残念ながら、統一運動(教団の活動)が本来あるべき道から完全に外れたために起きたものだ」と主張した。
 世界平和統一家庭連合は1954年に文鮮明(ムン・ソンミョン)氏が「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」として韓国で創立。日本では59年に「日本統一教会」が創立され、64年に宗教法人の認可を受けた。2015年に現在の名称になった。
 参院選の応援演説中だった安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、母親が同教団に破産するほどの献金をして家庭が崩壊したため恨みを持ち、安倍元首相が同教団とのつながりが深いと考え狙うことにしたといった趣旨の供述をしているとされる。
 郭氏は1958年に統一教会に入信した。韓国の日刊紙「世界日報」初代社長、プロサッカーチーム「城南一和」オーナーなど教団の要職を務め、プロリーグのKリーグを運営する韓国プロサッカー連盟の会長にも就いた。創始者・文鮮明氏の三男、文顕進(ムン・ヒョンジン)氏の義父でもある。顕進氏が内部争いの末に教会に背を向けると、2009年に自らも統一教会を離れたとされる。
 郭氏は会見で、山上容疑者の母親が信者として教団にどれだけの献金をしていたのかや、母親の活動の詳細など、銃撃事件の背景と見なせるような内容は明らかにしなかった。
 代わりに、1998年に文顕進氏が父を継いで統一教会の世界会長に就いた後、教団内で抵抗や攻撃に遭い、これは母親の韓鶴子(ハン・ハクチャ)現総裁や兄弟が前面に登場したことで強まったとする主張に多くの時間を割いた。
 郭氏は「文(顕進)会長は日本の教会を献金をつくり出す『経済部隊』から正常な組織に変えようとしたが、その初めから抵抗に遭い、暗礁に乗り上げた」と述べ、現在の教団幹部を批判した。
日本統一教会と自民党の政治家らの関係については、文鮮明総裁は安倍晋三元首相の祖父である岸信介元首相と近しかったとしたほか、安倍氏の父の安倍晋太郎元外相も総裁と親しかったと承知していると伝えた。一方で、岸氏、安倍晋太郎氏、安倍晋三氏らとの間に「政治的な関係は全くなかった」と述べ、マスコミなどが取り沙汰している統一教会と自民党の間の癒着疑惑を否定した。
――――

20220719
<報道>
 FNNプライムオンラインの記事より。

―――――
「安倍元首相の死に責任が...」 旧統一教会元ナンバー2が謝罪 日本の組織は“経済部隊”

 (略)会見の中で、カク氏は、日本の旧統一教会の組織が、献金をつくり出す「経済部隊」だと主張した。
 そのうえで、現在も信者から無理に献金を集めていて、破産や自殺者が絶えないと批判した。
カク・ジョンファン氏「安倍元首相銃撃事件は、残念ながら、教団の本来あるべき姿から完全に外れたために起こった事件です。これは真実です」
 これについて、韓国の旧統一教会側は、「事実関係が正しくない内容で、特に対応する価値はないと思う」とコメントしている。(略)
――――

 次回に続く。

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 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1
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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される6

2022-07-20 17:24:41 | 時事
■統一教会の問題が噴出

●安倍氏と統一教会の関係

2022-715
 NEWSポストセブンの本日付け版より。

ーーーーー
 ・・・安倍晋三氏は、祖父や父と違って、旧統一教会とは距離を置いていたという。それというのも、「反共」を掲げていた文総裁(註 文鮮明、ムン・ソンミョン)が1991年に突然北朝鮮を訪問、当時の金日成主席と会談して密接な関係を結んだからだ。
 拉致問題で北朝鮮に厳しい姿勢を取ってきた安倍氏は、そうした旧統一教会と北朝鮮との関係を警戒していたようだ。
 しかしその後、安倍氏が昨年9月12日、旧統一教会系の「天宙平和連合(UPF)」の集会に、こんなビデオメッセージを寄せていることを本誌(註 週刊ポスト)は報じている(2021年9月27日発売号)。
 〈今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁(註 ハン・ハクチャ)をはじめ、皆さまに敬意を表します〉・・・
 安倍氏が旧統一教会と北朝鮮の関係を警戒しつつも、歴史的経緯の中で祖父の岸氏、父の晋太郎氏から続く旧統一教会との関係を完全には断ち切れていなかったことを物語る。そして、その動画を見た容疑者は、犯行に突き進んだという。・・・
ーーーーー

20220716
 日刊ゲンダイの記事より。

ーーーーー
 ・・・旧統一教会による被害者の救済活動を展開する「全国霊感商法対策弁護士連絡会」は今から16年前の2006年6月、当時は内閣官房長官だった安倍氏に公開質問状を出している。安倍氏が、この年の5月13日にマリンメッセ福岡で開かれたUPFの「祖国郷土還元日本大会」に対し、「内閣官房長官」の肩書きで祝電を送ったことに懸念を示したのだ。
 質問状では、①どのような事情で祝電を送ったのか②UPFが統一協会系であることを知っていたのか③今後も統一協会の組織活動について同様の対応をする考えがあるのか──だった。しかし、安倍氏側は何ら回答せず、メディア取材に対して「私人としての立場で地元事務所から『官房長官』の肩書で祝電を送付したとの報告を受けている。誤解を招きかねない対応であるので、担当者にはよく注意した」とのコメントを出しただけだったという。・・・
 連絡会はこうした安倍氏側の対応を批判し、さらなる公開質問状を送付している。内容はこうだ。
 〈貴殿が統一協会の集会に祝電を送るということは、貴殿が統一協会の活動に賛同し、これを激励している趣旨であることは、誤解されようのない事実です。統一協会は、今日もなお、きわめて多数の善良な市民に対し、先祖因縁による脅迫を行い、その資産の全部を奪い取る反社会的活動を継続しています〉
 〈本来、貴殿は、内閣官房長官として、統一協会のこうした反社会的な活動に対し、善良な市民を守るために適切な施策を講じる責任を負っているはずです。そうした役割を期待されている貴殿が、今回の行動により、逆に統一協会の反社会的な活動にお墨付きを与え、これを援助、助長していることについては、法律上も多大な問題を有すると指摘せざるを得ません〉
 〈当連絡会は、貴殿に対し、反社会的な活動を行っている統一協会とのこれまでの関係をきちんと明らかにし、今後は統一協会との関係を絶つよう求めます〉
 この経緯を振り返る限り、安倍氏はUPF=統一教会がどのような団体なのかはハッキリと認識していただろう。政治家として、また官房長官という政府の要職にある身として、この時、弁護団の抗議や申し入れを真摯に受け止め、適切に対応していれば、少なくとも今回の惨劇が起きることはなかったのではないか。
ーーーーー

●日本から多額の献金を収集

20220714
<FBからの取り込み>
 黒木昭弘氏のFBポストより

――――――
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)

 資金のの殆どは日本?(略)
 会員数は日本が圧倒的に1位
 統一教会の発表している信者数は以下の通り
 
 1)日本    56万人
 2)韓国    30万人
 3)フィリピン 12万人
 4)コンゴ   11万人
 5)アメリカ  10万人
 6)タイ    10万人

 なんと日本が起源の韓国の二倍近く、一時本部を移したアメリカの6倍近くになる。(アメリカでは警戒されたのか、教祖がFBIに脱税で逮捕されて、活動を大きく制限されたが)
 更に実態でいうと日本が10万人程度(6万人との説もある)、韓国は1万人以下、アメリカも5000人以下との説もある。そうなると信者の大半は日本人、勿論資金も殆ど日本で得ているのではと疑いたくなる。
 日本では信者の収入のかなりの部分を吸い上げているとして、仮に平均年間一人あたり300万で計算すると、年間1,800億円~3,000億円の巨額になる。この他に財産の吸い上げもあるはずだから日本人から取り上げる額は更に大きくなる可能性もある。
 韓国人の友人によると韓国では統一教会は既に宗教団体ではなく「財閥」とされているとか。そうだとすると日本人から巻き上げた何千億円から数兆円がその「財団」の活動資金になっているのでは?
ーーーーー

●統一教会と政治家のつながり

20220714
<FBからの取り込み)
 黒木昭弘氏のFBポストより

――――――
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)

 なんと選挙支援を受けて、自分は会員になっていると認める現職国会議員がいる!

