銚子・角巳之・三代目

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天赦日②

2024年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

まあまあ、そんなに熱くならないで...と言われ、その違和感の正体が掴めずに悶々としており
ましたが、一晩経って“天赦日”だったし、まあいいか...。それで終わりにしたのですが、やはり
引っ掛かるものは引っ掛かる...。反省すべきは反省をと思っている次第ですが...。

まあまあ...。この言葉が発せられた相手が年長者だったり、圧倒的に実力差がある(と感じて
いる)方であれば、これほど心が波立たなかったかもしれません。発せられたのは同年代と、
一回り以上年下の後輩...。年齢がどうの、相手を認めているか否かは別としても...。

この一戦に負ければ国が亡ぶと言われたある海戦...。皇国の興廃この一戦にあり。あの場面です。
圧倒的不利が一転、圧倒的勝利へ向かい、負けを覚悟していた将兵は一転、情け容赦なく敵を
一掃しようとする。戦線を離脱しようとする敵艦を前に将兵は追撃致しましょう...と。

そこで司令官...、追撃無用。何故ですか?の問いに対して“まあまあ”...武士の情けだ...。物語の
一コマです。実際がどうであったかは別にして、こういう文脈で出てくる“まあまあ”には余韻
あり、発せられる人物の器量が垣間見られますが...。続き、明日もう一日だけ...。