ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中3数学 平成22年度 埼玉県公立高校 前期入試の面積

2010-02-18 | 本日の授業

Cimg2446

写真は、本日100218、中3の数学の授業です。

前日(100217)に新聞「埼玉県公立高校入試」が入りましたね。
その数学、面積の問題を解説しています。
写真を見ると、パッと見は「なにコレ?」と思うかもしれません★

でも、平成16年度~平成21年度の面積の問題と同じですよね。
とにかく、斜線の面積の部分だけを求めようとしないこと。
全体の面積を出して、いらない部分をひくと答えのパターンです。

埼玉県公立高校入試、数学の面積は、いつもこのパターンです。
過去問を勉強した中3生なら、アセることはありません。
「また、いつものパターンか~」と思ってくださいね♪

写真の図形より、斜線部分の面積を求めましょう。

わかっているのは、「AB=AC=4cm」で「∠BAC=90°」です。
三角形は、点対称になっていますね。
半円が2つ入っています。

(1)まず、BCを求める

「1:1:√2」の、ベタな直角二等辺三角形ですよね。
その1辺、BCを求めましょう。

1:√2=4:x
   x=4√2

BCは「4√2」となります。

(2)全体の面積を求める

大きい半円の面積を求めましょう。

 4√2×4√2×π×1/2
=32π×1/2
=16π

右にある、逆三角形を求めましょう。

 4×4×1/2
=16×1/2
=8

つまり全体の面積は「16π+8」となります。

(3)マイナスする部分の面積を求めまる

小さい半円の面積を求めましょう。

 4×4×π×1/2
=16π×1/2
=8π

左にある、三角形の面積を求めましょう(右と同じですが)。

 4×4×1/2
=16×1/2
=8

つまり、ひくところの全体の面積は「8π+8」となります。

(4)ラストは、全体からひくところの面積をひく

 16π+8-(8π+8)
=16π+8-8π-8
=8π

答えは「8π平方cm」となりますね。

北辰図書さんからの入試問題分析がFAXで届きました。
数学は、易問も多いが難問も同じくらい多い。
問題の難易度の二極化が激しいという分析でした。

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この面積は、過去問をしっかり勉強した人にはカンタンかも?

コメント
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