銚子・角巳之・三代目

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年頭所感②

2023年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム

かつて、show the flagという短いながら、非常に突き刺さる言葉が話題となりました...。直訳
すれば、旗を見せろ。日本語にも旗幟鮮明(きしせんめい)という言葉あり、敵なのか、味方
なのか、態度をハッキリさせよということであったと認識しております。

show the flagという言葉の解釈は様々のようですが、具体的に何をするのかはさておいてまずは
旗幟鮮明にしろ!こういうことだろうと思います。年頭所感の数々...間違いなく旗幟鮮明です。
現状認識、進むべき方向...、あとは、不退転の決意でこれに邁進して参りますとなりましょうか。

次に、boots on the groundという言葉に出会いました。これまた短いながら、show the flagより
更に深部に突き刺さる...。これまた解釈様々のようですが、直訳すれば地上のブーツ(靴)、
私の勝手な意訳だと、ここに来い。あるいは現場に出てからモノを言え...。となります。

漁業、水産業の例えで言えば、寒風吹きすさぶ漆黒の闇の中で操業する漁業者、原料なく途方に
暮れる水産業者を前にしては、旗幟鮮明にして現場の痛みに寄り沿う者が発する言葉以外は空疎
であるということ。甚だ生意気な書き方で恐縮ですがそう感じた次第であります。