「高校生意欲調査」について、最終回です。
日本の高校生は、「偉くなりたい(と強く思う)」が、わずか8%でした。
ところで、「パレートの法則」を知っていますか?
この世の多くの現象は、「2対8」で説明できるというものです。
たとえば・・・。
●2割の社員が8割の利益を稼ぐ
●2割の在庫アイテムが売上げの8割を占める
・・・という感じです。
これを「高校生意欲調査」に照らし合わせると、どうなるでしょうか?
「偉くなりたい」に対する「とてもそう思う」は・・・。
1位 中国 34%
2位 韓国 23%
3位 米国 22%
4位 日本 8%
あらら~、日本だけ「2割」にのっていないのですね。
意識の高い高校生が2割もいないなんて、将来の日本って大丈夫かな?
「パレートの法則」を考えると、そんなことを思ってしまいます。
日本も実力と意欲ある人、最低でも2割はほしいですよね。
主にその2割が、日本を引っ張っていくことになるのでは・・・。
ところで、日産自動車という車の会社のTOPは、カルロス・ゴーンという人です。
その日産、今期は赤字だったようですが・・・。
その前までは、経営が悪化していた日産を立て直した人として有名です。
やる気のある外国人が、日本の企業で日本人の上司になる。
やる気のある外国人が、人々の役にたつものを開発する。
やる気のある外国人が、どんどん日本に進出する。
そんなことが、今後、日本でたくさん起こるかもしれません。
日本が・・・。
●外国に頼ることしかできない
●何も生み出せない
●外国の言いなり
・・・では困りますよね。
それを防ぐには、学生時代の「生活(しつけ)」「意識付け」「勉強」が必要です。
まず、子どもの周りのオトナこそが意識を高く持つこと。
そして、高い意識で子どもに接する必要があるのではないでしょうか。
だから、ご家庭、学校、塾は、大きい役割をもっているのです。
もちろんアビットでも・・・。
子どもの「やる気」と「実力」の2つが身につくように対応したいものです。
日本の将来は、現在の子どもたちにかかっていますからね☆