 現役国会議員が選挙で支援を受けたと堂々と認め、統一教会もそれを認めている。
 本日発売の週刊文春と新潮の記事の中で唯一驚いたのは文春のこのインタビューである。
 その国会議員は今回の参議院選でも当選した、自民党参議院議員の「井上義行」議員(比例)である。
 彼は第一次安倍内閣の時の首相秘書官で、安倍派である。
 文春のインタビューで、統一教会に選挙支援を受けたこと、政治信条が同じなので「賛同会員」になったことを認めている。また統一教会側も「参議院選挙で支援をしたことは事実」と認めている。流石にこれには驚いた!両者とも回答拒否も有耶無耶にすることが出来たのに堂々と認めるとは!文春もサラリと書いているだけだが、どんな思惑なのだ?
更に文春は井上議員夫婦が「祝福結婚」の儀式を行っているのではとも書いている。
 僕は統一教会が既に10万人程度の団体になっているのなら、選挙協力はともかく、票としては影響力は少ないと思ったが、井上議員の「全国比例」ではそうでもないとわかった。
 井上議員の比例の個人票は16万5062票で自民党の当選議員 8人中12位(下から1/3)で全国での得票だから高々10万人程度の宗教団体でも当落を左右される可能性もあり、井上議員がリスクを犯しても統一教会票が欲しかったという仮定もあり得るかもしれない。
 文春がもう一名名前を上げたのが北村経夫参議院議員で彼も、昨年の安倍元首相の山口でのライバルの林芳生議員が衆議院への鞍替えで空いた参議院山口選挙区に鞍替えする前は、2013年と2019年の比例区でそれぞれ19人中13番目、18人中15番目の当選と選挙には弱い。(井上議員とは選挙年が別なので被らない)
 統一教会は公明党と共産党以外の政党には選挙の時、運動員を派遣して、お金を出して運動員を雇えないので各党の候補者も非常に重宝しているのは聞いていたが、まさか小さなカルト集団の票で政治家を動かせるとは思っていなかった。参議院の(全国区?)比例の制度は変えたほうが良いかもしれない。
 しかしその前に外国のカルト団体に支援を要請するような議員を公認する政党をなんとかしないと。(略)
―――――

20220714
<FBからの取り込み>
 中原幹雄氏のFBポストを紹介します。

ーーーーー
安倍元首相側近の井上義行氏が大炎上!旧統一教会の「全面支援」で当選していた

 旧統一教会はどこまで政界に食い込んでいるのか。
 7.10参院選で当選した自民党の井上義行議員が、旧統一教会から全面支援を受けていたことが発覚し、ネット上で<これも衝撃!>と驚きの声が上がっている。井上氏は、第1次安倍政権の時、首相秘書官をつとめた安倍元首相の側近だ。
 選挙期間中の7月6日、さいたま市文化センターで開催された旧統一教会の集会「神日本第1地区 責任者出発式」は衝撃だ。
 旧統一教会の幹部が、「井上先生はもうすでに信徒となりました」と紹介し、「必ず勝たなければいけない。勝ちこそ善であり、負けは悪でございます」とゲキを飛ばしているのだ。つづいて井上氏も登壇して挨拶している。
 実際、井上氏は旧統一教会の「賛同会員」になっているようだ。旧統一教会は全国に10万票を持っているという。全国比例で出馬した井上氏は、16万5000票を獲得し当選している。
 現場で取材したジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「会場は異様な熱気でした。幹部や井上議員が発言するたびに大きな拍手とワーッという歓声が上がる。熱狂的な信者が自民党議員の集票マシンになっている感じでした」
 はたして、どれだけの自民党議員が旧統一教会から支援を受けているのか。
ーーーーー

20220716
<報道>
 日刊ゲンダイの記事より。

ーーーー
旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト入手! 安倍政権での重要ポスト経験者が34人も
 
 安倍元首相の暗殺事件でクローズアップされている旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と自民党の関係。山上徹也容疑者(41)の供述によれば、昨年9月に安倍元首相が統一教会の関連団体「天宙平和連合(UPF)」のイベントにリモート出席した動画を見て殺害を決意したという。
            ◇  ◇  ◇
 実際、旧統一教会の政界への浸透は凄まじい。日刊ゲンダイは旧統一教会と関係のある国会議員112人のリストを入手。ジャーナリストの鈴木エイト氏が長年の調査によってリストアップしたものだ。
 「統一教会との関わり方はさまざまですが、議員本人のイベント出席や秘書の代理出席、祝電など、教団側が時限的に発表していた画像や残っている公開資料で確認できたものをリスト化しています。公になっていないだけで、関わりのある議員は他にもいると考えられます」(鈴木氏)
 リストを見ると、やはり自民党議員が圧倒的に多い。衆院議員78人、参院議員20人が統一教会系の団体等との何らかの関わりが確認された。野党でも立憲民主党6人、日本維新の会5人、国民民主党2人が関わりを持っていた。そのうち閣僚、党幹部の経験者だけでも34人に上る(別表)。
 イベント参加や祝電のほか、米国で発行されている統一教会系の日刊紙「ワシントン・タイムズ」や機関紙「世界日報」にインタビューなどが掲載されたケースもあり、献金を受け取っていた議員もいる。

統一教会から支援を受ける議員を政務三役などにどんどん登用 自民党議員は98人
 そして、旧統一教会との関わりが認められる議員の多くが、第2次安倍政権以降、大臣や副大臣、政務官などに起用されてきた。2019年の第4次安倍第2次改造内閣では、閣僚20人のうち10人が旧統一教会関連だった。
 「以前はこれほど関係を大っぴらにはしていなかったのですが、第2次安倍政権以降、教団も政治家も親密な関係を隠さなくなった。安倍元首相が統一教会から支援を受ける議員を政務三役などにどんどん登用したため、アピールするかのように国会議員が統一教会系のイベントに関わるようになりました。『頼まれてメッセージを送るくらいよくあること』と擁護する声もありますが、政治家の影響力を考えれば、これだけ問題のある団体に祝電を送ればお墨付きを与えることになる。それが新たな被害を生むかもしれないということは少なくとも考えるべきでしょう。『統一教会の関連団体とは知らなかった』では済まされません」(鈴木氏)
 大メディアは旧統一教会を糾弾するだけでなく、政治とのズブズブ関係もしっかり報じるべきだ。
ーーーーー

20220719
<FBからの取り込み>
 黒木昭弘氏のFBポストより。

―――――
 統一協会を調べれば調べるほど不思議で理解できないことは、これほど反日、嫌日的団体に、何故に保守系(自民党とは限らない)議員が親密感や利用しようと考えるかだ。
 韓国の統一教会では『日本は"エバ国家"で「サタン(悪魔)の国」であるため、贖罪として「金のなる木」の役割を担い、"アダム国家"である韓国と国内外の統一教会に全てを捧げるべき』との反日教義が教えられている。
 同じことだが、韓国版の統一教会の「文鮮明先生御言選集」に実際に『文鮮明の教え(教義)の一つとして、文教祖の恨(ハン)を晴らすのは「エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること」「天皇を自分(文鮮明)にひれ伏させること」としている』
 勿論「金のなる木」の日本の統一教会ではその部分は全くカットされているが。
 実際に韓国では文鮮明に統一教会の日本人幹部が扮する「天皇」がひれ伏す儀式が毎年行われていたとの告発がある。
 統一教会の広報誌「世界日報」の編集者が、統一教会から(権力争いで?)解任された後、その手記の中で『統一教会会長久保木修己が昭和天皇の身代わりで文鮮明に拝礼する秘密儀式があるという内容』があり、更にその詳細を暴露するおそれがあるとして、この元編集者が勝共連合関係者と思われる人物から襲撃され瀕死の重傷を負った(副島襲撃事件)事件まで起こっているが、何度も危険な状態に陥り、2度の大手術の後になんとか生き延びた事件にも関わらず、この襲撃事件は殺人未遂事件としてではなく、傷害事件として捜査された、結局犯人が特定されずに時効を迎えたのも不可解である。(被害者は犯人をある程度特定していたにも関わらず)
 添付した動画は1998年に韓国が通貨危機に陥りIMFの管理下に陥った時、統一教会も危機意識を持ち、更に日本からお金を調達するべく、日本の信者一人当たり160万円( )を新たに集めるべく韓国人を日本に送り込んで金を毟るための会議のビデオ(変な日本語発音から、ハッギリ・ハッギリ統一教会ビデオと通称言われている、裁判でも正式に証拠認定されたもの)
 もう一度いう、日本という国を徹底的に馬鹿にして、天皇陛下まで侮辱するこんな団体になんで日本の「自称愛国者」の先生方が便宜を図ったり、支援を嬉々として受けるのか私には全く理解できない。
―――――

20220720
<報道>
 日テレNews より。

―――――
19日午後8時、自民党の青山繁晴参議院議員が取材に応じました。

――自民党と“統一教会”に関係があったのか?
自民党 青山繁晴議員 「そうですね」

 青山議員は18日、自身のブログで以下の内容を明らかにしました。 “統一教会”と自民党議員との関係(青山議員のブログより) 「(参院選前に)良心的な議員がわたしにこう語りました。『所属する派閥の長から(旧)統一教会の選挙の支援を受けるようにと指示されたが、断った。そのため派閥の長は、その分の票を別の議員に割り振ったようだ』」 「わたしがこの派閥の長に、事実関係を問うたところ、『各業界団体の票だけでは足りない議員については、(旧)統一教会が認めてくれれば、その票を割り振ることがある』との率直な答えがありました」

