ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

学校以外の教育費 控えめ(3)

2010-02-05 | 勉強コラム

学校外活動費について、考えています。

私が感じた特徴は、以下の3点でした。

● 私立小学校は減少していなくて、しかも多い
公立中学校は減少していない、公立も私立も変わらない
● 高校は、公立も私立も変わらない

2つ目に「公立中学校は減少していない、公立も私立も変わらない」です。

多くの保護者の方がわかっているのだと思います。
「公立中学校の授業だけでは、足りないな・・・」
保護者の方の学歴も、高いことが多いですからね。

保護者の方が、すでに経験したことです。

「このくらい勉強しておかないと、将来、苦労するかも」
「自分がこれだけの仕事ができているのも、勉強をしていたから」
「このくらいの大学だと、就職のとき選択肢が少ないかも」

それがわかっていれば、早めに手を打ちますよね。

中学受験する場合なら、小3か小4くらいから。
中学受験しないなら、小5か小6くらいから。
学校よりも内容の濃い、国語と算数を勉強させようと思うでしょう。

なぜなら、最近の公立小学校の国語と算数は・・・。
ある程度、誰でもできてしまうからです。
誰でもできてしまうものは、価値が少ないと考えます。

とはいえ、中学受験しない場合、多くは中学生からですね。

できる子どもは、「よりできるように」と上を目指します。
できない場合は、「なんとかできるように」と思います。
どちらにしても、学校以外での仕組みを使うことになりますね。

公立中学校の授業だけでは、学力が伸びない・・・。
多くの人が、そう思っているのだと思います。
埼玉県なら北辰テスト、または高校入試問題を見ればわかります。

でも、公立中学校が悪いわけではありませんよ。
公立中学校は、みんなに等しく勉強内容を紹介しているだけです。
それが公共サービスですからね、それでノー問題なのです。

そして、「誰にでも等しいものは、誰にも合わない」のです。
公共サービス以上のことは、自分で選択することです。
それを選択しないと、原則、勉強で上に行くのは難しい状態なのです。

大きい分岐点になるのが、中3の高校受験ですね。
そこまでに身につけた知識や意識が、大学受験まで続きます。
つまり、入った高校で大学も左右されやすいのです。

分数の計算もできないで高校へ入ったとしましょう。
でも、高校で猛勉強して東大に合格しましたと。
・・・実際には、極めて難しいと思います。

『ドラゴン桜』は面白いですが、リアリティは薄いです★

中3の時点で・・・。

高校で勉強するための知識がついてない
勉強に対する意識が低い
目の前のことを一生懸命にやることが身についていない

・・・でも、高校からガンバリマスって難しいですよね★

そんなわけで、アビットも小学生と中学生を一生懸命応援します。
その応援は「学力を上げて、スキなことを選べるように」ですね。
公立中学校の学校外活動費は、今後も激減しないでしょう。

そして、公立中も私立中も学校外活動費は変わりません。
理由は、前回の私立小とだいたい同じだと思います。
「可能性のある小中学生のときに・・・」と思うのでしょう☆

・・・次回ラスト。

コメント
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