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風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

椿

2017-04-18 | 散歩


天気の良い日曜日。
ふらりと友人の台焼窯元へ出かけてみた。
当主は留守だったものの、
古民家風展示場の脇の見事な椿を鑑賞。







お茶の世界では椿は冬の花だけど
作り物に見えるほど見事な椿が満開だった。
ここいらでは春の花かな?
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下町散歩

2017-02-08 | 散歩
夜行バスで東京上野に着くのは早朝。
とりあえず24時間営業のファミレスに入り
(24時間営業の店がなくなったらどうしよう)
朝食がてら洗顔や歯磨きなどを済ませるが
どんなにゆっくりしていてもせいぜい1時間ちょい。
ってことで、先週金曜日は
天気も良く暖かかったから下町散歩を敢行。

まずは公園から。
カンザクラが満開に咲いている。



噴水のところではチューリップも満開だったけど
さすがにあれはどこかで咲かせて持ってきたんだよねぇ。



国立博物館前から奏楽堂横を通り上野桜木へ。





おなじみのカヤバ珈琲店や愛玉子(オーギョーチ)前を通り
谷中方面へと足を進める。



途中でこんなところがあった。
以前は見たことなかったから新しくできたのかな?
古い町並みをそのまま使ってリノベーションした一角に
雰囲気を残したままおしゃれな店が並んでいる。



ここはカヤバベーカリー。
カヤバ珈琲店の姉妹店だそうだ。
おやつ代わりに焼きコーンミニ食パンとコーヒーを。
美味しい(^^)





周囲はこんな感じ。



手押し井戸もある風景には猫がよく似合う。







いい感じだねぇ。
こんなところが花巻にも欲しいぞ。



言問通り沿いには
やはり古い長屋をリノベしたおしゃれな店が並ぶ。
古い建物には物語がある。
無味乾燥のビルなんかよりも、
手触りの暖かさが感じられるってのが良いところ。

この後、谷中銀座からへび道通って根津まで散歩したところで
残念ながら時間切れ。
湯島から御徒町まで出てアポイント先に向かったのだった。


おまけ



谷中銀座入口のこの店は
以前から1度入って食べてみたいと思っていた。
イラン、トルコ、ウズベキスタンというだけでそそられる(笑)
まだ入ってみたことはないが、この日は時間が早かったので
そのうちに(^_-)
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旧橋本邸

2017-01-18 | 散歩


ここは花巻の中心部。
上町商店街から市役所へ上がっていく
昔の登城路であった通称ひゃっこ坂の途中。
古き良き時代の面影を残す古民家がある。
目抜き通りのど真ん中にかつてあった
老舗呉服店大津屋さんの別邸だったところだ。
昨年から「賢治の花壇」と名付けた庭を
現在の持ち主が公開している。

今庭は雪景色で花壇は見えないが
この家そのものがとても味のある設え。
基礎や水廻りなど、
基本部分はリフォームしたらしいが
ゆがんだガラス窓の縁側や
細木細工の飾り障子、
細かい模様の入った飾りガラスなど
とても趣がある。









玄関を入ってすぐ
土間と屋内の間にある折りたたみ扉は
初めて見た。



寒さを遮断する北国の工夫なのだろう。

今回は慌ただしく見せていただいたが、
春になったら賢治さんが設計したという庭も含め、
ゆっくり見せていただきにまた伺おう。
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東京プチ散歩

2016-10-22 | 散歩
ということで、
「東京散歩学」を買った書店近辺で
この本に載っている辺りをプチ散歩してみた。
ちょうどここいらで時間ができたもんで。

まずは本屋すぐそばの護国寺。









すごい規模だねぇ。
大都会のど真ん中にいるとは思えないほど静かで
広大な敷地にたくさんの歴史的建造物。



鐘楼もその中にある鐘も江戸中期のものとのこと。



ここは大師堂。
大正15年に大修理を行ったらしいけど
もともとは元禄時代の建立だそうだ。
今も護摩壇が置かれ、護摩法要が行われているとのこと。


そのあと地下鉄で1駅乗り飯田橋へ。
いつも目の前は通っているけど、行ったことがなかった
神楽坂近くの筑土八幡神社へ。





ここもちょっとした丘になっている。
神楽坂自体もかなりの坂道で、ここはてっぺんに近いけど
ここから一旦ちょっと下がってからまた神楽坂上に至る。
ホントにデコボコした地形。
普段はなかなか気がつかないんだけどね。



社殿のある頂上はそんなに広くはないけど
ここもまた都会のど真ん中とは思えない静けさ。
小鳥の鳴き声だけが響いている。

本当は護国寺からぶらぶら神楽坂まで歩こうと思ったけど
この日はなんもかんも暑くてすぐ諦めた(笑)
気温ひと桁の地からいきなり気温25度の地に行くのは
本当にツライ(^^;
半袖の人たちもたくさん歩いているというのに
こちとら着ているものも冬物だし(笑)
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三ノ輪散歩

2016-05-23 | 散歩


いわば江戸前のもりそば。
三ノ輪の砂場本店にて。



壁際にはなぜかこんな本が。
実はこの本、ワタシもいまだに持っている(^^)



