風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

6月15日

2016-06-16 | 
東京五輪招致の贈収賄やら、
パナマ文書やら、
何人かの自民党議員の政治資金私用疑惑やら、
公的年金運用失敗による巨額損失やら、
年金や介護保険、社会保障費を削ってリニアに30兆円やら
さまざまな問題の隠れ蓑だった舛添知事が辞任した日。

ワタシは上野で昭和な喫茶店に入り



ライブを見にジャズライブバーへ行った。



昼間仕事で聞いた言葉が頭から離れない。
「ひとりひとりの幸せの総和が社会の幸せ」
下からの積み上げだ。
上からの押し付けじゃない。
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仲良し

2016-06-15 | 生活の風景


同い歳でご近所のまた従姉妹同士。
ママさん、パパさん達も同級生。
2歳になった初夏。
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夏野菜のキーマカレー

2016-06-14 | 食べ物・お店


花巻マーブルカフェにて

そんでもってその1階のJoe's Roungeのランチでは
ハンバーグを食す(^^)

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「海よりもまだ深く」

2016-06-13 | 映画・芝居・TV


「なりたかった大人になれなかった」人たちの物語
というのがこの映画のキャッチフレーズだけど、
なりたかった大人・・・なんて無かった。
いつもその時その時
懸命に考え、振り回されながら、這いずりながら
周囲と折り合いをつけ、妥協もしながら
なんとか生きてきた55年。
いくつであっても自分は自分でしか無かった。

この映画の主人公である阿部寛さんなんかは
だからまだ自分の思うように生きて来て
ある意味うらやましく思ったりもするんだ。
自分で自分が情けないんだろうとは思うけど
でもまだ何者かになろうとしている。
それは誰でもできることじゃない。
彼もまた必死に生きている市井の人間のひとり。
その姿に勇気をもらうよ。
ラストシーンの背中の切なさも
自分のことのように感じたし。

阿部さんの役のことを「主人公」と書いたけど
この映画のタイトルの意味を考えると
本当の主人公は樹木希林さんの母親なんだろうね。
登場人物一人一人に味があり
希林さんの存在感が特別目立つわけじゃないけど。

エンディングテーマのハナレグミの歌がまた沁みた。
人は誰しも一人で生きているんだなぁ・・・
是枝監督、良いわぁ。
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花巻北高のポテンシャル

2016-06-12 | 文化

私の母校である花巻北高は
昔からバンカラを引き継いでいるというイメージが先行しているが
(NHK-BSで放送された「クールジャパン」にも取り上げられた)
実は生徒が自ら考えて行動するという自主自由な校風。
OBやOGも一家言を持ち、我が道を行く人が多い。
それが時として大きな流れを生み出す。

今回のマルカン百貨店閉店では
そんなムーブメントを作り出した現役生、OB、OGが
たくさんクローズアップされた。
例えば最初に署名活動を始めた現役生達
寄せ書きの大学生達にもOBが多数いた。
花巻家守舎の代表もOBだし、
支援を表明している花巻視聴もまたOB>
これは同校の持つポテンシャルをよく表しているのではないか?

これまで、
会社に所属していた時代も、フリーになってからも
各界のOB、OGの皆さんに大変お世話になった。
今度は私が後輩達を支援する立場。
もちろん同校関係者だけではないが
仲間達みんなで新しい地域社会を作っていければいい。

全く話は変わるが
岩手県は昔から高校総体県大会開会式において
県内全校による応援合戦が繰り広げられ、恒例の名物となっている。
こんなところからも母校に対する思いが育まれると思うのだ。
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特別出演

2016-06-11 | 神楽・芸能

明日の「大乗神楽大会」に
上根子神楽が特別出演します。
予定演目は「岩戸開き」「三韓の舞」「権現舞」。
我々円万寺系山伏神楽は
北上周辺に伝わる大乗神楽とは系統が違いますが
声をかけていただいて感謝です。
両系統の違いが見られる良い機会なので
お近くでご都合の合う方々はぜひ足をお運びください。
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円万寺観音山

2016-06-10 | 生活の風景


水が張られた水田に空が映る。
気持ちいいなぁ。

13日からのNHK BSプレミアム
「にっぽん縦断 こころ旅」は岩手県。
この場所を投稿してみたよ。
火野正平さんにはきつい山登りだけど(^^;
この風景はぜひ見て欲しいんだなぁ。

