学校外活動費は、近年の不況の影響で減少していましたね。
私が感じた特徴は、以下の3点でした。
● 私立小学校は減少していなくて、しかも多い
● 公立中学校は減少していない、公立も私立も変わらない
● 高校は、公立も私立も変わらない
この結果は、なぜなのでしょう?
必ず原因があるはずですが。
個人的な考えになりますが、探っていきましょう。
ちなみに、習い事と勉強関連の割合が逆転するのはいつでしょうか?
あるデータによると、小6で勉強関連が上回ります。
それをふまえて、「学校外活動費」は勉強関連として考えます。
勉強関連の費用は、学習塾、家庭教師、通信添削教材などですね。
まず「私立小学校は減少していなくて、しかも多い」です。
わざわざ私立小学校へ入学するくらいですからね。
保護者の方の勉強への意識は、高いと思います。
たとえば、医者を目指している・・・などもあるかもしれません。
私立小学校で、うまく勉強が伸びているなら問題ないと思います。
でも、速くて内容の濃い授業についていけなくなったら・・・。
学校が終ったあと、外部の力を借りて補習をするかもしれません。
また、小学校ではうまく勉強が伸びているとします。
でも、目指しているもの(たとえば医者)からは、まだ遠いと。
より高いものを求めて、外部の力を借りているのかもしれません。
いずれにしても、私立小学校は費用がかかりますね★
学校の費用を含む学習費総額では、約139万円でトップです。
幼稚園から高校までを合わせた中でトップですよ。
ご家庭によって、個々に事情があると思います。
私の考え以外にも、様々な理由があることでしょう。
データからわかることは・・・。
● 保護者の方の勉強への意識が高い
● 費用がかかる(つまり所得が多い)
私立小学校は、「学校以外の教育費 控えめ」と真逆の状況でした。
・・・次回へ続く。