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因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

因幡屋6月の観劇と句会

2015-06-01 | お知らせ

 芝居をとるか、句会をとるか。それが思案のしどころになりそうです。
城山羊の会プロデュース 『仲直りするために果物を』
 作者の山内ケンジは、昨年の『トロワグロ』で第59回岸田國士戯曲賞を受賞した。自分は、昨年秋放送の『深夜食堂3』で謎めいた興信所職員を演じた石橋ケイが気になっている。
六月大歌舞伎
 「新薄雪物語」が昼夜にわたって上演されるのはめずらしいことらしい。知人によればぜひとも昼と夜りょうほうを、どちらかを選ぶとしたら夜の部を・・・とのことである。
*グループる・ばる公演 『蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~』
 あちこちの公演でひっぱりだこの長田育恵(てがみ座1,2,3,4,5,6,7))の新作を、マキノノゾミが演出する。
 現代詩の長女と言われた詩人の茨木のり子の知られざる一面を描いたものとのこと。
*文学座公演 『明治の柩』
 宮本研。これまた勉強していない劇作家の作品だ。日本公害史の原点とも言える足尾銅山鉱毒の奇跡を描いたもの。
*絵本演劇ユニット ブーフーウール第四回公演『たっくんの出会った鬼』
「読み聞かせでも、朗読でもない。新しい絵本の楽しみ方」を探求する演劇ユニットの新作公演。このユニットは、劇団キャラメルボックスの俳優である石川寛美が2011年12月に設立したもので、子どもの想像力やコミュニケーション能力を育てることも目的とした、いわば情操教育の一環を担うことも目的にしている。
*劇団民藝公演 『クリームの夜』 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16
 文化庁のイギリス留学から帰国し、『The River』の演出や、劇団銅鑼に描き下ろしの『父との旅』が記憶に新しい青木豪の新作が民藝でお披露目となる。

 句会の予定と兼題は以下のとおり。
*本部句会 「溝浚へ」(みぞさらえ)、「空梅雨」
*金星句会 「青簾」(あおすだれ)、「露台」 
 さて句会をとるか、芝居をとるか・・・。

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