――この「派閥の長」の名前は公表しない?
 自民党 青山繁晴議員 「しません。ご本人が…というなら別ですけど、私の方からすることはないです」

――相談した議員は“統一教会”からの支持を拒否し選挙活動に臨んで、当選した?
 自民党 青山繁晴議員 「当選したか、落選したかは言えないです」

 核心に迫る質問については明言を避ける一方、「教団と政治の関係は、昔から与野党限らずある」と証言しました。

 自民党 青山繁晴議員 「彼(相談された議員)がなぜ僕に話したかというのは、やっぱり正すべきことがあるから話されたんだと思うんで。安倍さんが健在であれば、それも諫言(かんげん)申し上げたと思うので…無念の限りですね」 「派閥の長」の名前こそ明かしませんでしたが、「安倍元首相に諫言したかった」と話しました。
―――――

 次回に続く。

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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される5

2022-07-20 17:19:07 | 時事
■安倍氏に関する続報

●「国葬」を今秋、実施へ

20220714
<報道>
 FNNプライムオンラインの記事より。

―――――
【速報】安倍元首相の「国葬」今秋、実施へ 岸田首相が表明 吉田茂氏以来

 岸田首相は14日の記者会見で、参院選の演説中に銃撃されて亡くなった安倍元首相について、今年秋に「国葬」を行うことを明らかにした。
 岸田首相は14日の会見で、安倍元首相について、「憲政史上最長の8年8カ月にわたり、卓越したリーダーシップと実行力をもって、厳しい内外情勢に直面する我が国のために、内閣総理大臣の重責を担ったこと」「東日本大震災からの復興、日本経済の再生、日米関係を基軸とした外交の展開などの大きな実績を様々な分野で残したこと」「外国首脳を含む国際社会から極めて高い評価を受けていること」などとして、「この秋に『国葬儀』の形式で、安倍元首相の葬儀を行うこととした」と述べた。
 また、岸田首相は「国葬儀を執り行うことで、安倍元首相を追悼するとともに、我が国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示す。あわせて活力にあふれた日本を受け継ぎ、未来を切りひらいていくという気持ちを世界に示していきたい」と述べた。戦後、総理大臣経験者の「国葬」は1967年に亡くなった吉田茂元首相以来となる。
―――――

20220715
<報道>
 読売新聞の記事より。

――――
国葬、当初は「国民葬」軸に検討…首相が慎重論退ける

 岸田首相が、安倍晋三・元首相の葬儀を政府主催の「国葬(国葬儀)」で実施すると決めたのは、歴代最長政権を築いた安倍氏の功績に加え、国内外から追悼の声が途切れないことを踏まえて判断したものだ。政府内には国葬を行うことに法的根拠の面などから慎重論もあったが、首相の強い思いで実現することになった。
 「ご功績は誠に素晴らしいものだ。外国首脳を含む国際社会から極めて高い評価を受けている」
 首相は14日の記者会見で、安倍氏の葬儀を政府が費用を全額を負担する「国葬」とする理由についてこう説明した。自民内では首相の判断を歓迎する声が広がっている。高市政調会長は「国際社会で大きな存在感を示し、実績を残された。国葬は当然だ」と語った。
 政府内では当初、「国葬」の形式にするのは難しいとの見方があった。戦前の国葬令は1947年に失効した。67年に吉田茂氏の国葬を閣議決定で行った例はあるものの、80年に死去した大平正芳氏以降は、政府と自民党が共催する「内閣・自民党合同葬」が主流となった。葬儀費用の全額を国費で賄えば、世論から批判が出るとの懸念もあった。
 このため、政府は合同葬か、政府と自民党のほかに財界などの国民有志も主催者に加わる「国民葬」の実施を軸に検討していた。(略)
 首相官邸は内閣法制局と法的根拠について協議し、国の儀式に関する事務を内閣府の所掌として定めた同府設置法に基づき、閣議決定で実施するのは問題ないと結論づけた。(略)
―――――

20220720
<報道>
 読売新聞の記事より。

―――――
安倍元首相の国葬、9月27日に日本武道館で…政府が最終調整

 政府は、安倍晋三・元首相の「国葬(国葬儀)」を9月27日に東京・日本武道館で行う方向で最終調整に入った。22日にも閣議決定する。複数の政府関係者が明らかにした。
 27日は火曜日だが、政府は、学校や官公庁などは休みとしない方針だ。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来で、戦後では2例目となる。費用は全額国費で負担する。岸田首相は14日の記者会見で、歴代最長政権を築いた安倍氏の内政と外交両面での功績を評価し、秋に国葬を行うと発表した。政府は9月中に実施するため、可能な日程の調整を進めていた。
 国葬には、海外から多数の首脳級の参列が見込まれる。首相は19日の自民党役員会で「(安倍氏が銃撃された)事件を踏まえ、警備態勢を改めて点検・強化する。活発な弔問外交も予想され、しっかりと準備していきたい」と述べた。
ーーーーー

●銃撃による死因

20220714
<報道>
 産経新聞の記事より。

―――――
命奪った2発の銃弾 心臓到達、大量出血にすべなくこめじるし


 ※安倍元首相の被弾状況の図

 奈良市での街頭演説中に凶弾に倒れた自民党の安倍晋三元首相(67)が亡くなった状況が、徐々に明らかになってきた。「一度に6個の銃弾が発射できる」とされる手製銃が発砲され、少なくとも銃弾2発が体内に入り、うち1発は心臓に達していた。銃撃現場や搬送先の病院では懸命の救命措置が行われたが、大量の出血を前に、消えゆく命を引き留めることはできなかった。
 「止血、大量の輸血を行ったが、残念ながらこのような結果になった」。安倍氏の死亡が確認された8日午後6時過ぎ、会見した搬送先の奈良県立医科大付属病院(同県橿原市)の福島英賢教授はこう切り出した。銃弾の1発が心臓の心室と大血管に到達していたことも明らかにした。 県警によると、被弾した傷は首と左上腕の少なくとも2カ所で、司法解剖の結果、死因は左上腕から入った銃弾で左右の鎖骨下にある動脈を損傷したことによる失血死。安倍氏は銃撃を受けた直後、左腕付近を押さえて倒れこんでおり、この銃弾が致命傷になったとみられる。
 現場では救急車の到着を待つ間、自動体外式除細動器(AED)が運び込まれ、近くのクリニックから駆け付けた医師が救命措置にあたった。安倍氏は大量に出血し、クリニックの中岡伸悟院長(64)は「顔面蒼白(そうはく)で、まぶたの裏も真っ白。貧血状態だったのはすぐに分かった」と話す。あおむけに倒れた安倍氏の背中側には大きな血だまりができていたという。
 AEDを使用したが、電気ショックは起きなかった。AEDはけいれん状態の心臓を正常に動かすための装置で、完全に心停止した場合は作動しない。銃弾が達していた心臓は、この時点で完全に止まっていた可能性が高い。
 安倍氏は銃撃を受けてから約50分後、心肺停止状態で同病院に到着。病院では止血のための緊急開胸手術が約20人態勢で行われ、輸血も100単位(1単位は通常140ミリリットル)以上に達した。 死亡が確認されたのは、銃撃から5時間半余りがたった8日午後5時3分。福島氏は到着時について「かなり厳しい状態であるということが予測された」と述べ、「血液も凝固する力を失っていて、いろいろなところから出血するような状態だった」と明かした。
―――――

20220715
<ほそかわ>
 3D画像データで、安倍氏の体の動き、命中した2発の弾丸の弾道、被弾した部所、弾丸が心臓や太い血管に到達した経路、出血の方向と範囲を、時間を追ってシミュレイトして欲しいですね。
 山上容疑者と同時に狙撃した者がいるのではないかとか、安倍氏が倒れてから至近距離で追撃した者がいるのではないかという見方あり。思いつきの推理や皮相な連想ではなく、厳密な科学的な検証が必要です。

●安倍氏の死去の影響

20220715
<報道>
 産経新聞の記事より。

―――――ー
安倍氏死去1週間 議連や党内論議の方向性に影響

 自民党の安倍晋三元首相の死去は、安倍氏が要職を務めた自民の会議体や議連などの活動に暗い影を落としそうだ。党内保守を牽引する重鎮の安倍氏の意向は、首相官邸や予算編成を担う各省庁が注視し、政策実現に向けた推進力となっていたためだ。羅針盤を突然失った議連幹部らからは今後の活動に不安の声が上がっている。
 「これから活動しにくくなった。後ろ盾がなくなったわけだから」 安倍氏が顧問を務めた党内保守系の勉強会「保守団結の会」に所属する中堅議員はこうつぶやいた。同会は安倍氏が主導し、軍事拡張を続ける中国をめぐる政策や歴史認識などをテーマに議論を重ねて「岩盤支持層」の発信源としての役割を果たしてきただけに、喪失感は大きい。
 安倍氏不在で党内議論が大きく変わりそうなのが財政政策だ。安倍氏は財政支出をてこに景気を支える積極財政派で構成する「財政政策検討本部」の最高顧問を務め、参院選前に岸田文雄首相(自民総裁)の直轄機関で財政規律を重視する「財政健全化推進本部」と鋭く対立した経緯がある。年末の予算編成を控え、積極財政派の発信力が低下すれば、政府の経済対策に影響を与える可能性がある。
 安倍氏が参加した議連は党内抗争の舞台装置でもあった。昨年9月の総裁選前、党内の主導権争いが激化し始めた際に安倍氏は盟友の甘利明前幹事長が会長を務める「半導体戦略推進議連」に最高顧問として参加。同時期に二階俊博元幹事長が主導した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」推進議連にも最高顧問として名を連ね、党内政局の「バランサー」としての役割も担った。 同議連は活動再開を模索しているが、FOIP構想の提唱者である安倍氏を失い、「今後の活動のイメージがまだわかない」(議連幹部)という。(大島悠亮)
―――――

