銚子・角巳之・三代目

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マグロのフライ

2008年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3146 昨日、映画“築地・魚河岸・三代目”を観に行って参りました。.....いまだに余韻から醒めません。築地に何の接点も持たれていない方、コミックで想像力を膨らませていた方、私のようにかつて築地にいたもの....、それぞれに感じ方は違うのでしょうが、“何か”が確実に“伝わってくる”映画でありました。早くも来年に続編上映が決定したようです。今から楽しみです。感想等はいずれ。写真はいつもの同級生の店で試食に出てきたマグロのフライ。正確にはバチマグロのフライ。....またまた絶品でありました。マグロなら何でも良い。ではなくてやはり素材と料理の腕が大きく関係するのでしょう。そういえば、築地・魚河岸~でもマグロのコロッケが主人公の婚約者の思い出の味として披露されてました。素材と腕と愛情と思い出....。料理はやはり誰と食べるか? 誰と食べたか?が思い出となり、料理は単なる腹を満たす“モノ”ではなくて、その味に出逢う、或いは再会する事によって楽しかった“コト”を思い出す....。リストラを宣告された先輩社員の奥さんが余命幾ばくもない事を知る主人公。その奥さんが楽しかった思い出と共に“赤ムツの煮付け”が食べたいと....。赤ムツは今や最高級魚。入荷も少ない....。それを必死で探す主人公.....。“何か”が如実に映し出されておりました。