火の見やぐら(櫓)は、いうまでもなく早期発見、消防団の招集、町内への警鐘の発信などに使われていた見張台であるが、現在では、番人が常駐することはなく、使われていたとしても主に半鐘(orサイレン等)を鳴らしての消防団の招集や火災予防運動期間中の防火広報など各種警報の発信、使用したホースの干場・・・。
さて、8月7日に巨樹を見に行っていた時のこと、繁った緑をバックに白い鉄塔が浮き上がっていた。
火の見やぐらだった。ついつい…というか、ふらふら…というか近づいていった。
ペンキ塗りたて!?なのかキレイな火の見やぐらだ。
やぐらの下には、消防用具を入れておく小屋があった。4本の鉄柱ギリギリに作られている。軒先を柱が貫いているように見えた。
見張り台には無くてはならぬ半鐘。
写真をよく見たら、8角形の屋根の先には8個のフック。やはり、ホースをかけるため!?
それにしても、火の見やぐらは郷愁にかられる・・・ような雰囲気がある。
でも息子に火の見やぐらと半鐘を知っているかと聞いたら「知らない」と。写真を見せても「どこにあるの?」。そういう時代なんだね。
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