Johnny Horton (1)
米国盤 Hilltop JS-6060 All For The Love Of A Girl
(1)All For The Love Of A Girl (2)First Train Headin' South (3)Move Down The Line (4)The Child's Side Of Life (5)Broken-Hearted Gypsy (6)The Mansion You Stole (7)The Train With A Rhumba Beat (8)Ridin' The Sunshine Special (9)Big Wheels Rollin' (10)Devil Made A Masterpiece
ジョニー・ホートン(1925~1960年 カリフォルニア州出身でテキサス育ち)を初めて聴いたのはいつだったのだろう?初めての曲が「North To Alaska」だったことは覚えていて、1961(昭和36)年公開のジョン・ウェイン主演の西部劇「アラスカ魂」を見ていた(もちろん当時は父親同伴で)からで、その主題歌だったから多分その頃だと思う・・・・・映画自体はそんなに面白いというほどではなかったのにJ.ホートンが威勢よく歌うこの曲はやたらかっこよくてインパクトのあるものだったので小遣いを貯めてシングル盤を買ったのでした。
マーチングスタイルで全編語り調の「The Battle Of New Orleans(ニューオーリンズの戦い)」というヒット曲もあったけどそっちの方はいまひとつなじめなかったなあ・・・・いま思うとアメリカの歴史を知らないと理解できない内容だったかと思う。あと「Honky Tonk Man」をオムニバスレコードで聴いたぐらい・・・・自分にとってカントリー歌手としてのJ.ホートンはその程度の広がりしかなかったというのが実際のところです。よく知るようになった時には既に亡くなっていた、というのも興味が続かなかった理由の一つと思います。 後年アメリカから安い廉価盤(Hilltopや Harmonyといった)を買うようになった中に彼のワンマンアルバムが数種類あって少し世界が広がった・・・といった具合でした。 その中の一枚がこれなんですが、調べてみるとジョニーは Cormac、Abott、Mercury、Columbia といったレコード会社にレコーディングしているようで、この廉価盤レコードはマーキュリー時代の音源を使ったもののようで前記のColumbiaレコード時代(しかもほんの一部の曲)しか知らなかった僕にはとても新鮮な感じを受けたものでした。
ジャケットの解説を訳してみたのですが特に経歴とかエピソードとかで特徴的なことが書いてなくて・・・・「1960年に自動車事故で死んだ偉大なカントリー歌手だったが、Pops fanにも記憶に残る歌手であり、ジョニーの音楽は Countryや Folk、Popを含めた”Americana”とでも呼ぶべきカテゴリーにあるといってよい」・・・・とあります。
音的にはMercuryレコード時代は一言でいえば純カントリー時代といえると思います。
スローな愛の歌(1)は彼の隠れた明唱、(2)は軽快なアップテンポのTrain songで歯切れのよいリズムとスティールギター、ホンキートンク・ピアノに乗って歌う若々しいジョニー (3)はミディアムテンポでフィドル(バイオリン)、スティール・ギター、ホンキートンクピアノの伴奏で思わずウキウキしてしまうWestern Swing調
(4)はハンク・トンプソンの「Wild Side Of Life」と同じメロデーで子供サイドから見た歌 (5)は一転してマイナー調の不思議な雰囲気を持った曲で、生ギターとフィドルでややアップテンポに歌われますがちょっとハンク・ウィリアムズの「Ramblin' Man」に似ている感じ
(6)スローバラッドで、歯切れのよいリズムでラジオ体操の伴奏的なホンキートンク・ピアノとフィドル、スティールギターをバックに朗々と歌うジョニー、ちょっとレフティ・フリゼルみたい (7)スローから徐々にアップテンポに移っていくTrain Songでマイナー調のジョニーの裏声を入れた歌がなかなかGood、ちょっとハンク・ウィリアムズの雰囲気(涙もの)
