草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

グローバリズムを推進する日本の「サヨク」を嗤う!

2012年11月21日 | 政局

 私があえて「サヨク」と書くのは、日本に本当の左翼がいないからだ。カタカナの「サヨク」が大半なのである。民主党や朝日新聞に巣食っている連中は「サヨク」であって、左翼ではないのである。ヨーロッパの左翼であれば、グローバリズムを徹底的に攻撃するのに、日本の「サヨク」は見解を異にする。歴史には必然の流れがあって、それに逆らうのは「守旧派」と決めつけるからだろう。私などは耳にタコができるほど、進歩的文化人と呼ばれた者たちの、御託を聞かされたものだ。自我が確立されていないのが日本人であるから、そのせいもあって、欧米に後れを取っているのだそうだ。日本の「サヨク」だけがどっかずっこけているのだ。一握りのエリートが裕福になる社会を、国民が待望するわけがないからである。民主党やみんなの党、さらには日本維新の会が、TPPへの交渉参加に賛同の意を示しているのは、左翼でなくて「サヨク」だからであり、民衆の生活など、どうなってもいいのだろう。自民党の安倍晋三総裁は、国家として身構えることで、グローバリズムに与しない方針を明らかにしている。それに対して、国家エゴだとの批判が出ているが、自国の利益をないがしろにする方が問題ではなかろうか。また、安倍総裁は本格的な財政出動をやろうとしている。景気の回復と雇用の確保に取り組むためには、内需拡大しか手がないからである。一時的には大きな政府になるが、経済の動きを見ながら処方箋を書くしかないのである。私が知りたいと思うのは、左翼の側からの経済対策である。間違っても、小さな政府とか財政再建優先ではないはずだ。

 
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3 コメント

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Unknown (戦後世代は「昔はよかった」というけれど)
2012-11-21 18:47:24
東京新聞を読んで、国際コミュニズムという共産思想を若い時期に己の脳みそに仕込んでしまったロートル世代は、21世紀のグローバルの意味がわからず混乱し、鎖国思考になって、新しい現実に太刀打ちできなくなっている。

それよりも今は、日本国の国家という概念を保持しながら、アメリカの代わりに世界経済を担う責任が日本に到来している。
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Unknown (日本を孤立化させる狭量である)
2012-11-21 20:30:03
日本のためといいながら、日本を世界から孤立化させる狭量であるし、TPPに反対する者は中共である。

なぜなら、中共にとってTPPは都合が悪いからである。
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Unknown (大きな政府を嗤う)
2012-11-21 21:02:17
富者と貧者の間に政府がかかるから、余計な出費となるのだ。そうした余計な口利きを懲りずに続けて税金をばら撒き赤字を増やし、これまた懲りずに増税して大企業をつぶそうとするのだから、自分が一番のサヨクの石頭。

金持ちは政府の介在なしに弱者を救うべきだ。
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