ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

学校以外の教育費 控えめ(2)

2010-02-04 | 勉強コラム

学校外活動費は、近年の不況の影響で減少していましたね。

私が感じた特徴は、以下の3点でした。

私立小学校は減少していなくて、しかも多い
● 公立中学校は減少していない、公立も私立も変わらない
● 高校は、公立も私立も変わらない

この結果は、なぜなのでしょう?
必ず原因があるはずですが。
個人的な考えになりますが、探っていきましょう。

ちなみに、習い事と勉強関連の割合が逆転するのはいつでしょうか?
あるデータによると、小6で勉強関連が上回ります。
それをふまえて、「学校外活動費」は勉強関連として考えます。

勉強関連の費用は、学習塾、家庭教師、通信添削教材などですね。

まず「私立小学校は減少していなくて、しかも多い」です。

わざわざ私立小学校へ入学するくらいですからね。
保護者の方の勉強への意識は、高いと思います。
たとえば、医者を目指している・・・などもあるかもしれません。

私立小学校で、うまく勉強が伸びているなら問題ないと思います。
でも、速くて内容の濃い授業についていけなくなったら・・・。
学校が終ったあと、外部の力を借りて補習をするかもしれません。

また、小学校ではうまく勉強が伸びているとします。
でも、目指しているもの(たとえば医者)からは、まだ遠いと。
より高いものを求めて、外部の力を借りているのかもしれません。

いずれにしても、私立小学校は費用がかかりますね★
学校の費用を含む学習費総額では、約139万円でトップです。
幼稚園から高校までを合わせた中でトップですよ。

ご家庭によって、個々に事情があると思います。
私の考え以外にも、様々な理由があることでしょう。

データからわかることは・・・。

保護者の方の勉強への意識が高い
費用がかかる(つまり所得が多い)

私立小学校は、「学校以外の教育費 控えめ」と真逆の状況でした。

・・・次回へ続く。

コメント
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