風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

この週末

2016-06-27 | 神楽・芸能


今朝の岩手日報紙に上根子神楽が。
昨日行われたみちのく神楽大会の記事だ。
これは「三韓」のクズシ舞。
我々の神楽では、
面をつけて待っている間は神様。
最後は面を外し、人間に戻ってクズシを舞う。
表情を見ると結構みんないっぱいいっぱい(^_^;)
絡みのある割と激しい演目なので、
前半部分でみんなかなり消耗し切っている。

この週末はハードスケジュール。
金曜夜は本拠地である熊野神社の前夜祭。
権現舞と子どもたちの三番叟を奉納し、
あとは地域住民たちの演芸大会が行われた。

翌土曜日は例大祭当日。
11時から各地宮司さん方を迎えての式で権現舞。
直会を挟んで14時過ぎからは神楽奉納。
演目は鳥舞、翁舞、三番叟、山の神、鐘巻に
最後は拝殿へ移動しての権現舞。
久しぶりの山の神は完璧だったなぁ。

終了後、片付けはみんなに依頼して
今度はマーブルマーケット併催の音楽イベントへ。
風音★楽団の出番は最後で
マーブルマーケットの打ち上げの方々を前に
三線をフューチャーした沖縄ポップスをお届けした。
途中ハッピーバースディのサプライズ演奏もあり。
「涙そうそう」のリクエストにもお応えして(笑)

昨日の日曜日は朝早く集まり
まずは写真の神楽大会出演のため大迫の会場へGO。
気合いを入れた「三韓」でヘトヘトになりながら
今度は同じ市内の東端から西端の渡温泉へ。
今はダムに沈む豊沢集落の方々の年に一度の集まりがあり、
そこでアトラクションとして3演目。
権現舞、三番叟、鐘巻。
豊沢がダムに沈んだのは何十年も前のことで、
そこに住んでいた人たちはバラバラになったそうだけど、
今もこうやってみんな集まっているんだねぇ。
実は我が家(というか亡祖父)も豊沢集落とは浅からぬ縁がある。
それをしっている人などいてびっくり。
だって明治の終わりから大正時代にかけての話だよ。
直接知っている人たちはもういないはずなのに。
あちらこちらの方々からお声がけいただき
なんかほっこりとするパーティーだった。

ということで、大忙しの3日間。
じいさんはすっかりくたびれちまった(^_^;)
・・・と言いつつ、今日からまた東京へ。
遊んでばかりで疲れてはいられない。
仕事もせんならん(笑)
コメント
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