需要の価格弾力性...。値下げしても効果があまり上がらなくなった...。それでも価格対応せねば...。で、殲滅戦、オオカミの群れ症候群へ(バックナンバー参照)さてさて、価格対応もすでに限界、それでは付加価値だ、というけれど、そんな簡単に付加価値が付くのなら誰も苦労しない訳であります...。付加価値なんて言っても、それでは付加価値が付いているという状態はどのような状態であるか?なんて質問に的確に答えられる人はいない...。強いて言えば、付加価値があるから支持されているのではなくて、支持されているから付加価値があるんだろう....と。ある会合で、クーポン券乱発したら、明らかにお客さんは増えたけれど、利幅は減って、定価を払って支えてくれていた常連さんが来なくなった....。良く聞く話であります。最近巷でイベントごとが多く、それ自体否定するものではありませんが、イベント翌日の朝、一様に顔色が悪く(疲れ切って)、クーポン券配ったのに売れやしねえ...。こんな声を良く聞くにつけ、価格で引っ張れた時代はとっくに終わってるし、私自身、オオカミの群れの中に入る度胸はないな~と。写真は本文とは全く無関係でありますが、この風景も東京のお客様方に言わせると、付加価値なんだそうです。付加価値って実は何気ない日常の中にあって、そこにいるものは、なかなか気が付かないものなのか..と。