たまたま、市の広報誌を見ていたら「東京2020オリンピック聖火リレートーチ」の展示が市庁舎で行われていると知り、ならばと散歩兼で見に行くことにした。でも、昼食後にTV録画を見ていたら眠くなり、昼寝から起きたら午後3時すぎ。この日の展示は午後4時までらしいので、あたふたしながら出かけた。
会場には30人ほど並んでいて驚いた。子供を連れた家族。オタクっぽい若者。前回の東京五輪も見たことがありそうなご老人。様々だ。
展示の場所は、画像を記録するには残念な場所だった。屋根ありの屋外。アクリルのケースへの背景の映り込みがクッキリ。
なので画はトーチの周りをボカすことにした。上部の色が異なるように見えるが、反射のせいだ。全長71センチ。重量1.2kg。色は桜ゴールド。アルミニウム製。
TOKYO2020の刻印とマーク。
上部は10枚の翼が付いて、2枚が徐々に内側に丸くなる。
それが上から見るとサクラの花のイメージになっていた。
近くには、1964年の東京オリンピックのリレートーチも展示していた。ただ、2020版と違ってむき出しで扱いが違いすぎる・・・。
係りの方に「このトーチはどちらから?」と聞くと、当時市内では4人の走者がいて、それぞれに使ったトーチがプレゼントされたようで、その内の1人からお借りしたという。ということは全国にかなりの数の1964年リレートーチがあるわけだ。
当時は、火種の継続時間の関係でトーチのリレーではなく聖火の炎をリレーしてつないだ。もちろん、来年予定のリレートーチは、トーチをリレーする。
以前のものと、だいぶ、品質が違いますね。
オリンピック、11月中には、中止が発表されます。中止が決まっているのですが、かん口令が引かれているようで、報道機関も知らないふり。
出番を待っている聖火リレートーチ。
今また流行の兆しを見せているコロナ
ウイルス。心配されるけど、きっと
人々の手によってリレーされると信じ
ましょう。
“幻の”という冠言葉がつくようになったら、それはそれで「ヤッター!見ておいて良かった。」になるかもかもしれませんね。