20220716
<ほそかわ>
 自民党内の議論で、安倍氏の抜けた穴は大きい。保守、財政、外交・・・あまりに大きいですね。
 自民党最大派閥の安倍派は、会長を置かずに集団指導体制へ。やがて分裂は必至でしょう。
 自民党から真正保守が縮小し、リベラル色が強くなることも予想されます。
 安倍氏の死の影響は、一政党における影響にとどまらず、日本という国の全体にどれほど大きなマイナスをもたらすか分かりません。さらにアジアと世界に対しても、想像以上に大きなマイナスをもたらすでしょう。

20220716
 こんな立派な政治家を失ったのです。
 2012年から約10年の総額が約1億円とのことです。
 山上君に知ってほしかった。

ーーーーー
加藤清隆(文化人放送局MC)
 安倍総理が在任中ずっと毎月給与の30%(73万円)を、東日本大震災の復興支援のために返納し、その額が1年間(註 10年?)に9640万円に上るという。大震災発生直後、安倍氏は4トントラックに救援物資を満載し、被災地を回っていたという。本人は言わないから報道もない。だが私達は大変な宝物を失ったのだ。
ーーーーー

 次回に続く。

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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される4

2022-07-14 19:08:45 | 時事
●個人的怨恨が統一教会から安倍氏へ(続き)

20220712
<報道>
 日テレNEWSの番組より。

―――――
「“統一教会”の問題は今も」弁護士が会見 “3億円以上被害”主張も

 安倍元首相の銃撃事件を受け、12日、「世界平和統一家庭連合」いわゆる“統一教会”のトラブルに対応してきた弁護士たちが会見を開きました。弁護士らは「問題は今も続いている」と指摘し、去年もあわせて3億円以上の被害相談が寄せられたといいます。

     ◇

 12日午後5時半すぎ、「世界平和統一家庭連合」いわゆる“統一教会”のトラブルに対応してきた弁護士たちは次のように述べました。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 川井康雄弁護士
 「山上容疑者が安倍晋三元首相を死に至らしめた今般の卑劣きわまりない行為は、いかなる理由があろうとも決して許されないことです」

 安倍元首相襲撃事件で逮捕された山上徹也容疑者は、母親による教団への多額の寄付で「家庭生活がめちゃくちゃになった」と主張しています。
 川井弁護士は、「山上容疑者の母親が統一教会に多額の献金をし、家庭を崩壊させられたことへの恨みが、今回の事件の動機であるという報道が事実だとすれば、同被疑者が母親の常軌を逸する統一教会への献金をはじめとした忠実すぎる活動のため、どんなに苦しんできたことか」と教団の献金などの活動を非難しました。

     ◇

 11日の会見の中で、世界平和統一家庭連合の田中富広会長は、「過去、献金に関してトラブルがあったということは、報道関係者のみなさまも周知の事実かと思います。2009年以降の案件で、そのようなトラブルはありません」と述べていました。
 しかし、弁護士らは「問題は今も続いている」と指摘しました。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
「きのうの記者会見では、あたかも他人事(ひとごと)のように言ったうえで、『その後の献金はありません』(と言ったが)おそらく献金させてます。借金させても献金させます」

 弁護士らによると、「去年もあわせて3億円以上の被害相談が寄せられた」といいます。
 さらに、この弁護士会は次のように主張しました。

全国霊感商法対策弁護士連絡会 渡辺博弁護士
 「現在でも同じような形、全ての財産は神様。『全てささげなさい』というのが残念ながら統一教会の教えですから、その結果、家庭崩壊になってしまうということです。一つだけもってきたんですが、単なる本なんですが、“統一教会”がいくらで信者に買わせるかと言ったら3000万円。こんな普通の本が3000万円。常識外れです」

 また、「安倍元首相がメッセージを送った団体は“統一教会”と実態は同一だ」と主張しました。

20220713
<報道>
 デイリー新潮の記事より。

―――――
「統一教会」から5千万円返還させていた……「山上容疑者」が抱えていた教団との金銭トラブル 「ネグレクトどころではない」伯父が証言

 安倍晋三元首相を銃撃し逮捕された山上徹也容疑者(41)は、母の統一教会への傾倒を犯行の動機として語っている。その凄絶な生い立ちを山上容疑者の伯父が証言する。
 山上容疑者には、兄と妹がいる。母は統一教会を信仰する以前に、実践倫理宏正会という団体の活動に入れ込み、その傾倒が理由でノイローゼ状態になった父は自ら命を絶った。(「【独自】安倍元総理射殺事件 『山上容疑者』父の自殺の背景にあった“もうひとつの団体”の名」を参照)
 「徹也の兄は小児がんを患っていて、手術もしています。片目も失明しており、普段の生活にも苦労していました」
 と明かすのは、山上容疑者の父の兄、つまり伯父にあたる人物である。
「(山上容疑者の)父が亡くなり、兄も病気でした。そうしたことがきっかけになり、父が亡くなってずいぶん経ってから、母は統一教会に入信したんですわ」
 彼女は熱心な信者となり、度々、子供を置いて長期にわたり渡韓するほどだったという。
 「子供たちはその間、食べるもんがなかったんですよ。だって、母親が日本におらんかったからね。自分は韓国に行き、ずっと放っておいた。ネグレクトどころではない、もっとひどい状態です。兄は病気で自分で食事を作ることもできない。その兄が電話をかけてきて、“食べるものがない”と。お金を持って行ってあげたりしていました。すると、冷蔵庫の中には食料がまるでないんですわ……」
 さらに、伯父は統一教会と山上容疑者の家族の間で、ある取り決めが交わされたと語る。
 「(山上容疑者は)そりゃあ、統一教会憎しになりますよ。(寄付として家から)持って行かれてしまったのが、1億数千万円はある。私はね、(山上容疑者ら)3人の甥と姪の依頼で統一教会から5千万円を2009年に取り返したんですよ。その時の和解書もある。でも、取り返した金を母親がまた寄付してしまうんです」
 その当の母親は大阪府内の伯父の自宅に身を寄せているという。
 特殊な環境に育った山上容疑者の兄は後に自殺し、また山上容疑者本人も、母の信仰に悩み自殺未遂を起こしている。・・・