都電の駅である三ノ輪橋周辺はバラが満開。



こんな小さなお社にも趣がある。



こんな下町をぶらつく合間には
こんなお茶請けでコーヒーを。
都電パンケーキ(笑)
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石鳩岡

2016-05-08 | 散歩
花巻市東和町は素晴らしい景色の宝庫。
特に小山田地区の棚田の風景は
秋を中心にこれまでも何度かUPしてきたが、
更に奥の石鳩岡には行ったことがなかった。

国の重要文化財で、ユネスコ登録にもなっている
岳神楽、大償神楽の総称早池峰神楽は全国的有名だが
この石鳩岡に伝わる石鳩岡神楽は岳神楽の一番弟子。
大償系の土沢神楽とともに早池峰神楽の系統を
そのまま伝えている伝統ある神楽だ。
親である岳神楽同様、
石鳩岡も街からかなり離れ山に囲まれた小さな集落。



ここが神楽の本拠地である石鳩岡観音堂。
神仏混淆時代からといいながら、今はお寺に伝わる神楽だ。
江戸期に建てられたというお堂は風格もある保存建築物。
神楽殿も良い感じに枯れた建物だ。



こちらが本堂の主?





周囲の景色も素晴らしい。
写真が趣味の人は帰りたくなくなるねぇ(笑)





近くにはこんな水車小屋や小さな渓流も。
特別な観光資源として存在しているというより
ごく普通に日常の中に溶け込んでいる。



小さな稲荷のお社前にはニリンソウ。
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浅草神社縁日

2016-03-22 | 散歩




三社祭までもうあと2ヶ月だけど
浅草神社の縁日は別にあるんだねぇ。
この縁日は先週の土曜日。
いつものお江戸の祭風情だけど
なんとなく春を感じるから不思議。
春の祭ってのもいいもんだね。

神輿の担ぎ方については
ワタシも一家言を持っている(笑)
騒ぎゃあいいってもんじゃない。
若い人たちが多かったからね。
古くからこの地に住むベテラン達は
もう少し味のある担ぎ方するような気がするなー。
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川越

2016-03-18 | 散歩


小江戸と言われる川越初訪問。
電車の中から見える景色は花巻のソレと大差無く
「やっぱりこの辺まで来ると・・・」
と思っていたのだが、駅に着いてみると大都会。
失礼いたしました(^^;



まずは駅前から延々続く活気あり商店街に驚き。
ネカフェや漫画カフェなどのイマドキ施設があるかと思えば
老舗らしい個人商店のテーラーや芋菓子が名物の古い和菓子屋など
ごった煮状態で1kmほど続く。
(この「ごった煮」が後ほど川越のイメージとなった)
平日というのに人通りが多く、なかなか前に進めない。
夜の飲み屋街ならいざ知らず、昼間から客引きがいるのも衝撃。

商店街を抜けると、まず「大正浪漫通り」。







そして有名な観光地である「蔵造り通り」











これらの建物は、観光地として整備されている感じではない。
普通に残り、普通に生活の場となっている。
そのことにも驚き。



こんな建物が普通の家として使われ



こんな心遣いが嬉しくなる。

観光客目当ての店も散見されるが



こんな昔ながらの商売も。

江戸時代から残る建物もたくさんあったけれども
明治や大正時代のものもその間にたくさん残っていた。



そればかりじゃなく、懐かしい昭和な雰囲気も(^^)





ワタシが感じた印象は「小江戸」というより
江戸~明治、大正、昭和がごった煮状態で残る町。
それはそれでとても面白い。
観光客が多いからといって迎合することはない。
普通の暮らしの中に古いものが残っている方が楽しいと思うよ。
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2016-03-04 | 散歩


東京では木蓮も咲いてます。
昨日は暖かい日差し。
春です。
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木槿

2015-09-01 | 散歩


夏の茶花も季節外れの寒さに震え
霧雨に濡れながら凛と咲く。
茶の湯にハマるきっかけになった
小説「利休にたずねよ」の中で
印象的に扱われている花だが、
自分的にはこの花は
茶室にはちょっと華々し過ぎると感じる。
庭先でほんのり咲いてる方がいい。
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高村山荘

2015-08-25 | 散歩
打ち合わせのために訪問。
ここは詩人で彫刻家の高村光太郎が
疎開から晩年の隠遁生活を送るために住んだところ。
亡き妻智恵子を悼んだ展望台もある。







トイレに刻んだ「光」の文字。
裏から(トイレの中から)見ると
鮮やかに光が差し込んでくる。



周囲は自然がいっぱい。





ヤマボウシも赤い実をつけていた。



ということで
打ち合わせ後はひとりおやつを。
巨峰のソフトクリーム(^^)

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黒田清輝記念館

2015-07-20 | 散歩




外がどんなに暑くても
中はひんやりと静謐な空気。
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花巻散歩 vol.1

