吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ペット犬猫が飼えない私の小心

2012年06月09日 | Weblog
ずっと昔、犬やヤギを飼っていた。ウサギやシャモなどもいた。早朝まだ日の出にならない山奥で捕ってきたメジロやヤマガラもいた。半世紀以上も前の田舎でのわたし少年のころだ。小学校へ入りたてのころの自分は、隣のお兄ちゃんに教わりながら、犬小屋やウサギ小屋をつくった。山麓の竹や篠をとって来て、メジロやヤマガラの鳥かごをつくった。

その自分が、都会にあって犬や猫が飼えない。幾度か子どもたちのリクエストがあったが、この50年わが家では犬や猫を飼ったことがない。郊外暮らしを始めた40年ほど前、よく近隣の犬や猫の襲撃を受けた。散歩や通勤の道でイヌの糞を踏んだ。自分以上に当時幼稚園の息子がよくイヌのフンを踏んだ。クサイ、始末が負えない。すれ違う近所の人々は、笑顔でイヌの散歩をしている。ほとんどの方々は、フンの始末用の小さなバックを携帯している。

わずか50坪ほどの郊外のわが家は、建物の周りが小砂利で芝庭の外回りは花壇になっていた。ほぼ毎日のように、ネコが糞や尿をしていく。ネコがそうしやすい環境だったのかも知れない。取っても、掃除しても、洗っても、土や小砂利を入れ替えても、またネコが用足しする。週末の多くは、ネコのフン探しやその始末になった。そして、引っ越しした。いまは、都会の真ん中の小さなマンションに暮らしている。3人の子供たちは独立し、夫婦二人のマンションぐらしだ。

マンションだからと言って、犬猫の襲撃が皆無というわけではない。通勤に往復するアスファルトの道路にも時々イヌの糞がトラブルするのだ。わたしが抱かえるトラウマがつづく。自分がどうしてもペット犬猫が飼えないトラウマなのだ。たまには、このような自分の小心をブログしておくのもいいかと、キイボードをたたいた。
コメント
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