銚子・角巳之・三代目

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入梅イワシ...。

2013年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9605銚子市某所、犬吠埼付近にて(写真)の風景に遭遇しました。入梅イワシあります....。非常にシンプルながら、インパクトを感じるコピーとであります。6月に入りイワシの水揚げ非常に多くなりました。連日3000トン近い水揚げ...。毎度の事ですが、3000㌧は300万㎏...、イワシ1尾を100g前後とすると...何尾だ、何尾だ....で、面倒くさいので沢山....となる訳ですが....。2~3尾あれば、食卓のメインディッシュに十分で、しかも今の時期は別格の美味しさ...。たかがイワシ...などとは言わせません...。という感じでしょうか。冷蔵流通が発達しているとは言え、やはり揚がった直後を食べる。この醍醐味にはかないません...。この季節、銚子市内各所の飲食店で堪能できます...。


バチマグロの水揚げ

2013年06月08日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9581故あって、仮設・銚子第一魚市場に朝の6時頃出掛けて参りました。ちょうど、高知からの延縄船がマグロの水揚げを行っておりました....。バチマグロであります。昨日のキハダは静岡の巻き網船。本日は高知の延縄船。一概に、銚子港水揚げのマグロと言っても、様々であります。どちらがどうの?という訳でなく、それぞれに美味しい食べ方、楽しみ方があります。バチマグロに関してはあの吸い付くような赤身の食感....。酒飲みが、冷酒にマグロの刺身...。何とかの一つ覚えじゃないのか?と思っておりましたが、ああ、なるほど....と。最高の相性であります。何事も、関心を持って、試してみて....。具体的に動いて(行って)みて、ああ、なるほど....。ということ、多いです。早朝の銚子港、冬の風景は圧巻でありますが、夏は夏で心地良いものであります...。


黄肌(キハダ)!

2013年06月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9589昨日はヤリイカの水揚げ“異常”...と。理屈っぽく....。で本日、黄肌(キハダ)マグロであります。マグロの専門家の方々に聞くと、こちらは平年並み...。ちょっと少ねえかな~。というレベルだそうです....。私、相変わらず比較対象が分からず、へえ~、はあ~、凄いですね~....の毎日であります。キハダマグロ、1本30~50㎏でしょうか...。回転寿司の方々が喜ぶサイズ、身質だと言ってましたので、どこかで食していることになります....。プロが言うには、やれ脂が、何が、となるのですが、私のような素人は赤身美味いです...。ただこれだけ...。揚がったばかりの生マグロの赤身。本当に美味いです。一昨日はヤリイカの刺身をどんぶりに....。昨日はキハダ刺身をどんぶりに....。マグロの水揚げの反対側では、マイワシの水揚げ...。いわゆる入梅イワシ...。連日3000㌧を超える水揚げであります...。明日はバチマグロを....。


ヤリイカ刺身丼

2013年06月06日 | 銚子のうまいもの

Img_9580自然の摂理に“異常”という事はなく、人間が勝手に自分の過去の出来事や何かと照らし合わせ、それを基準に判断しているに過ぎない...と。さて、冒頭から理屈っぽくて...。さてさて、今年の銚子港のヤリイカ....。異常なほど揚がってます。で、異常....。1本30㎏程度の樽で、水揚げ数1000~2000本....。ほぼ連日...。経験豊富な先輩方に聞いても、今年は異常だ...と。あまりの水揚げ、凄い、凄いと騒がれる中、心ある漁業者の方々から、来年の今頃は、ヤリイカが全く揚がらず、反対の意味で今年は異常だ...と言っているかもしれない...。全くその通り...。やはり一期一会の精神で、何事も。食も一期一会....。写真はその揚がったばかりのヤリイカ。刺身をどんぶりで...。


ベニエ!

2013年06月05日 | 銚子のうまいもの

Img_9549(写真)洋風の天ぷらを“ベニエ”と呼ぶそうです。フランス料理の技法のひとつで、もともとは果物などを油で揚げて供される料理の一種と聞きました。で、写真はフランス料理のシェフが即興で作ったイワシのベニエ....。昨日の換骨奪胎に通じるものがあります....。フランス料理の基礎を徹底的に習得されたシェフが、都内中心に名店を渡り歩きながら修業を重ね、今、素材の近く銚子にて...。都内で成功されたと言われているシェフにお話を聞くと、最終的に都内ではなく、野菜や魚、いわゆる素材の近くに移住したいとおっしゃっていた事、思い出します。ミシュランの3つ星...、フランスではほとんど郊外ですよ....。パリじゃない...。しかも3つ星の基準は、その味、サービスが忘れられず、そこに出向く(旅行する)価値があると認められるもの...。観光の基本...。そもそもタイヤ・メーカーじゃないですか....。いかに高名なシェフであろうと、新鮮さには敵いません。鮮度を超えるなどと言ったら、それこそ傲慢というものですよ...。なるほど、さすが一流と言われる方々はどこまでも謙虚でありました....。


換骨奪胎(かんこつだったい)

2013年06月04日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9566換骨奪胎(かんこつだったい)....。お恥ずかしながら初めて聞いた言葉...。40数年、本などは人並みに読んできたつもりですが、やはり日本語の奥深さ。知らない表現、多々あります...。骨を換え、胎盤を奪う...。先人の知恵を継承しながら、自ら新しいものを付け加えて行くの意があるようです。守・破・離....に通じるような...。写真はいつもの会の縮小版。プチ春夏秋冬の会...。会の趣旨は変わらず、地域資源の発掘、再発見、感謝...でありますが、醍醐味は地域の生き字引と言われるような方々との交流。最近は友達の友達は友達....の原理が働いて、各地から農業や水産業、さらにさらに様々な業種の方々が...。さて冒頭の言葉、60代の方々が使っていた言葉で、話は安保闘争の頃に及び....。こんな日本に誰がした...、TPP問題は?、農業、地域政策は?...で、最後は喧嘩腰....。相変わらずパワーあるオジサマ方であります。が、40代、30代はヘラヘラ笑っていて良いのか?傍観者で良いのか?....当事者でしょ....と。生き様を背景に語られる言葉には凄みがあります。ただ年を重ねただけではあのようにならないでしょうし、肉体的な若さを持っていても、無関心、無感動の毎日では生きる屍...。現在は現在に至る様々な事柄の変化と選択の連続の結果...。換骨奪胎...、何を換え、何を換えないか?改めて身に沁みる言葉を教わりました...。


鹿児島より...。

2013年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9521また数日、更新サボりまして....。この間、鹿児島より私のところに出向者が参りました。同じ水産業の仲間。しかも26歳...。自らが26歳の時、こんな明確に将来像を描いていたかどうか...。いや、全く...。更にさらに、こんな時代に水産業へ...。自らの意思で水産会社を継ぐ決意をされ、修業したい....と。頭の下がる思いです...。私に何が出来る訳でもありませんが、このご縁、一緒に学ぶ良い機会と思っております。やはり水産業には魅力がない...と言われないようにしなければ...。責任重大であります...。期間は1年ですが、これから一緒に過ごす中で、新たな発見も多いでしょう。気持ちを新たに6月も邁進致します....。