西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

西部劇映画 「必殺の一弾」を見た

2020年05月20日 | 西部劇映画

西部劇「必殺の一弾」を見た  

   

グレン・フォード西部劇「必殺の一弾(The Fastest Gun Alive )」を見た 

(1956年製作 MGM映画 監督:ラッセル・ラウス)

これは年の記事です。(2023=令和5)2/15にまたDVDで見直したので少し補足したりして再掲載しました。しばらくしたらまた元に戻す予定です。

私が西部劇が大好きと知っていて西部劇のDVDを送ってくださる太宰府市にお住いの Eさんという方がおられる。何度かお会いして話をしたこともある・・・ご自身も大変な西部劇通で もうほとんどといっていいくらいに作品のコレクションがあって 私が見たことがない作品をDVDに録って送ってくださったりする。私自身は今は仕事の忙しさと自分の体力との相談でなかなかDVDも見る時間がとれずにいて 本で言えば積読状態で、DVDも数だけあっても見ていないものが沢山の状態。  

そんな中、この5月の連休の外出自粛の中 Eさんから頂いた往年の名優グレン・フォード(1916~2006 カナダのケベック州出身)主演の西部劇「必殺の一弾」を見た。西部劇の名作の一つと言われながらこれまでに見る機会がなかった作品。 

生まれて初めて見たけれどゲーリー・クーパーの「真昼の決闘」の雰囲気に似た印象・・・白黒映画ながら画面に緊迫感のあるなかなかの秀作と思った。僕は昔東京の神田の古本屋さんでこの映画のパンフレットだけを買って持っていた(写真)。読んだと思うけど内容は忘れていて今度DVDを見て”百聞は一見に如かず”ということわざ通りだなあと実感した。

<ストーリー>1889年西部の町クロスクリーク。ジョージ・テンプル(グレン・フォード)と妻ドーラ(ジーン・クレイン)は4年前にこの町に落ち着いて雑貨屋を営んでいる。夫のジョージは平凡で実直な男だが、意外なことに拳銃の腕前は一流と自負しているどこか陰のある男だった・・・(実際に拳銃の練習をしている場面も出てきます)。

そんな時、隣町シルバー・ラビッドで拳銃の名手とうたわれていた保安官ファロンが病的なまでに拳銃の早射ちにこだわる無法者ヴィニー・ハロルド(ブロドリック・クロフォード)に挑発されて撃ち殺さるという事件が起こった。その現場に居合わせた老人がクロスクリークの町に帰ってきてその事件のことを触れ回った。その話を聞いたジョージは自分の自負心(一番の早射ちは自分だ)を乱されて心穏やかでなく町の衆人の中で自分の銃の腕前を披露して見せるのだった。 

そうこうするうちに銀行強盗をやらかした無法者ハロルド等3人がクロスクリークの町へ逃げてくる・・・病的なまでに拳銃の早射ちにこだわるハロルドが雑貨屋ジョージの存在を聞きつけて決闘になるのではないか・・・と町の人たちは恐れる。無法者3人はクロスクリークの町に近づいてくる・・・ハロルドとジョージを接触させまいと住人たちは策を練るが意外なところでその目論見は破綻して拳銃使いハロルドの知るところとなりやがては2人は対決することに・・・嗚呼運命は・・・というわけなんですね。 

雑貨屋ジョージはカウボーイでもなく拳銃とは無縁なような市民、それが拳銃の早射ちで銃の練習までしている・・・何故なのだろうか? 

無法者ハロルドの早射ちのうわさを聞き 自分の銃の腕前を衆人の前で披露してまで自己主張している、何故なのだろうか? 

神経質そうに何かにイラついている雑貨商のジョージ、何故なのだろうか?・・・・と不可解な状況に見ている方はハラハラドキドキしていくような展開の西部劇。 ハロルド役のブロドリック・クロフォードはアカデミー賞をとったほどの名優と言われていますが、そこはアメリカの俳優のこと しっかりと西部劇にも出ているんですね。粗野な拳銃使いの迫力十分・・・て感じが出ています。この西部劇は面白いなぁ・・・・・

ところで、ブロドリック・クロフォードは(私の世代では)子供の頃の30分テレビドラマ「ハイウェイ・パトロール」の警官ダン隊長役で出ていたのを覚えていますが、当時はそんなにすごい俳優さんなどとは知りませんでした。 

というわけで積年の見たくても見られなかった西部劇 ” 必殺の一弾(The Fastest Gun Alive)” を堪能したのでした 。見ながらけっこう写真も撮ったので後日載せたいと思います

E さん有難う!

 

 

コメント (1)
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