(8)軽快なフィドルと軽快なエレキ・ギターに乗って歌い飛ばすTrain Songで聴いていて思わずウキウキしてくるような楽しい曲・・・・カントリーはこうでなくちゃね~と思わせる (9)こちらはアップテンポのTruck-Driver Song でハーモニカとスティールギター、機関銃のように繰り出す単音のギター音に乗って”Big wheel~Carry Me Home”と歌うジョニー・・・・・うーんジョニー・ホートンの良さを見直してしまったなあ
(10)歯切れのよいミディアムテンポでフィドル、スティールギター,チェットアトキンス・スタイルのギターに乗って軽快に歌う全般に若々しいジョニー・ホートンの歌
という訳でColumbiaレコード時代とは違った若々しいジョニー・ホートンの魅力全開のアルバムです・・・・・MercuryレコードのCDなんかどうなっているのかさっぱり解らないので単品CDがあるか不明。ドイツのBear FamilyレコードのJ.ホートンBox-CD集で聴くしかないかもしれませんが高価だしなあ、Box物は良し悪しと思います
米国盤 Hilltop JS-6060 All For The Love Of A Girl
(1)All For The Love Of A Girl (2)First Train Headin' South (3)Move Down The Line (4)The Child's Side Of Life (5)Broken-Hearted Gypsy (6)The Mansion You Stole (7)The Train With A Rhumba Beat (8)Ridin' The Sunshine Special (9)Big Wheels Rollin' (10)Devil Made A Masterpiece
ジョニー・ホートン(1925~1960年 カリフォルニア州出身でテキサス育ち)を初めて聴いたのはいつだったのだろう?初めての曲が「North To Alaska」だったことは覚えていて、1961(昭和36)年公開のジョン・ウェイン主演の西部劇「アラスカ魂」を見ていた(もちろん当時は父親同伴で)からで、その主題歌だったから多分その頃だと思う・・・・・映画自体はそんなに面白いというほどではなかったのにJ.ホートンが威勢よく歌うこの曲はやたらかっこよくてインパクトのあるものだったので小遣いを貯めてシングル盤を買ったのでした。
マーチングスタイルで全編語り調の「The Battle Of New Orleans(ニューオーリンズの戦い)」というヒット曲もあったけどそっちの方はいまひとつなじめなかったなあ・・・・いま思うとアメリカの歴史を知らないと理解できない内容だったかと思う。あと「Honky Tonk Man」をオムニバスレコードで聴いたぐらい・・・・自分にとってカントリー歌手としてのJ.ホートンはその程度の広がりしかなかったというのが実際のところです。よく知るようになった時には既に亡くなっていた、というのも興味が続かなかった理由の一つと思います。 後年アメリカから安い廉価盤(Hilltopや Harmonyといった)を買うようになった中に彼のワンマンアルバムが数種類あって少し世界が広がった・・・といった具合でした。 その中の一枚がこれなんですが、調べてみるとジョニーは Cormac、Abott、Mercury、Columbia といったレコード会社にレコーディングしているようで、この廉価盤レコードはマーキュリー時代の音源を使ったもののようで前記のColumbiaレコード時代(しかもほんの一部の曲)しか知らなかった僕にはとても新鮮な感じを受けたものでした。
ジャケットの解説を訳してみたのですが特に経歴とかエピソードとかで特徴的なことが書いてなくて・・・・「1960年に自動車事故で死んだ偉大なカントリー歌手だったが、Pops fanにも記憶に残る歌手であり、ジョニーの音楽は Countryや Folk、Popを含めた”Americana”とでも呼ぶべきカテゴリーにあるといってよい」・・・・とあります。
音的にはMercuryレコード時代は一言でいえば純カントリー時代といえると思います。