さて、放送で取り上げてくれるかな?
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ランチ@無ら里

2016-06-09 | 食べ物・お店
この日は昼から午後いっぱい
打ち合わせを兼ねての無ら里さん。
まずは久しぶりのランチから。











メインは豆腐の豚肉巻き。
ドルチェはヨーグルトチーズケーキ。
これで1500円。



テラス席の外は新緑が眩しい。
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マルカン百貨店 閉店

2016-06-08 | 文化
朝9時前の開店前から入店。
店内にはTV、ラジオ、新聞など県内ほとんどの報道陣。
みんな言葉少なにカメラなどをセットしている。
店の外には11時の食堂開店を待つお客様たちが50人ほど
三々五々椅子に座ったり、ぶらぶらしたりしながら並んでいる。
従業員の方々は忙しそうに行き来しながらも
いつも通り、いやいつもにも増してにこやかに対応してくれる。

店舗開店前には食堂へのお客様を7階へ。
そこでも皆さん少し寂しそうに、でも笑顔で行列を作っている。
10時に5階までの店舗開店。
そして食堂は予定開店時間より20分早くオープン。
お客様達は、その人数の割には喧騒もなく静かに入ってくる。

・・・マルカン閉店の日はこうして始まった。

我々も撮影のためにいろいろなメニューを注文。







安いマルカン食堂で7千円も使ったのは初めて(笑)
ひとつひとつのメニューの味をかみしめる。

この日だけでもたくさんのドラマがあった。



存続署名活動をした高校生達と
その高校生達に署名の時の横断幕を提供したおばあさんは
同じ時間にすぐそばの席に座っていたことがわかり
偶然にしては運命的な再会を果たした。



マルカンの「これから」を検討している
家守舎メンバーも駆けつけた。



名物のソフトクリームの被り物を持参のグループも。

写真集のために寄せられたメッセージには
「結婚で花巻に来て41年。当時主人と初めて食事したのがここでした」
「娘がアルバイトしたマルカンの食堂が閉まるのは寂しい」
など、心を打つものも多数。

18時の閉店時間には寄せ書きを持った大学生達も駆けつけ、
従業員の方々が出口に揃ってお客様の見送り。
閉店セレモニーでの社長の言葉は涙で震えていた。
短いけれど、心からの思いがこもったご挨拶。
ご自身が一番のマルカンファンだったのだなぁと胸が締め付けられた。

シャッターが降り始めると
自然発生的に出口付近に集まっていた人たちからの
「マルカン43年間ありがとう!!」の大合唱。
動画を撮りながら、ファインダーが滲んでよく見えなかった。

そして何より嬉しかったのは
そのシャッター前での寄せ書きの大学生達の
「(マルカン再生をはじめ)花巻の若者の力を見てろ!!」の宣言。
署名活動した高校生達もその中に入っている。
これには背中に電気が走った。
すごい!! すごい!!
マルカン百貨店閉店は衝撃だったし、悲しいことだが
ある意味、大きな動きのきっかけになった気がする。

マルカン百貨店の歴史は幕を閉じたけれど
若い力で街を再生する物語、ドキュメンタリーは
今始まったばかり。
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マルカン百貨店閉店

2016-06-07 | 文化


自分の思い出のシーンには
必ず背景にあったマルカン百貨店が今日閉店。
すでに閉店セールで商品がなくなった1~5階は
往時の面影が無くなってしまったけれど、
6階の大食堂とも今日でお別れだと思うと
祖父母や両親、子ども達と行った思い出が瞼をよぎる。
去年の花巻祭の際には孫とも行った。

感傷に浸っている暇はない。
写真集制作に今は全力を挙げる時。
朝から閉店まで終日すべてを見届ける。

閉店時には大学生達が集めた寄せ書きも
マルカン側へ渡される予定。

今、市民や全国のマルカンファンとともに
ひとつのドキュメンタリーの中にいる実感がある。
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マルカンありがとうプロジェクト

2016-06-06 | 文化






マルカン存続を求めた署名活動を
自主的に行って全国的に話題となった
岩手県立花巻北高の高校生たちに続いて
今度は花巻近郊の大学生たちによる寄せ書きプロジェクト。
天気が良かったこの土日2日間を使い、
マルカンそばの商店街の一角で道行く人たちから
マルカンへの感謝や思いがたくさん寄せられた。
遠くは東京・大阪・九州からの観光客も、その数264人!!
普段は人通りの少ないシャッター街で
2日間だけでこんなにたくさんの寄せ書きは
彼らの若く熱いパワーの賜物だと思う。
「若者の力で花巻を盛り上げる団体!HANALLE→離れ家」
これからもその活動に注目!!

