昨年末あたりに、水揚げのない銚子港...と。それが新年に入ってイワシの大量水揚げが断続的に
続いております。大量と言うこと...、1日に3,000㌧、4,000㌧という単位であります。
と思えば、時化で数日に渡り水揚げがない時もある...。まさに一喜一憂するな...の領域。
それだけの水揚げが行われるということは、1)水揚げできる施設がある、2)水揚げされた魚を
購入する人がいる、3)その魚を運ぶトラック(車・人)がいる、4)それを受け入れる施設(
冷凍冷蔵庫・人)がいる(ある)、5)さらに資材(箱、氷、その他)まさにチームプレー...。
それぞれが“お互い様”でいるうちはチームプレーも成立しますが、どこか一つでも欠落したり、
どこかがスタンドプレーを始めると一転、何かがおかしくなって参ります。昨今、これら連携は
バリューチェーン(詳細明日)と呼ばれることがありますが、まさしくであります...。
バリュー(価値)、チェーン(連鎖)であります。魚が獲れなければ始まりませんし、獲った魚
が売れない、運べない、箱が氷がない...。どれか一つでも欠けてしまうと成り立たない...。当たり
前だろ...ということですが、敢えてそれが強調される昨今、それを再認識せよ...の意かと。