銚子・角巳之・三代目

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富津へ!②

2011年12月05日 | 千葉再発見

Img_7297 Img_7301 さて海苔の共販...。海苔という、普段の生活の中で、いつもそこにあるけれど、ややもすれば全く気にも留められない食べ物...。それがどんな状況にあり、どんな生産、流通を経て、自分の口に入るのか?販売をさせて頂いているからと言うよりも、日本に暮らす日本人として、深い興味があった訳であります。むろん、その共販(セリ)の見学など人生初...。関係者の皆様方に深く感謝申し上げます。さてさて、写真左は“見付け”と呼ばれるセリ参加者の品定め風景。海苔は養殖場から漁師さんが引き上げて、漁協単位で集荷し、いつものあの形に乾燥されて共販会場に運び込まれます。色、つや、香り、割れの有無...何百もの組み合わせの中で評価が定まって参ります。セリ場にも入れて頂きましたが、ここから先は写真撮影禁止...。この季節の新海苔から始まって来春くらいまで共販が行われるようですが、ここで仕入れられないと来年販売する原料を手にすることが出来ないため、セリ参加者の目は非常に厳しいものでありました。別名・地獄ゼリなどと呼ばれているようであります。買えないと原料がなく仕事が出来ない恐れがあるわけですから...。海苔の歴史は調べれば調べるほど奥が深く、我が千葉県における取組も伝統を引き継ぐだけでなく、様々な革新の歴史であることが良くわかります。続きは次回に。