2015-07-11 | 散歩
今回は鍛冶町~上町~双葉町。
車から降り、歩いてみると様々な発見があって面白い。



まずは鍛冶町のランドマーク如来堂。
「如来さん」の愛称で親しまれているお寺で
国の重文となっている如来像が安置されている。







ここは宮沢賢治さんが産まれた時に産湯に使ったという
賢治さんご母堂の実家、宮沢商店さん(通称「宮善」)にある井戸。
今も手入れがされていて、満々と水を湛える。



宮善さんにはこんなオシャレな蔵も。
ここでカフェなんかやったら結構人気になりそうな感じ。





鍛冶町から、花巻の中心上町へ。



境目の角にはなんとこんな自販機が。
今の今まで気がつかなかったなぁ。
歩いてみたからこその発見。



ご存知マルカンデパート。
展望台食堂が全国的に有名・・・ソフトクリームだけじゃないぞ。



旧井形酒店の建物。
残念ながら、空襲の痕が残っていた蔵は取り壊された。



密かに話題の謎の壁画。
ハンプティダンプティとロートレックのコラボ(笑)





花巻の夜の繁華街、双葉町。
最近この辺うろついてないなぁ・・・。
角の松田ビルは先月話題になった恵比寿ビールのwebCMに登場。



そのCMでは娘さんがお父さんのためにここでビール買ってたね。
酒屋さんの隣の夜来香は餃子で有名。

双葉町から鍛冶町へ戻る。







古い建物がまだまだ残る鍛冶町。
下の写真はだいぶ前に廃業してしまった銭湯。
まだこんな風情が残っている。



同級生が跡を継いでいる染物屋。
県内では名工として認められ、全校的にも工芸展に出品しているが
会えばゆるゆるで気の置けない友人。いいヤツだ(^^)



商店街のど真ん中を通る東北本線のガード。
単線で電化されていなかったころから残る貴重なものらしい。

歩くからこそ発見がある。
「花巻散歩」は3回シリーズの予定だが、
次回、吹張町~末広町~駅前大通りの散歩がいつになるかまだ未定(笑)
3回目は坂本町~一日市~四日町を歩くぞ。
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東京 下町

2015-05-18 | 散歩
浅草や人形町、谷中に千駄木、根津あたりは
下町観光スポットとして知られ
スカイツリーで有名になった押上、錦糸町辺りも含めて
下町散歩の方々や観光客がとても多い。

・・・が、それらの街以外にも
地域民のコミュニティが残るディープな下町がたくさんある。
荒川区から台東区にかけての
南千住~三ノ輪~千束~吉原辺りもそのひとつ。
千束~吉原あたりは江戸時代からの歴史を包括する街、
南千住~三ノ輪あたりは昭和な町並みが並ぶ。
近くのお年寄りを中心とした地元民で賑わうアーケード商店街。
路地に並ぶ小さく古い家々の前を飾る鉢植え。
今も唯一残る都電のチンチン電車。
まるで映画のセットのようだ。











昭和な喫茶店であんみつをいただき
またぶらぶらを続けると、古いお菓子屋を見つけた。
こういう街にはカフェなんてシャレたもんは似合わないよね(笑)
あんみつやすあまや柏餅じゃなきゃ。







吉原は今も風俗店などが並んでいるけど
その片隅には昔からのお社やお寺などが残る。





例えばここは吉原弁天さん。
昔の遊女たちや遊郭の主人たちからの信仰をあつめ
不幸にして亡くなった娼妓や関東大震災時の犠牲者の慰霊碑もある。
そういえば関東大震災で亡くなった
身元が分からない遊女たちの遺体が投げ込まれたという
通称「投げ込み寺」もこの近く。

この日は浅草三社祭や南千住の素盞雄(すさのお)神社の天王祭が近かったので
神輿の準備をしている人たちをあちこちで見かけ
ポスターも色んなところに貼ってあった。
地域古来の生活慣習や伝統が守られているのは
もしかすると地方より東京の下町の方かも知れないねぇ。



下町と言えば、やっぱり猫(笑)
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GW中の風景

2015-05-11 | 散歩
遠出はしなかったが
家の近くを車でぶらりぶらり。



まずは円万寺観音堂へ。
神仏混淆のお寺と八坂神社がある。
ここはわれわれの神楽の流派を代表する
円万寺神楽の本拠地。



歴史的建造物である古いお堂が鎮座している。



ここからの景色が絶品。
特にこの季節は水田に水が張られ
ぽつりぽつりと点在するエグネ(屋敷林)が島みたい。
千葉から車で観光に来たという初老のご夫妻も
ため息をつきながら眺めていた。



続いて高村山荘へ。
戦中に疎開してきた彫刻家&詩人の高村光太郎が
昭和28年までひっそりと晩年を過ごした
山の中の庵がある。
最近近くに高村光太郎記念館が新たに出来たので
それを見に行ってきた。
新記念館が話題となったためか
いつになくたくさんの観光客だったよ。
駐車場は他県ナンバーばかり。

写真の景色は智恵子展望台から。
ここに住んでいた当時、光太郎は時々ここから
亡妻智恵子の名を呼んだと言われている。



そこからしばらく走り
北上の夏油(げとう)温泉手前にある瀬美温泉へ。
温泉には入らず、渓流の音を聞きながらしばし昼寝(笑)
極楽、極楽(^^)
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