銚子・角巳之・三代目

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罪悪と寝言...。

2013年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9602イワシの水揚げを見ながら....ふっ...と..。思い出しました。某所で活性化という議論が出ていた時、高名な経営者の方が、そんなもの、イワシの甕(かめ)にナマズを入れろ!...。と一喝。一同、???でありましたが....。イワシを弱いものの例え、確かに魚へんに弱いと書いてイワシ。ナマズは魚へんに念じるの念...。理念とか概念だろうか...と。曰く、イワシはそれ自体の群れの中で緊張感なく、結果的にすべて死んでしまうが、怖いもの、異物を入れると緊張感から生き残る、翻って....と。高度な比喩でありましたが、言わんとするところは一同納得...。所詮、机上の空論で活性化?など。そもそも何をして活性化なのか?全く分からない....。さしずめ、自らの属する組織が火の車になっているにも関わらず、悠長に...。バカヤローの一喝で済んでいるうちは良いですが...。どうも危機意識というもの、当事者として痛みを受けないと分からないものなのかもしれません。そんなこんなの議論は、二宮尊徳の言葉で締めくくられました...。道徳無き経済は罪悪である。さりながら、経済無き道徳は寝言である....。厳しい言葉ながら全くその通り。寝言を言っている暇は無さそうであります...。