風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

魔法

2009-04-06 | 風屋日記
クロッカス。
我が家の庭にもようやく春が来た。

    ◇      ◇      ◇

さて、足の故障について以前書いたが、
先週も1週間どうにも痛くて足を引きずって歩いていた。
とにかく右足で地面を蹴ることができない。
歩く向きを変えようと足の外側で地面を蹴ろうとすると
またイライラするような鈍痛が襲ってくる。
そして先週金曜日の朝、
駅から会社へ歩いていた私の横から自転車が突っ込んできて、
ぶつかるのを避け、転ばないように足を踏ん張った瞬間、
言葉にできない重い痛みが臑まで拡がった。
こりゃダメだ。

以前診てもらった外科医院には申し訳なかったけれど
先日ケガした次男も診てもらったという
スポーツ関係の治療で知られた整形外科に改めて行ってみた。
レントゲンの結果は・・・「何ともないですよ」
え!? この前は関節が変形してるって言われたんだけど(^^;
「どれどれ」と若い先生は私の足首のあちこちを押し始める。
「○×△※●!!」外側くるぶし周辺が強烈に痛い。
「ははぁ、水がたまってるワ。痛いのはこれですね?」
と臑の下からくるぶしの後~足の裏の縁までを押していく。
い・痛い・・・(^^; ハイ、それです。

診断は「腓骨筋の腱鞘炎」とのこと。
「以前ひどい捻挫しませんでしたか?」
実は小さい頃から両膝も両足首も捻挫はしょっちゅう。
一番ひどいのは小学校の頃にスキーでやったものだけど、
その後もたびたびやっていた。
もう慣れたもんで「はいはい湿布しとけばOK」って感じで
病院にも行かず、のど元過ぎれば熱さも忘れてしまっていた。
「以前の捻挫で靭帯が伸びちゃってるんですよ。
 グラグラしてる足首の関節を腓骨筋で支えてたって感じかな?
 無理して歩いたり、走ったりして腱鞘炎になったんでしょう。
 ホントは足首に注射するか、靭帯の整形しなきゃいけないけど
 痛いのはイヤでしょ?」
ブンブン首を縦に振るワタシ。
「じゃとりあえずテーピングしてサポーター巻きましょ。
 それで2週間ぐらい様子見て下さい。それでダメなら注射だな。
 言っときますけど、腱鞘炎の治療はしてませんからね。
 靭帯支えて自然治癒を待つって方法ですから」
テーピングとサポーターを巻いてもらい、
自分でもそのやり方を教わって病院を後にした。

駅まで歩く。全然痛くない。
方向を変える時にちょっとズキンとするぐらいで
まっすぐ歩いている分には足を引きずらなくても大丈夫。
へぇー、テーピングしただけで痛みが取れるって魔法みたい。
家に帰り、風呂に入ろうとサポーターやテープを外すと
また風呂までは足を引きずる格好になってしまう。
翌朝テーピングするとまた痛みは消える。
不思議だなぁ。
「2週間経って痛くなければもう来なくてもいいですよ」
と事も無げに言ってた先生。あなたは名医だ!!
コメント (5)
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