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因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2021年2月気になる舞台と俳句の予定

2021-02-01 | お知らせ
 緊急事態宣言延長の可能性高く、勤め先ではもっとも緊迫する時期を控え、派遣業者からも不要不急の外出を避けるように通達がありました。予定確定、配信視聴も含めて2月の観劇は以下の通りです。
*オフィスコットーネプロデュース 第31回下北沢演劇祭参加作品 ジャン・ポール・サルトル作 岩切正一郎翻訳 稲葉賀恵(文学座/過去記事12)演出 『墓場なき死者』…第二次世界大戦末期、ドイツ軍占領下のフランスで、ドイツに協力しているペタン政権派の民兵とレジスタンスの兵士たちの攻防を描く。非常にハードな内容に気おくれしそうだが、昨年1月のTriglav公演『ハツカネズミと人間』こちらと、よろしかったらこちらも)でスリムを演じた阿岐之将一の出演が楽しみに。
*山の羊舎 第9回公演 別役実作 山下悟演出『メリーさんの羊』…中村伸郎から三谷昇に引き継がれた男1役を、三谷版で男2を演じた山口眞司(演劇集団円)、男2を加藤頼(劇団俳優座)、女1は白石珠江(民藝)の座組となる。本作にはことさら思い入れ深く、上演記録を見るとなおさら…。
*劇団民藝公演 三好十郎作 田中麻衣子演出『地熱』…三好十郎が少年時代に故郷の佐賀で出会った人々を描いた作品。新鋭の田中麻衣子は民藝初演出となる。田中演出の舞台は2018年秋、新国立劇場研究所発表会の『トミイのスカートがミシンからとびだした話』観劇の記録あり。
*第1回 T Crossroad短編戯曲祭 「2020年の世界」…劇作家カンパニーであるティーファクトリーが、本公演とは別に劇作家交流の場、観客が戯曲を身近に親しむ場として始めた企画で、川村毅の新作を含めて劇作家23人!による新作戯曲26本を連続上演する。プログラムはAからFそれぞれ3本から4本の上演に加え、リーディングプログラムも2つという盛りだくさん。
*二月大歌舞伎…十七世中村勘三郎追善狂言として、勘九郎七之助兄弟、勘九郎の子息勘太郎長三郎兄弟が顔を揃える。こんなに早く勘太郎の子獅子を観る日が訪れるとは。

 先日句友とお会いした際、昨年2月の演劇人句会以来であることを確認して、お互いびっくりした。兼題はもう春の季語となる。
*かさゝぎ俳句勉強会…枕詞「あおによし」「しらなみの」、季語「梅」
*十六夜句会…「薄氷」、「はこべ」
*金星句会…「立春」「若布」
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