銚子・角巳之・三代目

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パラダイム・シフト②

2008年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3234  1600年に5億人だった世界人口が1800年には10億人に、1900年には20億人になる。1970年には37億人になり、2005年には65億人....。5億人から10億人になるのに200年。10億人から20億人になるのに100年、20億人が40億人になるのには100年掛からず、40億人が80億人になるのはさらに短い....。将来の世界人口は90億人とも。それに対して、地球が養える世界人口は80億人前後だと....。確か高校の社会科の教科書に載っているマルサスの人口論。人口は幾何級数的(2・4・8・16....)に増えるが、食糧は等価級数的(1・2・3・4...)にしか増加しない....。この数十年間の世界は、日米欧の合計約8億人の先進国と呼ばれる国々が経済を牽引。これらの国が成長しても資源需要増には直結しない....。40億人のうちの8億人(20%)、しかもある程度成熟化しており、爆発的に資源を必要とはしていない....。これに対して現在は、BRICSと呼ばれる新興国が急速に工業化し、莫大な資源(エネルギー・食糧)を必要としている...。B(ブラジル)R(ロシア)I(インド)C(中国)の合計人口30億人超。世界人口に対して約半分。もともと資源輸出国であったものが、国内の急速な工業化にともない資源輸入国に転じるか、あるいは資源を戦略物資とし始めている.....。切り口を食糧とした場合、日本の食糧自給率39%....。これは裏を返せば、海外依存率61%という事であります。日本は少子高齢化、どうしようと言っている中で、世界は人口爆発、資源争奪戦....。そんな世界に資源の多くを依存している....。これからの日本の食糧は①四里四方、近くのモノを食べられる人と、②さらに遠くのモノを食べなければならない人、この二つに分かれていく...、と。米国から買えていたトウモロコシが買えなくなり、地球の裏側のブラジル、アルゼンチンまで買いにいかねば....。それらを運ぶ船舶運賃も燃料高騰で10倍近く値上がり....。今まで資源価格は安値安定。それが“適正”価格に近づくんだ....という事でありますが.....。続きは明日。ああそう言えば、本日39歳になりました。全く実感がありません....。万年青年であります.....。