銚子・角巳之・三代目

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囚人のジレンマ①

2006年11月10日 | 公共経済学から

100_0738 本日は囚人(しゅうじん:刑務所に服役している人)のジレンマ。二人組みの男が銀行強盗をして逃走。警察は以前からマークしていた二人組みを別件逮捕。銀行強盗の確たる証拠はないため、容疑者の自白に頼る状況となった。そこでその二人組みを別々の部屋に入れ(事前に相談なども出来ない状況を作って)取引を開始する。(便宜的に二人組みのそれぞれをA、Bとします)警察はAに対してこう言った。①もし君が自白し、Bが自白しなかったら君を無罪にする。②しかしBが自白し君が自白しなかったら君の刑は2倍だ。③もし二人とも自白すれば刑はそのままだがね(双方、銀行強盗の罪が確定)さて、この場合、Aはどういう行動を取るでしょうか? ①~③に含まれていないのはA,B双方が黙秘する事。事前に相談できない状況ですが、双方に信頼があれば双方黙秘し逃げ切る事が可能かもしれません。が、しかし、こうならないのが世の常。いわゆる個人の損得勘定“だけ”判断をすると、囚人A、Bともに自白せざるを得ない状況に陥って参ります....。続きは明日。昨日の写真は千葉県旭市と匝瑳市を繋ぐ広域農道。本日は昨日の近海小型底引きの水揚げ(午前6時半ころ)の風景です。日の出時間が遅くなり、だんだん朝の空気が冷たくなっていくにつれて、風景が“凛”とした鋭さを帯びてきたと感じております。