銚子・角巳之・三代目

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自然の(脅威)①

2024年03月04日 | 日記・エッセイ・コラム

先週は荒天続き...。殊に風...。空は晴れていても台風並みの大風が絶え間なく襲い掛かり、
海上は御覧の通りの状況でありました。この場所、銚子・千人塚(せんにんづか・海難者
の供養塔)前。強烈な北風と共に来る黒い波。だんばら波、人喰い波とも...。

この場所、阿波(徳島)鳴門、伊良湖(愛知)と並び、日本三大難所の一つに数えられる
銚子・川口...。現在は中(なか)堤防が完備され、この大波であっても運河内は比較的穏やか
でありますが、中堤防が無かった時代...この大波が“直撃”してきたことを考えると...。

銚子川口“てんでんしのぎ”という言葉を何度か掲載したことがあります。てんでん=各々で
凌ぎ=対応せよ(何とかしろというイメージです)...。子供の頃には無計画で、その場限り
無責任...等々、良くない言葉として教わりましたが、50を過ぎてこの言葉の意味は反転...。

良くないどころか、これは正反対の意味であり、人生訓そのものと思っていることも何度か
掲載しておりました。自然の脅威...、そこから派生する”為す術ない”絶望的な状況を前に
綺麗ごとが通用するのか?さてさて、思うところありまして数日この話題を。