●再浮上する統一教会の巨悪

20220713
<FBからの取り込み>
 東京都荒川区議 小坂英二氏のFBポストより。

ーーーーー
 旧統一教会(現:世界平和統一家庭連合)に対する手相勧誘阻止活動や洗脳信者の家族と共に説得活動に参加し被害者を多数知る者として一言。
 「統一教会は宗教ではない。日本人を洗脳し法外な金銭を収奪し、人身売買で若い女性を韓国に売り飛ばすシステム」です。日本から殲滅せねばならない組織だと断言します。
 収奪した金銭は韓国に蓄積、反日活動の資金に。統一教会の述べる「日本の原罪」は「強制連行での従軍慰安婦被害など多数」として、日本人は韓国人にこの原罪を償うべきとされる。
 合同結婚式で日本人女性が140万円支払い、韓国農村部で結婚相手がいない男性が14万円を支払い結婚する事例が多数です。この金額の非対称性の理由は「日本の原罪」。
 男尊女卑の強い韓国で、そうした文脈で嫁いだ女性は酷使され、暴力を受ける例も多数。しかし、離婚は不可と吹き込まれており、「日本の原罪を償う」存在として嫁いだ女性は虐待にも耐えることを強いられる。韓国人男性に尽くすのも当然とされる。日本を貶め日本人を不幸にするシステム、それが統一教会。
 統一教会は駅前などで「手相を見せて」を口実に勧誘をし、「運命が悪い転換をする相が見える!大変だ!」と不安を煽り、「運命を読む先生」を呼び更に不安を吹き込み、ビデオセンターへ連れ込む。教会のビデオを朝まで見せ、一定割合は洗脳される。そして金銭収奪が始まる。
 先祖供養が悪いと不幸になる、供養には何百万の壺や印鑑、水晶のオブジェの購入が必須。
 統一教会信者の雑魚寝部屋(共同生活場)が有るので、「自宅など不要だろ?土地も。売って得たお金を献金し、雑魚寝部屋で暮らせば信仰も深まる、仲間と深く繋がれる」と。私有財産を徹底的に供出させます。
 統一教会は教会の仲間が最優先!家族は「単なる生殖の都合で繋がった存在」に過ぎず、信仰の邪魔なら捨ててしまえ!という姿勢。
 教会の活動に異論をはさむ家族がいたら「サタンだから縁を切れ!耳を貸すな!」と吹き込む。統一教会に洗脳されていない家族と信者は断絶へと進み、断絶は深化します。
 統一教会の「日本原罪」は反日思想そのもの。
 日本は戦前、朝鮮半島に悪いことをしたから朝鮮半島に金銭を提供し合同結婚式の体で日本人女性を人身御供にして韓国に貢ぐ。
 あらゆる活動で法外な資金が統一教会に入り、更なる反日活動の原資に。その資金を使い日本の政界への懐柔を進める。正に日本の敵。
 統一教会は保守系政治家に対して秘書の派遣、選挙活動への動員・支援・参加、講演等の謝礼の体で多額の金銭支援、子飼いの議員や新人への選挙投票を組織的に行う。政界で密な関係を作り、統一教会が行う反社会活動への警察の捜査にもストップをかける。
 統一教会の集会への政治家の参加やビデオメッセージも信者の安心感に貢献し、更なる信者の獲得に使われる。
 統一教会は反社会団体です。如何なる政治家も統一教会を仲間として迎えたり、仲間として参加してはならないです。反社会活動への加担そのものです。どんな大義名分を付けても許されぬこと。
 「政治家は様々な宗教団体と付き合いが有り、統一教会もその中の一つと。」という発言が保守系界隈から聞こえてきますが、事実誤認も甚だしい。
 冒頭に述べたように統一教会の有害性は際立っており、「日本人を洗脳し恐怖を煽り金銭を収奪し、日本人女性を人身売買するシステム」です。宗教法人の体を整えているだけで、「宗教」ではない。
 統一教会を「仲間」としている国会議員、地方議員よ、今すぐ、関係を断絶せよ!「新興宗教の一つとして付き合っている」と言い訳するのではなく、「日本人を洗脳し恐怖を煽り金銭を収奪し、日本人女性を人身売買するシステムであり、宗教ではない」事実を腑に落とすべき。不幸の量産に手を貸すな!
 そして多くの方にこの「恐ろしいシステム」が日本に多数の拠点を持ち、今日も日本人を蝕んでいることに共に怒りの声を挙げていただきたいと切に願います。
ーーーーー

20220714
<ほそかわ>
 安倍氏を取り巻く政治家の一人、高村正彦氏が、NHK「ニュースウオッチ9」に登場。日刊ゲンダイがこれをもとに記事を掲載。  
 高村氏は地元が安倍氏と同じ山口県。第一次安倍政権で防衛大臣、第二次安倍政権で自民党副総裁。弁護士時代には、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の訴訟代理人を務めていた。また、記事によると、「第143回国会 参議院法務委員会」(平成10年9月22日)で、当時参議院議員の中村敦夫氏が下記のように問い質しました。
 「高村外務大臣、この方はかつて統一協会の代理人だったわけですね。裁判の記録などにも載っているわけです。それから、一九八九年の資産公開では、統一協会の霊感商法の元締めであるハッピーワールドという会社、ここから時価三百八十万円のセドリックを提供されているというような、これは相当に深い関係だと思うんです」
 当時、週刊誌が書いて話題になりましたが、統一教会への追求はあいまいに終わり、政治的な圧力で警察の捜査にストップがかかったのではないかという噂が流れた記憶があります。

20220714
<報道>
 JBpressの記事より。山本一郎氏(情報法制研究所事務局次長・上席研究員)によるもの。

ーーーーー
 ・・・戦後、米国がSCAP(GHQ)による敗戦国・日本の占領政策を行うにあたり、既に始まっていた米国とソビエト連邦との間の冷戦構造に対して、東アジアの共産化を防ぎ、民主主義陣営につなぎ留めておく必要が生じました。
 そして、占領下における日本の反共産党対策のために、当時の韓国の情報部門「KCIA」から後援を受ける形で統一教会が「国際勝共連合(勝共連合)」を創設したのは、1968年1月(一説には1966年9月)にさかのぼります。・・・
 日本だけでなく、海外のメディアも「なぜこの時期の反共的活動に情報部門が?」と疑問に思う部分が多くあるようですが、実のところデフコン(防衛準備態勢)の最高ランクにまで緊張が高まったキューバ危機が1962年、米ソの緊張緩和政策であるデタント政策が米大統領のリチャード・ニクソンさんソ連書記長レオニード・ブレジネフさんの間で成立したのが1969年です。
 勝共連合の創設は、まさにそういった緊張が最高潮の時期であったことは理解しておきたいところです。
 その頃の日本では日米安保闘争が佳境であり、ベトナム戦争に対するアメリカの直接関与は1973年まで続いていたということも、世界史的背景として押さえておく必要があります。勝共連合にまつわる問題は単に日本国内の社会問題ではなく、真の意味での冷戦で米ソ間の最前線にあった日本の宿命であったとも言えます。
 これらのカウンターインテリジェンス・反共産党工作の一環として、日本国内での組織化の後ろ盾となった有力者が安倍晋三さんの祖父である岸信介さんであり、日本財団の設立などでも功績のあった政治家・笹川良一さんであり、日本最大の広告会社、電通のトップを長らく務めた成田豊さんです。日本政治の保守傍流の政治家や財界人が、こういった反共産党工作の一翼を担ったことは歴史的事実と言えます。・・・
 デイリーNKジャパン編集長の高英起さんも記事で指摘していますが、2012年に亡くなった統一教会の教祖、文鮮明(ムン・ソンミョン)さんはもともと北朝鮮の地域出身で、1991年ごろ対北朝鮮人脈の中枢に食い込みました。それ以降、旧ソ連からの重油供給停止を契機に経済的困難に直面した北朝鮮に対し、経済、軍事両面で統一教会が果たした貢献は大きかったと言えます。
 とりわけ、1993年から翌年にかけて、旧ソ連から引き継いだロシア極東管区から「くず鉄」名目で輸入した、ゴルフ級潜水艦をベースに弾道ミサイル潜水艦を北朝鮮が開発したと見られる一件では、統一教会に所縁の深い人物が設立した、東京都杉並区の小さな塗装会社が取引を先導していました。
 北朝鮮への経済制裁強化後も、朝鮮総連と並んで日本社会における北朝鮮在日同胞の生きる揺りかごとして機能するだけでなく、韓国を経由して対北朝鮮への援助・融和政策の原資の一部を担ったのもまた事実です。これらの資金源となったのは、今回凶行を起こした容疑者のような信者から回収した献金・寄付に他なりません。
 それが露見した当時は日本新党細川護熙政権です。99年に週刊現代が特集した『現職国会議員128人の「勝共連合・統一教会」関係度リスト(『週刊現代』99.2.27号)』でも関係が取り沙汰された故・中西啓介さん(旧防衛庁長官・当時)が、一連の北朝鮮との不透明な取引の報告について実質的に「不問」とする決定を下したとされています。・・・
ーーーーー

●背後関係の考察

20220713
<ほそかわ>
 山上容疑者の背後に2つの「反アベ団体」という情報。東京スポーツによると、一つは「リベラル色が強い“反アベ”団体」「安倍氏の長期政権の“独善的”な姿勢を嫌う団体。会員は数千人規模」。安倍氏だけでなく、父の故安倍晋太郎元外相、祖父の故岸信介元首相の安倍ファミリーをも敵視。特に団体幹部は、SNS上で安倍氏を攻撃していたとのこと。もう一つは、「かなり好戦的な思想で、やはり反安倍」「しかもこの団体の背景がかなり不気味で、闇に包まれている」。山上容疑者が洗脳された可能性がないか重要調査対象となっているとのことです。
 宗教団体については、今のところ主要メディアは統一教会のみの報道になっていますが、文春オンラインが山上容疑者が会員だと報じた「サンクチュアリ教会」については若干続報あり(別掲)。上記の二番目の団体と同じかどうかは不明。
 副島隆彦氏は、CIAと統一教会の共謀による暗殺説。氏は大当たりと大外れを繰り返している山師のような人で、崇敬者から天才学者とか予言者と思われるようなことを発していたいのでしょう。しかし、米国に関しては、ウクライナ危機の中での対中・対露の日本の防衛政策への負の影響を考えても、また統一教会(家庭連合)に関しては、社会的批判の再燃による自傷が必至である点を考えても、私は眉唾です。
 あらゆる可能性を検討すべきと思いますが、本人の供述の引き出し、現場検証、物証、デジタルデータの分析、関係者への取材、聞き込み等の積み重ねがあっての検討でなければなりません。

