首都圏の鉄道・バスで利用できる便利なICカードに、Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)がある。
カチャってみると、Suicaがスタートしたのは2001年(JR東日本管内から)から。通勤者なので当初から定期券としてもSuicaを使っているが、もう14年経つわけだな。
当初はJRだけでのみ使用できたが、今では、ほとんどの鉄道・バスで利用できるようだ。
切符を都度買うことは無くなり、チャージが当たり前になった。チャージ残高が少なくなり、かつ出かける用事がある時にチャージしておく。あるいは、降りるときにチャージ&清算だ。
チャージをする時に領収書発行について必要かどうかを選べるが、領収書はもらうようにしているのでもれなくボタンを押す。
さて、8月8日頃だったかな、サイフの中にたまった領収書を見てオヤッと思い、写真も撮っておいた。
左から、JR東日本、東京モノレール、つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)、メトロ(東京地下鉄)。みな微妙に色を変えているんだな。(↓クリック大)
JRとモノレールは「領収証」で記載内容や文字の配置が同じだ。つくばエクスプレスも「領収書」だけどちょっと似ている。
色の違いは、全面に印刷された模様も影響しているようだ。(最近見ていないけど切符にもこんな模様があったように思う。)
拡大してみる(さらにトリミング。写りがよくないけど、そこはガマン)。
・JRは「JR」の文字があり、その周りを幾何学的な模様がある。
・メトロは、いつの頃からか導入されたメトロのマークが配されている。
・モノレールは・・・何だろう「PJR」の文字を、「てつどう」がドーナッツ状に挟んでいる。
・つくばエクスプレスは、書体がちょっと違うけどモノレールと同じだ!?
こういうの、知っている人には当たり前なのだろうけど、私は初めて見た。「PJR」ってどういう意味なのだろう?調べてみた。
山口証券印刷(株)のWebサイトによると、「~乗車券の下地に施される字模様※PJR地紋(旧地紋)は乗車券の基本であり、昭和初期に弊社で制作されたものです。また、昭和26年頃には私鉄用として、当時の国鉄に了解を得て国鉄の地紋の「こくてつ」を「てつどう」と替えて弊社が制作し「新地紋」と名付けて現在も使用されています。※PJR=JAPAN PRIVATE RAILWAYの略(私有鉄道)」とある。
つまり、元々国鉄の乗車券で利用していた地紋・用紙を、私鉄各社でも使えるように共同で買ったか借りているわけだ。大手私鉄でもPJR地紋を使っているようだ。
それで、モノレールやつくばエクスプレスは、乗車券に使われている地紋様を領収書にも使っているということだな。な~るほどだ。
ところで、JAPAN PRIVATE RAILWAYの略であれば「PJR」ではなく「JPR」ではないの?調べていると同じ疑問の記載が散見される。
これについては、あるブログに昔の硬券の頃の切符の画があり、字紋様は「JPR」だ。正しい表記はJPRで、軟券の方はロゴマーク的に「J」を真ん中にデザインした・・・という記述があった。
エッ!?へぇ~×2じゃなくて、ガッテンですか~。
いやあ、感心しました。
KAEDE さんて、前からこういうところがあるとは思っていたけれど、すごいなあ!
おもしろく読ませていただきました。
PJR の件ですが、JAPAN という大切な言葉のJを大きくまん中にして、PRで囲んだのでは?
まぁ、それはともかく、お褒めていただいてますよね、ありがとうございます。
JPRは、やはりJを真ん中にしたほうが見た目まとまっているように思えます。
ウルトラマンのスタンプラリーとか…、あれもすごい記事だったような…。
ん~時々ですけど、気になると気になって何かしらの納得を得たいような・・・。
でも、結果的に自己満足かな~。それも普通のことですよね~。