ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

社のえべっさんー佐保神社境内の恵比寿神社で 

2018年01月10日 04時58分41秒 | Weblog
 

 9日、10日、加東市内ではえびす祭りが行われます。9日、社の佐保神社でも境内にある恵比寿神社で社えびすの宵えびすが行われ、多くの参拝者で賑わいました。準備の前日は雨が降り、関係者の皆さんは大変だったと思いますが、9日の早朝に佐保神社にお参りすると、吉兆売場などのテントや福引きの景品引き渡し所、古い吉兆、神札の納め場所などが拵えてありました。
 境内にある恵美須神社は、『佐保神社誌』によれば、享保年間(18世紀前半)に山氏神社(加東市社)の鳥居前から移転されたとあります。
 社殿の脇では、2人の巫女さんが参拝者に御神酒を接待してくれます。ここで参拝の人々は御祭神の蛭子命の御札(紙札、木札)を求め、店に並んだ吉兆や当たりシールを楽しみに福飴(今はチョコレート)を買ったり、ガラガラ福引きをして運試しを楽しみます。時折り、大当たりの鐘が境内に鳴り響きます。
 寒風の吹きすさぶ中、商店連合会の諸行事委員会の皆さんがうどんやポテトフライや温かい飲み物などの店も出して賑わいを盛り上げました。
 9日は午後4時から、10日の本えびすでは午後3時から恒例の福入り餅まきが行われます。
 私も恵比寿講の一員ですが、講員は減るばかりで、若い頃には8年に一度当番が回ってくるというので、次に回ってきた時のために、お供え物やお祭りの段取りなどを忘れないように写真などで記録したものですが、今は忘れる前に当番が回ってくる感じです。
 
 
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