20220714
<報道>
 アサヒ芸能のデジタル版より。

ーーーーー 
 ・・・山上容疑者の特殊な銃の製作、現場での冷静な発砲技術から、
 「山上容疑者の単独犯とは考えにくい。銃の扱いを指南した集団がいるのではないかと、捜査当局は慎重に捜査を進めています」(全国紙社会部記者)
 そこで浮上してくるのが、統一教会の分派、サンクチュアリ教会なのだ。・・・
 昨春から銃の製作を始め、家庭連合への「復讐」の準備を始めたと供述しているが、母親が破綻したのは02年。なぜ約20年の時を経て、犯行を思いついたのか。前出・社会部記者は、
 「事件発生直後に捜査関係者から聞いた話では、山上容疑者はサンクチュアリ教会で銃器の訓練を受けていたとの情報もあったのだと…」
 宗教関係者の話を総合すると、統一教会は開祖の文鮮明氏が死去すると、文氏の妻・韓鶴子氏が責任者となった家庭連合(天の父母様聖会)と、七男の文亨進氏により設立したサンクチュアリ教会に分裂状態とされる。
 サンクチュアリ教会は米国では「ガンチャーチ(銃教会)」と呼ばれ、銃賛美、武器使用を称賛する。21年1月、連邦議会議事堂を襲撃したトランプ前大統領の支持者の中に、文亨進氏の姿もあったという。捜査関係者が言う。
 「現場映像では、2発の銃弾が発射されている。連発できる自作の銃は、よほどの能力がないとできない。また山上容疑者がSPの隙を狙った間合いの取り方も、訓練されていないとできない」・・・
ーーーーー

20220714
<ほそかわ>
 統一教会は宗教団体ですが、極めて政治的な組織です。国際勝共連合はKCIAの後援で作られた組織として知られています。統一教会は戦闘的な反共ですが、北朝鮮との関係が深く、また過激な反日ですが、日本の保守政治家に深く食い込んでいるという複雑怪異な性格を持っています。山上容疑者は、反統一教会で、個人的な怨恨で凶行に及んだと見られますが、彼の背後に何らかの団体があり、その団体が反安倍という点から、北朝鮮、さらに共産中国とつながっている可能性もあり得ます。

●安倍氏の甘さと周囲の不作為

20220713
<FBから取り込み>
 黒木昭弘氏のFBポストより。

―――――
 なぜ安部元首相は統一教会と一心同体の「天宙平和連合(UFP)」の大規模会議にビデオ出演をしてしまったのか?
 安部元総理の暗殺事件、最初の謎は犯人の動機とその背後関係だが、もう一つの謎は例のビデオ出演の件だ。
 安部元首相の暗殺の経緯はやはり「天宙平和連合」の世界的大規模会議にトランプ大統領とともにビデオ出演を事が契機となっている事だろう。
 暗殺の犯人も安部元首相の出演ビデオを見て(見せられて?)、更にお爺さんの岸信介氏が統一教会の同根の国際勝共連合の創設に深くかかわっていたことと結び付けて、安部元総理が統一教会を守っている政治家の筆頭と誤解した(させられた?)ことが殺害の動機と言っているらしい。
 そこで不思議に思ったのが安部元総理が統一教会とそんなに強い結びつきがあったのかな(自分だけ知らなかったのか?)との疑問。
 ざっとネットで調べてみたが、統一教会の全国大会に出席した記録のある政治家は2004年大会に出席した「鳩山由紀夫」氏しかいなかったです。安倍さんは一度も出ていません。もちろん統一教会関連団体の主催の地方の講演会などに出席した政治家は他にもいますが、そこにも安倍元総理の名前はない。
 また今回落選した「有田芳生」(統一教会を追っていたジャーナリストだった)氏が「統一教会」の件で、安倍元総理を取材した時の記事では安倍さんが「彼らがしきりに接触して面会を求めるが私は会いません」と言っていたとのことです。有田さんを信じるなら安倍元総理は「相当警戒していた」と思われます。
 そうするとそれなりに警戒していた統一教会絡みの、しかも世界規模の会議になぜ軽率にも(?)ビデオ出演をしたのかです。もちろん教団側は宣伝ビデオでもトランプの次に登場させられて「朝鮮語の同時通訳」までやって、大体的にアピールしている。
 安倍さんがこれが統一教会関連と気が付かないのも不自然だし、どっかから断れないような要請があったのか?まさかトランプやアメリカ絡み?分かるかどうかはともかく少し調べてみます。

<<文鮮明訪日の特別許可の不思議>>
 文鮮明は「金蔓?」の日本へ何度も行きたがったが、そのたびに法務省に拒否されています。1979年、1981年、1982年と連続して不許可になっています。更に1984年にアメリカで脱税で懲役1年6ヶ月の実刑判決を受けたため、原則日本への入国はできないことになっています。しかし1992年に何故か大臣決済の上陸特別許可をもらって日本に入国しています。日本に滞在中に会ったのが確認できるのが中曽根康弘元首相だけですが。・・・
―――――

20220714
<ほそかわ>
 産経新聞の本日の記事によると、山上容疑者は「自分が安倍氏を襲えば、家庭連合に非難が集まると思った」という趣旨の供述をしているとのことです。この発想に限れば、凶行には単なる逆恨みによる感情の表出ではない、一定の合理的な目的が見られます。

 次は、Friday デジタルの記事より。

ーーーーー
 安倍元総理が旧統一教会の「活動」に一定の理解を示していたのは事実だろう。『日本の宗教と政治』などの著書がある、宗教学者の島田裕巳氏が背景を解説する。
 「まず大切なのは、旧統一教会には宗教的側面と政治的側面があるということです。目的の一つに、朝鮮半島の統一があります。創設者の文鮮明氏は、北朝鮮と太いパイプがあった。朝鮮問題にかかわる政治家が旧統一教会に近づくのは、ある意味不思議ではないでしょう。ただ岸氏や安倍氏に旧統一教会と政治的なつながりはあっても、宗教的な関係はなかったと思います。
 献金が多額になるのは、旧統一教会が多くの組織を抱えているからです。関連企業もある。規模が大きいため、運営に多くのカネがかかるのでしょう。旧統一教会の『正会員』は収入の10分の1程度を寄付するという話がありますが、キリスト教全体としては慣例的な考えではあります」

 西方キリスト教で収入の 10分の1 程度を寄付するのは、伝統・慣習。10分の1 税として制度化されていましたが、統一教会における献金は異次元のもの。数千円か数万円の価値しかない壺に数百万円の献金がされます。「聖本」という書籍は1冊3000万円。信者はそれを1冊ではなく3冊、5冊と買わされる。これだけで1億円、1億5千万円になります。
 こういう献金の集め方は、島田氏が言うような、旧統一教会が多くの組織を抱え、運営に多くのカネがかかるからということで、説明しきれるものではありません。異次元の献金は、普通の宗教法人が行っていない活動に多額の資金を使っているからでしょう。その活動の中心が、反日的な政治活動、政界工作と考えられます。またそれゆえに、統一教会の活動において、宗教的側面と政治的側面は決して切り離せないのです。そこをよく調べることなく、恐るべき実態を見抜けず、政治的な利益の獲得に利用できると考えた人間が浅はかなのです。
 その代表である岸氏は、国際勝共連合の日本での活動に協力したため、孫の安倍氏が統一教会に恨みを持つ者に殺害されるという最悪の結果を招きました。大塚寛一先生は、昭和40年代前半から国際勝共連合の危険性を看破し、統一教会を邪教と断じ、政治家・有力者に強く警告しました。しかし、安倍氏は「日本を取り戻す」ために統一教会への規制を行うのではなく、統一教会によって「日本を奪われる」活動を賞賛してしまいました。残念でなりません。
 彼の一支持者にすぎない私の忠告は無力でしたが、安倍氏の周辺に集う多数の良識ある人々が、なぜ彼に過ちを気づかせられなかったのか。未だその反省・悔恨の弁が聞かれないのは、どうしてなのでしょうか。

 以下、随時掲載。

************* 著書のご案内 ****************

 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1
 『人類を導く日本精神~新しい文明への飛躍』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/cc682724c63c58d608c99ea4ddca44e0
 『細川一彦著作集(CD)』(細川一彦事務所)