さてそのマルカンの営業も明日で終了。
残すところ今日を含めて2日間だけとなった。
写真集のための撮影も進んでいるが
最終日である明日はいよいよ山場となる。
我々スタッフは朝礼時から閉店まで
終日マルカン周辺に詰める予定。
FM岩手の夜の生放送「モコの夜はこれから」でも
古い写真やエピソード募集をお伝えする予定で
制作のための素材集めもいよいよ佳境となる。



マルカン食堂にも案内のチラシ置いてます。
たくさんのエピソード&古い写真ご提供をお待ちしています。
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熊野神社例大祭

2016-06-05 | 神楽・芸能


久しぶりに神楽の話題。
最近の上根子神楽は20代の若手がほぼ中心となり
月1~2回の出番をこなしている。
来週12日にも大乗神楽大会に特別出演することとなり
ほぼ若手メンバーによる岩戸開き、鐘巻、権現舞の3幕を
ご披露予定となっている。

さて我々上根子神楽にとってはフランチャイズである
花巻上根子熊野神社の例大祭が今年も近づいてきた。
年間数ある出番の中でも一番大事なイベント。
演目はまだ決まっていないものの
都合がつくメンバーで出来うる限りの数の演目を奉納予定だ。
昨年復活させた三韓は必須。

今年はカレンダーの関係で
例大祭となる6月25日は土曜日だから
メンバーはもとよりお客様も来やすいだろう。
翌日の26日はみちのく神楽大会とお呼ばれのはしごで
この2日間はとても忙しいけど
(個人的には25日夜、別なライブにも出演予定 ^^;)
ファーストプライオリティは例大祭。
ご都合がよろしければぜひおいでくださいませ。

上根子熊野神社は
東北道花巻南ICから西に約500m。
志戸平温泉や大沢温泉へ向かう県道沿い。
例大祭の式は昼前、神楽奉納は午後からになる予定。
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事務所

2016-06-04 | 生活の風景


自分の事務所の一角。
楽器類はともかく(^^; 音響仕事などもあり
片隅はPA機材に占領されている。
これでも機材としては小さい方なんだけど
それなりに場所取るねぇ。

普段の仕事そのものは
机の上にPCがあれば大抵こと足りるんだけど、
そんなこともあって事務所を作った次第。
ミーティングにも使えて便利。

こんなところで仕事してます。
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日本出版クラブ

2016-06-03 | 食べ物・お店
東京神楽坂の路地の奥
閑静で雰囲気ある住宅街の片隅に
出版関係の関係企業・団体が集まる場所として
長い歴史を持つ日本出版クラブはある。
ここのレストラン「ローズルーム」のランチ利用は
サラダバーやソフトドリンクバーも付いていて
美味しいメニューも千円前後とリーズナブル。
一般のお客さんも自由に入れる
普通のレストランであることが知られていない(?)ためか
それほど混んでもおらずゆっくり食事ができる。



この日は看板メニューのオムカレーをチョイス。
ふわふわ卵がカレーの味をまろやかにしてくれる。
仕事の打ち合わせを兼ねてのランチだったが
外が雨模様だったせいか
気持ちもなんとなくゆったり。

牛込神楽坂駅が最寄だが、神楽坂駅からも近く、
飯田橋駅の神楽坂口から
ぶらぶらウィンドウショッピングしながら
神楽坂を登って行くのも一興。
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「まちの本屋~知を編み 血を継ぎ 地を耕す~」

2016-06-02 | 読書

本屋が好きだ。
ネットで買う場合もあるけれど
本屋で思ってもみなかった1冊と出会うのはまさに一期一会で、
どれを買おうか迷う瞬間は至福の時ですらある。
会社員時代は毎日電車で通い、盛岡駅を利用していたので
本書の著者が勤めるさわや書店フェザン店には本当にお世話になった。

ここは北国の田舎の小さな店ではあるけれど
店員さんたちによるPOPでベストセラーが生まれたりしたことにより
知る人ぞ知る、出版業界では超有名店。
この店の店長さんによる挑戦の日々がここに書かれている。

出版不況の真っ只中、出版社や取次や書店は今や斜陽産業と言われ、
事実昨年も複数の中堅取次店の倒産という大きな衝撃はあった。
でもね「本」が持つポテンシャルを私はまだまだ信じている。
実際にこの店では売るために・・・というより
より多くの人たちに本を届けるために
知恵を絞り、労力を惜しまず、お客様と対峙している。
本好きとして、そして同じ業界でメシを食う人間として
読んでいて嬉しくなってしまった。

先日うかがった東京下北沢の本屋B&Bさんもいい本屋さんだった。
まだまだ知らない本の世界がある。
それを垣間見せてくれる、ワクワクさせてくれる本屋さんが
きっと現状を打破してくれると信じているし
私も微力ながら現状に一石を投じられればいいと思っている。

本書を読み、なんだか同士を得たようで嬉しくなってしまった。
でもね、本の世界だけじゃないと思うよ。
商売の肝ともいうべきものの基本がこの本には書かれている。
それは決して効率だけで語られるべきものではない。
出版社も、よくぞ本書を出してくれた。
感謝。

「まちの本屋」田口幹人:著 ポプラ社
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