銚子・角巳之・三代目

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大原幽学の里③

2023年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

時あたかもWBC...。大原幽学のことを書きながらチラチラTVを見ていたら、気になって仕方なく
準決勝、大逆転勝利を目の当たりにし、ちょっと興奮が冷めてきたらチームということ...このこと
深く考えさせられました。まさに協同組合の思想に繋がるところ大と思うからであります。

協同組合の説明に必ず出てくること、ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン。一人はみんな
の為に。みんなは一人の為に。後半の件は私の知人ラガーマンによると、みんなは一人ではなくて
みんなは“一つの目的のために”であるのですが...。決勝の結果はどうあれ、チーム力...感動的です。

さて様々な農村の改革を行っていた大原幽学。その教導所(学校のようなところ)として建設された
改心楼(かいしんろう)には日ごと人が増え、ついには幕府の怪しむところとなる。どんなに今が
悪くても現状変更を望まない人はいるものです...。時の権力者からすれば恐怖心かと...。

幕府の取り調べの結果有罪となり、幽学は失意のうちに自刃。何故自刃しなければならなかったのか?
このことで論争が起こるのですが本日省略...。幽学が62年の生涯を閉じたその9年後、大政奉還...。
“地域”“協同”...ということを語る時、幽学の足跡を..。世の中の変革期こそ温故知新...であります。