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日本の大黒柱・安倍元首相が殺害される3

2022-07-14 19:06:31 | 時事
●個人的怨恨が統一教会から安倍氏へ

20220711
<報道>
 『現代ビジネス』の記事より。

ーーーーー
 ・・・山上容疑者は安倍元首相に恨みを募らせていた。動機は「現代ビジネス」が7月9日に報じたとおり、母親が統一教会(現・世界平和統一家庭連合)にのめりこんで多額の寄付を強要され、家族崩壊したことである。
 母親の知人は「現代ビジネス」にこう証言した。
 「山上君の母親と父親(後に死亡)の折り合いは、もともと悪かったんです。お母さんは、いつしか統一教会に入信して熱心に信仰するようになった。奈良の統一教会に頻繁に出かけて、とても熱心でした。どうも何日も家を空けるようなこともあり、霊感商法のようなことにもかかわっていたそうです。『いくらお金があっても足りない』『韓国にも行きたい』と言って、家を顧みない感じでした」
 統一教会は、今も母親が信者であることは認めている。そんな母親に対して、山上容疑者は、周囲の知人にはこう口走っている。
 「統一教会のせいで、家がおかしくなった」
 「家にカネがなくてどうにもならない」
 それと同じくして、山上容疑者が20歳のときに母親が破産をした。そこで転居を余儀なくされた。この破産は、統一教会に対する過剰な献金が原因ではないかと、山上容疑者の同級生らは見ている。
 山上容疑者の中学時代の同級生がこう語る。
 「卒業アルバムの通り、こてつと呼ばれていて、おとなしいけれど親しみやすい奴だったんです。口数は少ないのにニコニコしていてね。ところが年を重ねるにつれ、ふさぎ込むようになった」
 山上容疑者は、奈良県内の進学校・郡山高校から、京都の名門・同志社大学工学部に合格したものの、そこで母親の統一教会問題によって人生を変えられたとみられる。高校の同級生はこう語る。
 「母親が、金を統一教会に使い込んで、学費が払えず、中退を余儀なくされたと聞きました。それで大学を途中でやめてしまったと思う。山上は飄々ととしていて、口数は多くはないが悪い奴じゃない。それがおかしくなり、「統一教会がなければ」と恨みを口走るようになってからは、人付き合いを一切しなくなったんです。
 自宅でも母親と大声で怒鳴りあい、近所の人が何事かと駆けつけたこともあったと聞きます」・・・
ーーーーー

20220711
<ほそかわ>
 山上容疑者の自宅から押収されたノートに、旧統一教会(現・家庭連合)の恨みが記述されていたことが判明。
 山上容疑者は、「母親が団体に多額の金をつぎ込み、破産した。安倍氏が団体を国内に広めたと思い込んで狙うようになった」と供述していると供述しており、奈良県警はこうした動機を裏付ける物証とみてノートの記載内容を精査しているとのこと。 

20220711
<ほそかわ>
 旧統一教会(現・家庭連合)の田中富広会長が記者会見。
 統一教会こと家庭連合は「親泣かせの原理運動」「霊感商法」「合同結婚式」等で、多くの日本人が犠牲になってきた韓国の宗教団体。
 欧米では法律で活動を禁止している国があるが、日本では規制なく、野放し状態。今も選挙・政治活動に利用している政党・政治家に大きな問題があります。その初めは、統一教会系の勝共連合を反共主義ということから支持・称賛・利用した岸信介氏、笹川良一氏の判断の誤りにあります。
 世界平和教授アカデミーも関連団体。「世界日報」は、家庭連合を母体とする日刊紙です。
 田中会長の説明では、安倍氏は家庭連合の友好団体の集会にメッセージを寄せただけの関係で、深いつながりはない模様。だが、そもそも安倍氏は、統一教会・家庭連合に、一切関わるべきではありませんでした。「君子危うきに近寄らず」です。

20110711
<報道>
 産経新聞の記事より。

―――――
安倍氏襲撃、「岸元首相の孫だから狙った」 宗教団体への恨み向ける
2022/7/11 20:11

 ・・・山上徹也容疑者(41)が、恨みを持っていたと説明している特定の宗教団体について「岸信介元首相が日本に招き入れたから孫の安倍氏を狙った」と供述していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。・・・
捜査関係者によると、山上容疑者は岸氏の孫である安倍氏も「家庭連合を支援していると思った」という趣旨の供述をしている。家庭連合への恨みを募らせて関連するホームページを閲覧するなどしていたといい、安倍氏と家庭連合への恨みを結び付けて襲撃したとみられる。・・・

20110712
<ほそかわ>
 私は統一教会の信者に十数人対応した経験がありますが、特殊な技術による洗脳を受けているのか、みな教祖・文鮮明夫妻に極めて強い崇敬心を持ち、統一原理の思考に縛られ、マインドコントロールから抜け出させることは困難でした。
 山上家の献金問題が起こった20~20数年前に統一教会員に対応した当時には、占いで成仏していない先祖の霊が災いをもたらしているといわれて、先祖供養を強要され、数百万円の献金をしたという例がありました。強迫観念に取りつかれると、収入も財産も少ない人が無理をして不相応な献金をするのだろうと思います。救いの実証がなければ、ただ経済的な困窮に陥るのみでしょう。統一教会の被害者の救援をしてきた弁護士や宗教ジャーナリスト等が、マスメディアに出て解説してほしいところです。
 山上容疑者の安倍氏への恨みは、全くの逆恨みであり、また飛躍が大きすぎます。殺害に至るほどの思い込みは、精神病的な妄想によるものと思います。
 安倍氏は、北朝鮮による拉致の被害者の救出に誠意と情熱をもって取り組みました。彼ほど家族会から信頼された政治家はいないでしょう。しかし、その一方で、統一教会については、問題の大きさを理解しておらず、間接的とはいえ、被害者の増加に影響を与えてしまったのだろうと私は思います。もとは祖父の岸信介氏にあり、安倍氏が祖父の誤りを認め、正すことができなかったことが悔やまれます。

20220712
<報道>
 スポーツ・ニッポンの記事より。

―――――
 山上容疑者の家庭は、母親が旧統一教会に入会してからたった4年で崩壊していた実態が浮き彫りになった。
 山上容疑者の家庭は、母親が旧統一教会に入会してからたった4年で崩壊していた実態が浮き彫りになった。 田中会長によると、母親は1998年ごろ入会。4年後の2002年ごろ家庭が破綻した。その背景には一体、何があったのか。山上容疑者は「母親が宗教団体に多額の寄付をしていた」と供述している。田中会長は「犯行の動機や一部で報じられている献金問題に関しては、警察が捜査中なので言及は避けたい」と述べ、母親の寄付の状況は「差し控える」とした。家庭の破綻後も寄付を要求したかどうかは記録が残っていないと話すにとどめた。
 寄付には定期的に行う「月例献金」、礼拝の際の「礼拝献金」、「無記名献金」などがある。中でも「大切な指導」と位置づけるのが「11条献金」。関係者によると、信者のうち「正会員」と呼ばれるクラスになると月収の10分の1程度を献金するという。田中会長は、一般的に高額献金をする信者はいるとした上で「献金は本人の信条に基づく。ノルマはない」と話した。
 旧統一教会は1980年代以降、霊感商法と呼ばれる信者の多額献金が問題となった。教団は献金を巡るトラブルを認め、2009年に商取引に関与せず、コンプライアンスを順守すると発表し「それ以降、トラブルはない」と主張する。
 山上容疑者の母親は09年ごろからいったん連絡が途絶えたが、17年ごろから月1回程度、関連行事に参加するようになった。直近では約2カ月前に出席していた。
 田中会長は、山上容疑者については信者ではなく「恨みを示されることはなかった」と関係を否定。一方、捜査関係者によると、同容疑者は「昨年春ごろから銃を作り始めた」と供述。当初は宗教団体幹部を狙っていたと説明しており、1年以上前から事件を計画していた可能性がある。
 同容疑者は「母親が宗教団体にのめり込んで多額の寄付をして破産した」とも供述している。田中会長は「それが動機なら、教団においても重く受け止めないといけない」との見解を示した。県警は動機の解明につながるか関心を示している。
―――――

20220712
<報道>
 「現代ビジネス」の記事より。

ーーーーー
 実家や会社の土地も続々…山上徹也の母親が統一教会に寄付していた「5000万円資産」の中身《会見で明かされなかったこと》 元信者が語った

統一教会会長は「諸事情は把握していない」
 「統一教会のおかげで家庭が壊された。インターネットで調べて安倍元首相が統一教会と近いとわかり、狙っていた」
 こう動機を語っているのは、安倍晋三元首相を密造した銃で射殺した山上徹也容疑者だ。7月10日、参議院選挙の投開票日に送検された。
 「すごい数のマスコミがきて写真を撮っていたが、山上容疑者は終始平然として、特別な反応もなかった。取り調べにも淡々と応じている」(捜査関係者)
 山上容疑者は、安倍元首相をターゲットにする前には、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の最高幹部の殺害も計画していたという。「現代ビジネス」が複数回にわたって報じてきたように、山上容疑者の母親は統一教会の信者であり、多額の寄付をして破産に至っていることが、客観的な証拠からも明らかになってきた。
 7月11日、統一教会は都内のホテルで田中富広会長、澤田拓也総務局長らが記者会見を行った。山上容疑者の母親が信者であることも認めたものの、多額の献金については「破綻された諸事情は私どもも把握していません。献金問題については捜査中のため言及を避けます」と答えるにとどめた。
 なぜ、山上容疑者はそこまで統一教会を恨んだのか?
 山上容疑者は、自作の銃や爆弾の製造、安倍元首相の参議院選挙の遊説予定などをインターネットで調べたと話している。また、安倍元首相と統一教会の関係については、「ネット上の動画を見て安倍晋三と統一教会がつながっていると思い、殺さねばならないと考えた」と供述している。実は、安倍元首相とこの団体が「親密」だったことくらい、ネットで検索すればある程度は把握できる。
 安倍元首相は、官房長官時代の2006年、統一教会のダミー組織とされる「天宙平和連合」(UPF)に祝電を送付している。

