銚子・角巳之・三代目

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灯台甘藍(かんらん)①

2019年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム

灯台甘藍...。甘藍(かんらん)とはキャベツのことを指し、犬吠埼に因んだ灯台印(マーク)と
併せ、ちばみどり農協・銚子地区で栽培されるブランドキャベツの総称。首都圏のスーパーマーケット
でも、この灯台印、馴染みあるものかと思います。

キャベツは銚子を代表する農作物の一つで、農協発表資料によると、年間700万ケースという膨大な量が
首都圏を中心に出荷されております。特に春キャベツは5月前後のピーク時、首都圏のシェア70%を超える
のだとか。まさに首都圏の胃袋を満たす、重要作物です。

地元(銚子)でキャベツ農家の友人、知人は多く、収穫時になるといつもお裾分け頂いたりしている
のですが、今年はみんな非常に浮かない顔で...。台風被害も大きかったけれど、相場安、どうにもならん...と。
台風被害で出荷量が減れば、相場は高いんじゃ...ということですが、千葉県以外の出荷量が非常に多くなって
いて、市場全体としてみれば価格は暴落に近いのだとか。

これだけ大きなシェアを持っている産地なのに...何故?ということですが...。
ブランド化から60年が過ぎ、キャベツ生産も大きな過渡期に来ているようです。続きは次回に。