学校外活動費について、考えています。
私が感じた特徴は、以下の3点でした。
● 私立小学校は減少していなくて、しかも多い
● 公立中学校は減少していない、公立も私立も変わらない
● 高校は、公立も私立も変わらない
2つ目に「公立中学校は減少していない、公立も私立も変わらない」です。
多くの保護者の方がわかっているのだと思います。
「公立中学校の授業だけでは、足りないな・・・」
保護者の方の学歴も、高いことが多いですからね。
保護者の方が、すでに経験したことです。
● 「このくらい勉強しておかないと、将来、苦労するかも」
● 「自分がこれだけの仕事ができているのも、勉強をしていたから」
● 「このくらいの大学だと、就職のとき選択肢が少ないかも」
それがわかっていれば、早めに手を打ちますよね。
中学受験する場合なら、小3か小4くらいから。
中学受験しないなら、小5か小6くらいから。
学校よりも内容の濃い、国語と算数を勉強させようと思うでしょう。
なぜなら、最近の公立小学校の国語と算数は・・・。
ある程度、誰でもできてしまうからです。
誰でもできてしまうものは、価値が少ないと考えます。
とはいえ、中学受験しない場合、多くは中学生からですね。
できる子どもは、「よりできるように」と上を目指します。
できない場合は、「なんとかできるように」と思います。
どちらにしても、学校以外での仕組みを使うことになりますね。
公立中学校の授業だけでは、学力が伸びない・・・。
多くの人が、そう思っているのだと思います。
埼玉県なら北辰テスト、または高校入試問題を見ればわかります。
でも、公立中学校が悪いわけではありませんよ。
公立中学校は、みんなに等しく勉強内容を紹介しているだけです。
それが公共サービスですからね、それでノー問題なのです。
そして、「誰にでも等しいものは、誰にも合わない」のです。
公共サービス以上のことは、自分で選択することです。
それを選択しないと、原則、勉強で上に行くのは難しい状態なのです。
大きい分岐点になるのが、中3の高校受験ですね。
そこまでに身につけた知識や意識が、大学受験まで続きます。
つまり、入った高校で大学も左右されやすいのです。
分数の計算もできないで高校へ入ったとしましょう。
でも、高校で猛勉強して東大に合格しましたと。
・・・実際には、極めて難しいと思います。
『ドラゴン桜』は面白いですが、リアリティは薄いです★
中3の時点で・・・。
● 高校で勉強するための知識がついてない
● 勉強に対する意識が低い
● 目の前のことを一生懸命にやることが身についていない
・・・でも、高校からガンバリマスって難しいですよね★
そんなわけで、アビットも小学生と中学生を一生懸命応援します。
その応援は「学力を上げて、スキなことを選べるように」ですね。
公立中学校の学校外活動費は、今後も激減しないでしょう。
そして、公立中も私立中も学校外活動費は変わりません。
理由は、前回の私立小とだいたい同じだと思います。
「可能性のある小中学生のときに・・・」と思うのでしょう☆
・・・次回ラスト。