安倍元首相の「文鮮明の妻に敬意」
 また2021年9月12日に「天宙平和連合」が開催したオンライン集会「THINK TANK 2022希望の前進大会」で、安倍元首相はアメリカのトランプ前大統領らと並んで演説している。山上容疑者はこの演説をYouTubeで目にしたことも、銃撃のきっかけだったと供述している模様だ。
 実際、ここでの安倍氏の発言内容を見れば、たしかに統一教会との関係は密接だと誤解されても仕方がない部分がある。以下の発言を読んで欲しい。
 《日本国・前内閣総理大臣の安倍晋三です。UPF主催のもと、よりよい世界の対話と諸問題の平和的解決のために、およそ150ヵ国の国会首脳、国会議員、宗教指導者が集う希望前進大会で世界平和をともにけん引してきた、盟友のトランプ大統領とともに演説する機会を頂いたことを、光栄に思います。》
 《今日に至るまでUPFと共に世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁ら、皆様に敬意を表します。》
 ここで言及されている韓鶴子総裁とは、言わずと知れた文鮮明の妻で、統一教会の代表者である。
 《さて、いまだ収束のみえないコロナ禍でありますが特別な歴史的意味を持つことになった東京オリンピック・パラリンピックを多くの感動ともに無事、閉幕することができました。ご支援いただいた世界中の人々に感謝したいと思います。
 イデオロギー、宗教、民族、人種の違いを超えて東京オリンピック・パラリンピックで感動を共有できた。世界中の人々が人間としての絆を再認識できたと信じます。》
 《人と人の絆は自由と民主主義の原則によって支えられなければならないと信じます。一部の国が全体主義、覇権主義、国家が力による現状変更を行おうとする活動を阻止しなければならない。私は自由で開かれたインド太平洋の実現を継続的に訴えてきた。いまや米国の戦略となり、欧州を含めた世界の戦略となりました。》
 《UPFの平和ビジョンにおいても、家庭の価値を強調する点を高く評価いたします》
 安倍氏が統一教会をこのように礼賛する発言は、今もYouTube上に残っている

銃の製造も安倍氏の発言もYouTube
 統一教会に詳しく、霊感商法被害の相談を数多く受けてきた弁護士は、匿名でこう語る。
 「安倍元首相がオンライン出席したこの集会の主催者・UPFのトップは、統一教会の創始者、文鮮明氏の妻・韓鶴子氏です。そこから考えても、UPFと統一教会は事実上一体化したものです。
 日本では霊感商法や合同結婚式が社会問題となり、かつて国会でも何度も問題になってきました。総理退任間もなかった安倍氏がUPFや韓鶴子氏をスピーチで絶賛するのは、統一教会に日本としてお墨付きを与えたと思われても仕方がない」
 また、安倍派の下村博文元文科相が統一教会系企業から政治資金の提供を受けたり、安倍氏の元首相秘書官であった井上義行参議院議員が統一協会関係者から選挙支援を受けたりしている事実は、かつてメディアでも報じられ、今もネット上ではたびたび言及されている。いずれも安倍氏に非常に関係の近い議員であることは見逃せない。
 山上容疑者がYouTubeで見ていたのは、安倍氏の発言や、こうした周辺政治家と統一教会の関係ばかりではない。自作の銃や爆発物を密造方法も、ネット動画で学んだという。
 「山上容疑者は比較的短期間で銃や爆発物を自らの手で作っていた。YouTubeを参考にしていたので、そう時間がかからなかったそうだ」(捜査関係者)
 同様に、安倍元首相の統一教会を褒め称える動画も、犯行の引き金になった可能性が残るのだ。
 「自作の銃ができるたびに、奈良県や京都府の山中で試し撃ちをして性能を確認していたとも供述しています。山上容疑者は奈良でも有数の進学校・郡山高校を卒業しており、頭脳明晰な印象を受ける。自宅からノートが押収され、そこには安倍元首相や統一教会への恨みのような言葉も残っていた。事件は1年以上前から計画していたとみられる記述もあるのです」(捜査関係者)
 さて、山上容疑者が統一教会を憎むようになった経緯は、母親が信仰にのめりこんだ結果「家族をめちゃくちゃにされた」と山上容疑者自身が供述している。
 現代ビジネスは、2002年8月21日に山上容疑者の母親が破産宣告を受けていることをすでに報じている。
 ところが今回、さらに新しい事実がわかった。

実家を「相続から半年で売却」のワケ
 山上容疑者の母親の実家は、かつて奈良市内で建設会社を経営していた。母親の両親が死亡後、1998年に自宅と会社の不動産を相続している。
 この自宅は国宝、唐招提寺から徒歩10分ほどの閑静な住宅街に位置し、70坪あまり。土地の評価額で、2000万円ほどという。
 また、建設会社は幹線道路に面し、高速道路の出入り口に近い便利のいい場所に70坪ほど所有。こちらは、土地の評価額で2500万円程度とみられる。
 この母親は、両親の死後に建設会社の社長にも就任していた。建物の価値を加えれば、5千万円を下らない資産を有していたことが不動産登記などから明らかだ。
 ところが、母親は1998年10月3日の相続後、たった半年で自宅、会社の不動産をともに売却している。 その3年後に母親は家賃7万円ほどの賃貸マンションで破産宣告を受け、建設会社も清算した。山上容疑者も似た時期に大学を中退したと見られる。
 これまでの山上容疑者の供述と総合すれば、この売却で得た現金が統一教会に寄付された可能性は極めて高い。それを裏付けるように、母親のことを記憶している統一教会の元信者が語る。
 「何が入信の原因かわかりませんが、お母さんはとても熱心に統一教会を信仰され、活動にも加わっていたのを私も横で見ていました。
 近所の人にも『心が汚れるといけないので綺麗にしましょう』などと勧誘もしていた。問題になった、数珠や多宝塔などではなくて、訪問販売メンバーに入って食品などを売って寄付に充てていたこともありました。当然、そのぶん家族はほったらかしです。
 確かに、ご実家は建設会社でかなり裕福だったはず。不動産を処分して、それまで一戸建ての大きなおうちにいらしたのに、急にマンションに引っ越した。統一教会に寄付を余儀なくされてしまったのかもしれない。とにかくおカネが大好きな教団ですからね」
 この証言は、不動産登記の移動と明らかに符帳が一致する。この元信者はこうも続ける。
 「山上容疑者が安倍元首相を銃撃したのは、近鉄西大寺駅前です。実は、統一教会の関連施設はそこから徒歩数分で、駅からも見わたせる距離にあります。事件後の土曜日、日曜日は安倍元首相の死を悼み、献花に訪れる人が500m以上の行列をなしていましたが、その行列が統一教会の施設のすぐ近くまできているの見て、すごく驚きました。これも因縁なのでしょうか」
 7月11日の統一教会の会見では、田中富広会長が「破綻された方の家庭が破綻された諸事情は、私どもも把握しておりません。現場に問い合わせても、当時のことをわかってる方もおらず、把握しきれてないのが現状です」と答えるに留めた。だが、この一家の破綻に統一教会の存在が関係していることだけは、疑いようのない事実なのである。

20220712
<報道>
 消費者被害や宗教・カルトの法律問題に詳しい紀藤正樹弁護士の発言。(もとはテレ朝のTV番組での発言)

スポーツ・ニッポン
 田中会長の会見について「一言で言うと誠実さを欠く」「大事なことについてきちんと説明しない。大事なことについて主観でものを話す。客観的な調査や具体的な事実に基づいて話をしていない」
 UPF(天宙平和連合)について「我々から見たら、統一教会とUPFは一体の組織。法人格が違うだけであって実態は一緒」

デイリースポーツの記事より
 「捜査が進展中なので、当然捜査を踏まえて話をしないといけないことですけども、一般論で言うと、統一教会のシンパとして来る政治家や芸能人は隠れ信者という言い方をするんですね。“あの人は本当は信者なんだけども、理由があって隠してるんだと”(思っている)」
 「山上容疑者の頭の中ではシンパ、イコール信者だと思わされていた、あるいはそういう説明を受けいていたという可能性は否定できない」
 「今回の事件は重大かつ深刻な事件なので、捜査はあいまいにせずきっちりやってもらいたいし。統一教会側にも本当にお願いしたいんですが、第三者委員会入れてもいいぐらいの事件なわけですから、そこまできっちり調べてもう一度会見してほしいと思います」

J-CASTニュースの記事より
 「宗教法人として、やるべきことをやっておらず、何があったのか第3者委員会を設置して検証すべきです」
 「財布は、実は3つあります。日本の法人に入る献金、韓国の本部に入る献金、日本の霊感商法で得た代金です。これらで、いくら山上容疑者の母からお金を受け取ったか、会見で何も話していないので、信用性がありません。きちんと調べて公開すべきことだと思いますね」

 次回に続く。

************* 著書のご案内 ****************

 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1
 『人類を導く日本精神~新しい文明への飛躍』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/cc682724c63c58d608c99ea4ddca44e0
 『細川一彦著作集(CD)』(細川一彦事務所)

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