スローな愛の歌(1)は彼の隠れた明唱、(2)は軽快なアップテンポのTrain songで歯切れのよいリズムとスティールギター、ホンキートンク・ピアノに乗って歌う若々しいジョニー (3)はミディアムテンポでフィドル(バイオリン)、スティール・ギター、ホンキートンクピアノの伴奏で思わずウキウキしてしまうWestern Swing調
(4)はハンク・トンプソンの「Wild Side Of Life」と同じメロデーで子供サイドから見た歌 (5)は一転してマイナー調の不思議な雰囲気を持った曲で、生ギターとフィドルでややアップテンポに歌われますがちょっとハンク・ウィリアムズの「Ramblin' Man」に似ている感じ
(6)スローバラッドで、歯切れのよいリズムでラジオ体操の伴奏的なホンキートンク・ピアノとフィドル、スティールギターをバックに朗々と歌うジョニー、ちょっとレフティ・フリゼルみたい (7)スローから徐々にアップテンポに移っていくTrain Songでマイナー調のジョニーの裏声を入れた歌がなかなかGood、ちょっとハンク・ウィリアムズの雰囲気(涙もの)
(8)軽快なフィドルと軽快なエレキ・ギターに乗って歌い飛ばすTrain Songで聴いていて思わずウキウキしてくるような楽しい曲・・・・カントリーはこうでなくちゃね~と思わせる (9)こちらはアップテンポのTruck-Driver Song でハーモニカとスティールギター、機関銃のように繰り出す単音のギター音に乗って”Big wheel~Carry Me Home”と歌うジョニー・・・・・うーんジョニー・ホートンの良さを見直してしまったなあ
(10)歯切れのよいミディアムテンポでフィドル、スティールギター,チェットアトキンス・スタイルのギターに乗って軽快に歌う全般に若々しいジョニー・ホートンの歌
という訳でColumbiaレコード時代とは違った若々しいジョニー・ホートンの魅力全開のアルバムです・・・・・MercuryレコードのCDなんかどうなっているのかさっぱり解らないので単品CDがあるか不明。ドイツのBear FamilyレコードのJ.ホートンBox-CD集で聴くしかないかもしれませんが高価だしなあ、Box物は良し悪しと思います
このアルバムで興味深いのは⑦のThe Train With A Rhumba Beat です。最初に聞いたのは大野義夫さんによるカバーでした。ソノシートで「ルンバビートの汽車」として紹介されていました。遥かジャマイカ島で出会った娘との実らぬ恋をエモーシャナルな裏声を混じえて歌うマイナー調の曲です。またハンクさんの説明通り緩急をつけた構成になっており哀愁を誘います。ジョニーの自作品ですが①②⑥同様、後のコロムビア・レコードで再吹き込みされて良かったのにと思ったりします。ラスティ・ドレイパーがカバーしてますが、ことの他ロカビリーの分野で人気が高くけっこうカバーがあります。タイトルは日本マーキュリーからジョニー自身の歌で紹介された時の「汽車はルンバに揺れて」が何ともいいではありませんか。因みにジョニーはマイナー調が好きで、⑤の他、BANKS OF BEAUTIFUL NAYLE なる曲もあります。
マーキュリー時代の曲は日本では「FANTASTIC JOHNNY HORTON」で紹介されています。(最初に10インチ、後に振るアルバムが出ました)
私はこのアルバムを聴いてびっくりしたのはフィドル(バイオリン)が使われていることでした・・・・Columbiaレコード時代にはなかったような気がするんですが(私自身あまり多くを聴いていないので間違っているかもしれません)。 私の時代遅れのブログにこれからも時々訪ねてください・・・・smile
マーキュリーの時代はフィドル、スチール、ピアノが入る典型的な正調スタイルです。55年、コロムビア入りしてからロカビリー路線でいく為、グラディ・マーティンによるトワンギーに近いエレキ・ギターを前面に出しました。あれ?ちょっと語りすぎましたのでこのくらいにします。ハンク・秋山さんはどんシンガーがお好きですか?
歌詞を日本語に訳したものです。その後honk tonk manのレコードやLPを買いました。今スマホのメール着信音はアラスカの春、ラインはhonk tonk man
家族からはポーターワグナーのgreen green at homeです。誰かカントリー好きな方の返事有れば嬉しく思います